2009/06/13

北京のトイレ事情

北京の観光地はほとんどすべてトイレが綺麗な水洗便所になっている。観光客がほとんどこないだろうと思われるような場所でも、もう噂の「ニーハオトイレ」にお目にかかることは無い。絶対どこかにニーハオトイレがあるものだと期待していたのだが、洋式の便座タイプは無くても、和式の水洗トイレが完備されているのには吃驚した。それだけ北京オリンピックに対する中国政府の意気込みと「野蛮人文化」のレッテルを貼られて世界に情報発信されるのを恐れていたのだろうと思う。当の北京在住の住民たちはどう思っているのか分からないが、それでもトイレットペーパーはまず無い。きっと個室を利用する人が勝手に持って帰るのだろう。かつてのニーハオトイレは、一体どこにあるのだろうか?

それともう1つ不思議なことを見つけた。

北京には意外にたくさんの公衆トイレがある。それも胡同になればなるほど、その数は激的に増える。ということは、一般家庭の家にはトイレが完備されていないのだろうか?また北京の下水道の敷設状況は良く分からないが、表向き水洗でも、結局汲み取り式になっているのかどうかはわからなかったが、汲み取り式であれば、汲み取り車が結構頻繁に街中を走っているのだろうが、滞在中一度も見ることは無かった。ということは、ほぼ100%の割合で下水道完備になっているのだろうと推測した。

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