ランタオ島は香港空港やディズニーランドもある島なのだが、それができるまでは香港から近いどうしようもない田舎島だったらしい。それが、いまではエアポートエキスプレスはできるは、地下鉄はできるわ、ゴンピン360と呼ばれるロープウェイができるはで、かなり観光島になったと聞く。しかし、前から変わっていないのは、ここに香港で一番大きな大仏「天壇大仏」だろう。でも、これもそれほど昔にできた大仏ではない1993年に開眼した大仏だ。仏教徒が多い香港人の観光客がたくさん来ている観光スポットである。
ここに行くには、本当ならMRT+ゴンピン360が一番良かった方法だと思うが、自分たちがでかける2週間くらい前に、ロープウェイのゴンドラが墜落するという事故が起こって以来、いつ再開するのか分からない休業状態になってしまっている。となると、行く方法はMRTの終着駅である東湧(Tung Chung)駅からバスに乗って大仏がある場所まで行くしかない。バスは東湧駅を降りてから、ちょっと分かりにくいバスターミナルのなかで、23番のバスに乗るといける。このバスは満員になったら出発してしまう。ほとんど時間がいつ発車するというのは決まっていないようだ。ただ、すぐに満員になるし、すぐに新しいバスが来るのでそれを待って乗ると良い。特に週末になるとお参りする人が多いようなので、時刻表はあってないようなものだ。バスは片道1人HK$16だ。到着までだいたいバスで1時間くらいの道のりを乗るので、結構遠い。山道らしい山道を通って行くためだからだ。
大仏がある終点にバスが到着したら、目の前に長い階段の上に聳え立つ大仏がお目見えする。バスターミナルがある場所はとても広い広場になっており、そこで大仏の写真を撮っている人もたくさん居るのが見られた。大仏へ繋がる階段は見た目としては凄く長いように見えるが、実際にはたった220段程度しかないので、金毘羅宮を知っている人にとってはたいしたことが無い階段だ。それでも香港人にとっては、この階段はかなり強烈な階段に思えるようで、みな、ひーひー言いながら上っているのが笑える。ただ、上ると大仏が微笑んで見えるので、それを拝みたい一身で上っているというように思えた。
それにしても上った後に大仏をしたから眺めてみると実に大仏は可愛らしい顔をしているように見える。中国の人形や寺に飾られている像の顔は、どれも漫画みたいな顔をしているのだが、やはりこういう大仏だけは日本と同じような大仏と同じような顔をしているのだと、改めて仏教という共通基盤では同じ思想があるのだと気付く。
大仏があるエリアから下界を見てみると、ここが高原の上に聳え立っているということが分かる。島なので海が近くにあるというのは当然なのだが、なにせここは標高950mくらいの高原地帯なので、ここだけ見ていると、とても近くに海があるとは思えない。ただし、大仏の立っているエリアに来ると、それが遠目でも見ることが分かる。
ちなみに大仏の中に入ることも可能である。実は大仏に繋がる階段を上る前に入場券を買うのだが、ここで入場券を払うと、上で参拝後、飲み物とアイスクリームを無料でくれるのだ。それで一人10ドル程度だから、なんとなく儲けたという感じになる。しかし、あんまり参拝後に飲み物を貰っている人とか、アイスを食べている人というのを見かけなかった。何故だろう?がめつい広東人なら絶対もらえるものは何でも貰おうと思うはずだと思ったのに、不思議だ。
さて、大仏の中に入ると、実は結構面白くない。仏教に関する展示物がずらっと並んでいるので、本当に仏教が大好きな人でなければ特に楽しさを得ることは無いだろう。貴重な像やら書物があるわけでもないからだ。ただ、2階へ繋がる螺旋階段の真ん中に掲げられている像だけは立派に見えた。しかし、年代物のようには見えない。ちなみに、館内は全面的に撮影不可である。だから、下記の写真は、こっそり撮った違法的写真である。
大仏を拝んだら、また地上に降りて寶連寺に行くのもいいだろう。ちなみに大仏のあるところから寶連寺を見ると、こんな感じに見える。
入り口を入ると、線香の煙を出している巨大なつぼのところに出くわす。さらに奥に進んでいくといかにも中国の寺といわんばかりの建物が見えてくる。中には3体の黄金の仏像が厳かに立っているのがわかる。
香港らしいところではない香港を知るのも、なんだか楽しいと思った。
大仏がある終点にバスが到着したら、目の前に長い階段の上に聳え立つ大仏がお目見えする。バスターミナルがある場所はとても広い広場になっており、そこで大仏の写真を撮っている人もたくさん居るのが見られた。大仏へ繋がる階段は見た目としては凄く長いように見えるが、実際にはたった220段程度しかないので、金毘羅宮を知っている人にとってはたいしたことが無い階段だ。それでも香港人にとっては、この階段はかなり強烈な階段に思えるようで、みな、ひーひー言いながら上っているのが笑える。ただ、上ると大仏が微笑んで見えるので、それを拝みたい一身で上っているというように思えた。
それにしても上った後に大仏をしたから眺めてみると実に大仏は可愛らしい顔をしているように見える。中国の人形や寺に飾られている像の顔は、どれも漫画みたいな顔をしているのだが、やはりこういう大仏だけは日本と同じような大仏と同じような顔をしているのだと、改めて仏教という共通基盤では同じ思想があるのだと気付く。
大仏があるエリアから下界を見てみると、ここが高原の上に聳え立っているということが分かる。島なので海が近くにあるというのは当然なのだが、なにせここは標高950mくらいの高原地帯なので、ここだけ見ていると、とても近くに海があるとは思えない。ただし、大仏の立っているエリアに来ると、それが遠目でも見ることが分かる。
ちなみに大仏の中に入ることも可能である。実は大仏に繋がる階段を上る前に入場券を買うのだが、ここで入場券を払うと、上で参拝後、飲み物とアイスクリームを無料でくれるのだ。それで一人10ドル程度だから、なんとなく儲けたという感じになる。しかし、あんまり参拝後に飲み物を貰っている人とか、アイスを食べている人というのを見かけなかった。何故だろう?がめつい広東人なら絶対もらえるものは何でも貰おうと思うはずだと思ったのに、不思議だ。
さて、大仏の中に入ると、実は結構面白くない。仏教に関する展示物がずらっと並んでいるので、本当に仏教が大好きな人でなければ特に楽しさを得ることは無いだろう。貴重な像やら書物があるわけでもないからだ。ただ、2階へ繋がる螺旋階段の真ん中に掲げられている像だけは立派に見えた。しかし、年代物のようには見えない。ちなみに、館内は全面的に撮影不可である。だから、下記の写真は、こっそり撮った違法的写真である。
大仏を拝んだら、また地上に降りて寶連寺に行くのもいいだろう。ちなみに大仏のあるところから寶連寺を見ると、こんな感じに見える。
入り口を入ると、線香の煙を出している巨大なつぼのところに出くわす。さらに奥に進んでいくといかにも中国の寺といわんばかりの建物が見えてくる。中には3体の黄金の仏像が厳かに立っているのがわかる。
香港らしいところではない香港を知るのも、なんだか楽しいと思った。
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