台湾では今一番人気があるグループ「飛輪海」の写真が出ていることは以前から知っていたのだが、日本で入手するのはとても困難だったので、台湾に行く機会を作って買いに行ってみた。別にこの写真集を買うためだけに行ったわけじゃないのだが、ちょっとだけ休みを貰うことが出来たので、その休みを使って、馴れている台北に遊びに行った「ついで」である。
この写真集は本当は台湾で一番大きなチェーン店である「誠信書店」で買おうかと思っていたのだが、台北101のあるエリアにできた一番大きな書店はレコード屋も併設しており、そちらのほうで先にCDを見ていたところ、偶然写真集も見つけてしまった。写真集はあまり大きくないのだが、4人のそれぞれの魅力をたっぷりと載せている物なので、ファンとしてはもう涎ものの写真集になっている。別のところでも書こうと思っていたのだが、がきんちょグループである「棒棒堂」のほうの写真集もついでに買ってのだが、どちらも撮影場所が「沖縄」となっているのが気になる。
台湾人にとって日本で撮影するというのは、どうやらちょっとしたステータスになっており、日本人がハワイやグアムで写真集を作るのと同じようなものらしい。台湾から一番近い海外リゾートである沖縄は、結構台湾人にとっても人気がある場所であるし、台湾人歌手・俳優・女優にとっても日本人にあまり知られていないという安心感と、リゾートという2つの用途のために沖縄は結構使われているらしい。
その写真集を見て思ったことがある。載せている順番なのだ。いちおう飛輪海のリーダはJIROなのだとおもうので、JIROが一番最初に掲載されてもいいと思うのだが、やっぱり飛輪海の中で一番人気があるのが呉尊であるために、呉尊が一番最初に載せられている。正確に言うと、4人全員が一緒に映っているフレームのあとに個人個人のページが出てくるのであるが、その最初に出てくる登場人物がJIROではなく呉尊だということである。そのあとにJIRO、一番若い亞論がきたあとに、一番印象の薄いCALVINが載せられている。この順番を見ると、なんとなく飛輪海の位置関係がわかるような気がする。
さて、一人ずつの写真構成についてみてみることにしよう。やっぱり気になるのは呉尊の右肩にある刺青だろう。中国系の人間にとって刺青は、男らしさの象徴を意味するようなものなので、結構ふつうのひとでも刺青をしている人が多い。特に南のほうに住んでいる中国系の人間にとっては、刺青は「普通」のことのようだ。ブルネイ生まれの王子にとっても同じことで、日本人感覚で「刺青をしているのは俗悪的な人」とか「刺青をしている人は奴隷の象徴」と思っているのとは全く違う。台湾人も現代台湾人は刺青に対して否定的なのだが、原住民系の人はいまでも刺青を男らしさの象徴として入れていることは豆知識である。刺青に対する文化的な違いは、台湾と、マレーやシンガポールのような南部系のひとたちとは結構考え方が違うらしい。したがって、現在台湾で活躍している呉尊も、あまり刺青がある肩の方を極力見せないように写真に写っているのは注目的だ。刺青に対して気にしない地域に出版される雑誌類に対しては、刺青のほうの肩が見えることに対して全然抵抗感が無いらしい。でも、あの顔であの刺青はセンスが無さ過ぎると思う。南部系の中国人がかつてイギリス人マスターの下で苦力として働かされた文化的な流れを汲んで、それをファッションとして残すことにしている人たちの考えも分からないでもないが、やっぱり現代人にとっては不気味何者でもない。
JIROの部分については、JIROの男らしさを十分にアピールしている写真集に仕上がっていることは間違いない。しかし、JIROのあの常に獲物を狙っているような顔つきは、ファンなら興奮するものだろうと思われる。個人的にはどうでも良い。もっとどうでもいいとおもったのは、CALVINだろう。一番の優等生のCALVINだが、一番印象がない存在だとおもう。優等生過ぎることと、他の人たちのキャラクターが濃すぎることもあり、一番影が薄く見えるのは何故だろう。本人は頑張っているつもりだろうが、もっと頑張って欲しいものだ。良い意味で他の人たちとカラーを異なったキャラクターになっているのが亞論だろう。女性的な雰囲気は彼がゲイだから出来る業であり、それを中性的な魅力として引き出しているプロデューサーの手腕に因るところだと思うが、他の三人の男らしさとは全然違う雰囲気を写真集のなかでも醸し出しているのは、ちょっと異様にも映る。一番顕著に「変だな」とおもうのは、亞論の部分だけ、ベッドの上で毛布に包まっているような写真があることだ。これって、グラビアアイドル写真と同じアングルで撮られるもので、普通男の写真集としてこんなものを載せるのは可笑しいと思う。さらに極めつけは、バックスバニーにベッドの上で抱きついているところを写真にしているところだろう。これも男の写真集としては変だ。やっぱり彼がゲイであるためにできる写真なのだと思う。
さて、そんな写真集ではあるが、実は写真を撮影するためのメイキングビデオのDVDも同封しているので、写真に見飽きたら、是非そちらでも堪能して欲しいと思う。飛輪海のファンなら絶対買うべき写真集だ。日本での輸入価格だとすごい高いとおもうが、現地でかえば2000円くらいなので、台湾に行く人にお土産で買ってきてもらうか、または台湾人の友達がいる人がいるなら、買ってきてもらったほうがいいとおもう。
