2015/08/01

ビアホール・ランチョン(神保町)

 
神保町の洋食屋といったら、神保町駅からすぐ傍に存在する「ビアホール・ランチョン」を上げるひとは多いことだろう。この店は明治時代からの創業であるため、昔から神保町に来ている人にとっては大変馴染みのある店としてとても有名である。そういうことから、客層としては若い人というより、昔から神保町に通っているひと、近所の人、年配の人というのが多く見られる。それだけ長くこの店はいろいろなお客さんに愛されている店なのだろうと思われるし、自分が今回昼ごはんとして行っている間も、ひっきりなしに客足が続いていて、人気の店であることはぜんぜん変わらない。こういう昔ながらの店が消えていって、新しい小洒落た店ばかりが増えてくるのは、一般的にはいいのだろうが、ここ神保町に至ってはそうなってほしくない。昔ながらの神保町で居てほしいというのは、個人的な考えか。

夜になると室内ビアホールになるので、サラリーマンの絶好の飲み場になるのはわかっている。が、居酒屋と違って、ちょっと気取った飲み会というときには使うのがいいかもしれない。浅草にある電気ブラン発祥の店である「神谷バー」のレストランと同じだと思ってもいいだろう。

昼ごはんとしてきたことはそういえば無いなーと思いつつも、今回は昼ごはんを食べるためにやってきた。頼んだのは昔ながらの「はやしライス」。本当は、洋食屋さんらしい、肉をあげたものとかフライなどのセットメニュにしようと思ったのだが、今回は趣向を変えてみてハヤシライスにしてみた。これがまた美味かった。日比谷公園にある松本楼のハヤシライスも美味いが、ここのハヤシライスも絶対食べてみてほしい味わいだ。
店内は昭和の香りがするインテリアになっているので、古めかしいのが好きな人はいいだろう。なんといっても、建物の2階にレストランがあるが、この2階にあがるまでの階段がまたロマンチックで味わいがあるのでぜひ堪能してほしいと思う。

神保町ビアホール・ランチョン
URL : http://www.luncheon.jp/
住所:東京都千代田区神田神保町1-6-2
電話: 03-3233-0866
営業時間:平日 11:30 - 21:30
          土曜 11:30 - 20:30
定休日:日曜・祝日

0 件のコメント: