2012/06/09

タイの紙幣

外国にいくと、まず避けて通れないのは現地の通貨。タイの通貨は20B以上は紙幣で、それ以下は硬貨になる。結構よく使うのは100B以下で、500B以上の紙幣になると、レストランのようなちょっとまとまってお金を使うようなところでは普通に受け取ってくれるが、その辺のオッサン相手に支払ったり、タクシーの運転手へ支払いをする場合には、ちょっと抵抗を示したりされる。ただ、全部が全部100B以下の紙幣ばっかりもっていると、財布がパンパンになるので、それはそれでイヤだ。

硬貨のほうはスカイトレインのような電車に乗るときには、絶対必須。なぜなら前にも書いたとおり、自動販売機で購入するには硬貨しか受け付けないからだ。だから、こちらもある程度硬貨は必要なのだが、でも電車に乗るときに硬貨がなくても、人間がいる窓口がいるところで両替すればいいわけで、ジャラジャラ硬貨ばっかり持っているのも重いだけなのでこれも難である。

いずれにしても、タイ自体はそんなに物価が高いわけじゃないので、どれだけ両替すればいいのかはいろいろなサイトで物価情報が載っているので、そちらを参考にしていただきたいとは思う。ただ、両替をする場合には、アジアの通貨に換えるとき、絶対日本で換えるのは止めた方が良い。現地に到着したあとに換金するのが良い。それも銀行での換金が一番だ。ホテルはもちろんちょっとレートが悪いが、他の国での体験から言うと、台湾と同じでそんなにおもったほどレートが悪いというわけじゃないように思われる。まぁ、銀行レートよりは悪いのは当然だ。街金での交換というのもありだが、これは手数料をどれだけぼられるかという賭けでもあるので、チャレンジする人はチャレンジすれば良いだろう。今回は、ホテルでの支払い以外で、レストランや買い物ではカード決済は一切せず、ニコニコ現金払いしかするつもりはないと思っていたので、ちょっと多いかなと思ったくらいの現金をバンコクの空港で換えたのだが、最終的にはもう2万円くらい追加して換金した。3人分をまとめて支払っているようなものだから仕方ないかなと思われる。

さて、タイの紙幣だが、こちらの紙幣はどの金額でも現国王のプミポン国王の肖像画が描かれている。それも若いときの。あとは紙幣の色だけが異なるだけ。ちょっとずつ紙幣も大きさが違うのだが、ちょっとタイにいると紙幣の違いも慣れるというものだ。ただ、これも1000Bのような高額紙幣をあまり使わないようにするという使い方をしないと慣れないかもしれない。でも、意外とバンコクにいるからだろうか、偽札を掴まされるというようなこともなかったし、ボロボロで使いもにならないというような紙幣を掴まされるということも無かった。偽札だけは常に気をつけるようにはしているのだが、粗悪な紙幣だと触った感覚で違うというのは分かる。

最近バンコクも経済成長の高くなってきた場所になっているので、紙幣無しでの買い物はまず無理だ。バックパッカーのひとたちでは、いかに金を使わないでバンコクを楽しむかということに命を駆けているようなひともいるのだが、その気持ちをやりたくなるのもあわからないでもない。が、それでなにが楽しいのか?ということと、金使わなかったという自慢は自己満足でしかなく、そんなのは他人にしたり偉そうに喋るようなものではないと思う。小銭だけをポケットに入れて、ジャリジャリしながら店で支払いをしているのを見ていると、貧乏臭いなとは思う。もっと前のバンコクならそれはありだったろう。いまのバンコクではすごい汚いチャイナタウンあたりでも、紙幣でのやり取りは当然のようにされていた。それもそんなに汚い紙幣じゃないことに驚きである。でも、まだまだ渡し舟とかで紙幣で払うひとはいないので、硬貨での需要は当然ある。

1000バーツ紙幣
500バーツ紙幣
100バーツ紙幣
50バーツ紙幣
20バーツ紙幣

2012年6月1日現在での為替レート
10,000JPY = 3,831THB

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