2012/05/21

チーズの店(アムステルダム)

オランダと言えば、風車と木靴とチューリップとチーズ。どこにいってもチーズを作っているかというとそういうわけでもないのだが、やっぱりオランダの中でもゴーダのチーズは有名だ。「トムとジェリー」に出てくるような穴あきの固いチーズという原形は、このゴーダチーズである。そして、日本だとチーズはだいたいケーキのように1/8とか、四角で売られているのが多いのだが、ゴーダチーズの場合は、カーリングの球のような形でどこに行っても売られている。そして、なんといっても味付けによって包装しているカバーが違う。地元のひとにとっては、赤色だったらなんとか味、緑色だったらなんとか味っていうのをもう知っているんだと思うのだが、観光客にとっては、それがどういうものか、また何色のものがあるのかというのを全く分からない。

やっぱりオランダはチーズ天国であるくらいなので、専門の店もちゃんとある。街中にもあるのは当然だが、スキポール空港の中にも専門店が存在しているので、街中で買うのを忘れたとか、乗る寸前になってチーズを食べたいなーというのであれば、空港で買ってしまうのも良いだろう。が、検疫として空港で売られたものを、成田や羽田に持ち込むことができるのかというのは良く知らない。黙っていればわかんない?!

しかし、チーズ専門店の店にならんでいるチーズの束をみると、その圧巻さにはド胆を抜かされる。ブルーチーズのように「うわっ、チーズ臭い」というようなことはチーズの店では感じることは無い。そんなに臭いがきついわけじゃないからだ。だが、それでもチーズが苦手なひとにとっては、微妙に臭ってくるチーズの臭いで吐き気を催すというのもあるだろうと思う。

パンにつけて食べるのも良いし、料理に使うのも良いし、酒のつまみにしてもいいのがチーズ。保存食としてチーズはいい食用素材だとは思うのだが、個人的にはとても苦手。あんまり好んでチーズを食べない。なにかにチーズが使われているというような料理だったら、食べないことも無い。だって、ピザは食べるし。ただ、塊としてチーズだけ皿に転がっていて、それをさぁ食べてくださいというようなものだと、なんで食べなくちゃいけないのだ?とおもう。

ちなみに、チーズは専門店もあるし、スーパーでも似たようなおき方をして売られているので、どこで買ってもそれほど変わらないのだろうと思う。やっぱり一番良いのは、作っている本場のゴーダへ出向いて、そこで買っちゃうというのが良い記念になるのではないだろうか?そういえば、チーズというのは、ワインみたいに長く寝かせていたらいいというようなことはあるんだろうか?プーアル茶の場合は、長く発酵させていたほうが断然値段が高いし、風味が増すので美味いのだが。このあたりのチーズ好きの人は教えて欲しい。

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