2009/03/07

SL弁当(大井川鉄道)

列車のたびの楽しみの1つは駅弁だろう。大井川鉄道にも立派に駅弁がある。普通の駅弁は駅構内にあるキオスクで買うことになるのだが、大井川鉄道ではそうじゃない。完全予約制だ。

前日までに予約したい弁当について、直接電話で連絡して行う。平日だろうが土日あろうが、きっと電話の先はおばちゃんだとおもうが、懇切丁寧におばちゃんが対応してくれる。そのときにはむやみやたらに電話してもだめで、自分がよやくしたSLの予約番号を電話の相手に言わないといけない。

それはどうしてかというと、弁当は当日SLの客車内の予約された座席に置かれているからである。最初はそれがわからなくて、弁当の予約をしていたのだから、弁当を取りに行かないといけないとおもったから、時間に余裕を持って金谷駅に着こうと考えていたのだ。だいたい弁当をどこで受け渡ししてくれるのかなんて分からないし、金谷駅に着いたらなんとかなるんだろうと思っていたからである。御代はいつ払うのかということになるのだが、それはちゃんとしている。弁当を買ってくれたお客の座席はちゃんと管理されていて、どんな弁当をいくつ売ったのかは控えとして持っている。だから、あとで車内を集金のおっさんのように回収してくるので、そのおっさんに対して代金を払えば良い。立派にシステム化されている。

弁当の種類は季節によって内容が変わるのだと思うのだが、大井川鉄道の子会社である大鉄フードのサイトから見ることができる。ちなみに車内では駅弁の販売は行われない。駅弁ではなく、大井川鉄道にちなんだグッヅはワゴン車で運ばれながら売られているので、興味があるひとは買うのがいいとおもう。だいたいが子ども用の玩具でしかないのだが。

自分たちが今回予約したのは次のとおり。

・大井川ふるさと弁当(1050円)


・東海道金谷宿弁当(1050円)


・汽車弁当(1350円)

いずれもお茶が付いているので、好みと食べられる量によって選ぶと良い。どの弁当も、JRの弁当に比べて手作りだーというのがわかるような味で美味い。是非大井川鉄道に乗るときにはこの弁当を食べながら乗ることをお勧めしたい。

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