2010/03/05

空港バスで姫路へ

伊丹空港から姫路にいく場合には、かなりいろいろな方法があると思われる。大阪に出てから姫路方面に移動するということもありだろうし、直接バスやタクシーで移動しちゃうというのもあるだろう。神戸あたりにいくのとは少し異なり、姫路は兵庫県の比較的西のほうに位置するので、いずれの方法でもちょっと時間が掛かる。

一番楽していける方法としては、空港バスで姫路駅まで一直線でいくのが一番いいだろう。空港ターミナルからバスに乗って寝ていれば姫路駅前までいくことが可能だ。80分で空港と姫路の間を結ぶというお手軽さはあるが、しかし値段が2,100円と少し高い。

値段だけを考えると電車を乗り継いでいく方法が一番安いだろう。一番安くいけるのは、空港から大阪モノレールで蛍池まで行き、そこから阪急宝塚線で十三までいき、巨大な駅の十三駅で同じ阪急電車の神戸本線に乗り換えて三宮まで行き、さらに三宮からJRに乗って姫路に行くということだろう。上記に書いただけでも、その乗り換えの不便さは腰砕けになるようなものだ。おまけにこれだけ乗り換えや待ち時間などがあるので、約100くらいかかって到着する。バスより時間が掛かる。でも、値段は1510円でいけるので、値段と時間のトレードオフだろう。

さらに姫路は新幹線の停車できる駅でもある。となると、せっかくだから、新大阪から姫路まで新幹線を使えば早いのではないかと考える人もいるだろう。新大阪までに行くには、20分で直通運行している空港バスを利用するか、それとも大阪モノレールで千里中央まで行き、そこから地下鉄御堂筋線(正確には北大阪急行線)で新大阪まで行くという2通りがある。楽なのは空港バスだが、道路事情によって時間は変わってくるという不安定さはある。時間の正確性から言えば、乗り換えはあるが35分でいける電車で新大阪まで行くのがいいだろう。そして新幹線にのりかえていくとするが、のぞみに乗っては姫路は止まらない。新幹線もそんなに頻繁に走っているわけじゃないから時刻表とにらめっこしていくべきところではある。トータルコストとして4480円もかかるのは仕方ない。ただし、時間正確だし、80分でいけるというのをどう捉えるかで利用度を考えればいいだろう。

上記のことから、本数は少ないが便利さから考えて、姫路まで行くには空港バスを利用することにした。空港バスの出発時間に合わせて、フライトスケジュールを組んだつもりだが、もともと羽田から大阪行きの飛行機は、ANA/JALが30分交代で運行しているので、とても便利である。全部手荷物にしてしまえば、飛行機から降りた後、そのまま空港バスのところまで歩いていけばいいのだから、乗り継ぎ時間をあまり考慮する必要もない。ただし、降りたらトイレに行きたいというような欲望を満たしたいのであれば、それなりに時間に余裕をもって行動したほうがいいだろう。

ちなみに、姫路行きのバスは、神戸行きのバスと同じ乗り場になっており、神戸行きのひとたちは乗客数がとても多いために、間違って並ぶと大変だ。姫路行きのバスはそれほど混んでいるわけじゃない。あと、途中に停車する場所はあるのだが、これらはすべて高速道路の途中の駅であるため、こんなところで乗り降りする人はかなり少ないことが予想される。途中に高速道路を通ることにより、姫路が遠くに思われても、実際には早く到着できるのはありがたい。

しかし、高速を下りた後が遅い。結局市内の混み込みゾーンを経由していくから、運が悪ければ、高速を下りたあと、ほぼ全部の信号に引っかかり、なかなか駅に到着できない。これがかなりイライラする。ただ、駅に近づいてくると、進行方向右手にあの姫路城がドドーンと聳えているのが見えてくるので、それを見つけると、あーっ、姫路に着いたんだーと感慨深くなる。だから、できれば、姫路に向かう際には右側に座ることをお勧めしたい。

なお、姫路駅は、山陽電車の駅ビル前にあるバスターミナルに到着する。空港に行くバスも同じところから出発し、事前に乗車券を自動販売機で購入する。ただし、この自動販売機は、なぜか複数枚を同時に購入できるような仕組みになっていないので、複数人分を購入する際にはかなりうっとうしい。それに、人間のいる窓口もあるのだが、空港行きのバスのチケットだけは、なぜか「自動販売機でお買い求めください」と丁寧に断ってくる。うーむ・・・嫌な感じだ。

空港バスの時刻表
http://www.okkbus.co.jp/timetable/unchin.cgi?rosen=itm_hmj&mode=

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