この写真集は本当は台湾で一番大きなチェーン店である「誠信書店」で買おうかと思っていたのだが、台北101のあるエリアにできた一番大きな書店はレコード屋も併設しており、そちらのほうで先にCDを見ていたところ、偶然写真集も見つけてしまった。写真集はあまり大きくないのだが、4人のそれぞれの魅力をたっぷりと載せている物なので、ファンとしてはもう涎ものの写真集になっている。別のところでも書こうと思っていたのだが、がきんちょグループである「棒棒堂」のほうの写真集もついでに買ってのだが、どちらも撮影場所が「沖縄」となっているのが気になる。
台湾人にとって日本で撮影するというのは、どうやらちょっとしたステータスになっており、日本人がハワイやグアムで写真集を作るのと同じようなものらしい。台湾から一番近い海外リゾートである沖縄は、結構台湾人にとっても人気がある場所であるし、台湾人歌手・俳優・女優にとっても日本人にあまり知られていないという安心感と、リゾートという2つの用途のために沖縄は結構使われているらしい。
その写真集を見て思ったことがある。載せている順番なのだ。いちおう飛輪海のリーダはJIROなのだとおもうので、JIROが一番最初に掲載されてもいいと思うのだが、やっぱり飛輪海の中で一番人気があるのが呉尊であるために、呉尊が一番最初に載せられている。正確に言うと、4人全員が一緒に映っているフレームのあとに個人個人のページが出てくるのであるが、その最初に出てくる登場人物がJIROではなく呉尊だということである。そのあとにJIRO、一番若い亞論がきたあとに、一番印象の薄いCALVINが載せられている。この順番を見ると、なんとなく飛輪海の位置関係がわかるような気がする。
さて、一人ずつの写真構成についてみてみることにしよう。やっぱり気になるのは呉尊の右肩にある刺青だろう。中国系の人間にとって刺青は、男らしさの象徴を意味するようなものなので、結構ふつうのひとでも刺青をしている人が多い。特に南のほうに住んでいる中国系の人間にとっては、刺青は「普通」のことのようだ。ブルネイ生まれの王子にとっても同じことで、日本人感覚で「刺青をしているのは俗悪的な人」とか「刺青をしている人は奴隷の象徴」と思っているのとは全く違う。台湾人も現代台湾人は刺青に対して否定的なのだが、原住民系の人はいまでも刺青を男らしさの象徴として入れていることは豆知識である。刺青に対する文化的な違いは、台湾と、マレーやシンガポールのような南部系のひとたちとは結構考え方が違うらしい。したがって、現在台湾で活躍している呉尊も、あまり刺青がある肩の方を極力見せないように写真に写っているのは注目的だ。刺青に対して気にしない地域に出版される雑誌類に対しては、刺青のほうの肩が見えることに対して全然抵抗感が無いらしい。でも、あの顔であの刺青はセンスが無さ過ぎると思う。南部系の中国人がかつてイギリス人マスターの下で苦力として働かされた文化的な流れを汲んで、それをファッションとして残すことにしている人たちの考えも分からないでもないが、やっぱり現代人にとっては不気味何者でもない。
JIROの部分については、JIROの男らしさを十分にアピールしている写真集に仕上がっていることは間違いない。しかし、JIROのあの常に獲物を狙っているような顔つきは、ファンなら興奮するものだろうと思われる。個人的にはどうでも良い。もっとどうでもいいとおもったのは、CALVINだろう。一番の優等生のCALVINだが、一番印象がない存在だとおもう。優等生過ぎることと、他の人たちのキャラクターが濃すぎることもあり、一番影が薄く見えるのは何故だろう。本人は頑張っているつもりだろうが、もっと頑張って欲しいものだ。良い意味で他の人たちとカラーを異なったキャラクターになっているのが亞論だろう。女性的な雰囲気は彼がゲイだから出来る業であり、それを中性的な魅力として引き出しているプロデューサーの手腕に因るところだと思うが、他の三人の男らしさとは全然違う雰囲気を写真集のなかでも醸し出しているのは、ちょっと異様にも映る。一番顕著に「変だな」とおもうのは、亞論の部分だけ、ベッドの上で毛布に包まっているような写真があることだ。これって、グラビアアイドル写真と同じアングルで撮られるもので、普通男の写真集としてこんなものを載せるのは可笑しいと思う。さらに極めつけは、バックスバニーにベッドの上で抱きついているところを写真にしているところだろう。これも男の写真集としては変だ。やっぱり彼がゲイであるためにできる写真なのだと思う。
さて、そんな写真集ではあるが、実は写真を撮影するためのメイキングビデオのDVDも同封しているので、写真に見飽きたら、是非そちらでも堪能して欲しいと思う。飛輪海のファンなら絶対買うべき写真集だ。日本での輸入価格だとすごい高いとおもうが、現地でかえば2000円くらいなので、台湾に行く人にお土産で買ってきてもらうか、または台湾人の友達がいる人がいるなら、買ってきてもらったほうがいいとおもう。
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