2009/03/07
大井川鉄道に乗ろう
昨年の秋のある日に、ふと思い立って、「そうだ。SLに乗ろう」とJRのCMじゃないが、いきなり行くことにした。しかし、大井川鉄道は東京からすぐいける場所ではないため、実は事前に調べていた。東京から日帰りで大井川鉄道を全線乗ることは、時間が足らないことが、事前の調査で分かっていたし、SLなんて頻繁に走っているものかと勝手に思っていたら、普通の列車より遅いことと、1日1往復しか動いていないことが分かった。
日帰りでとにかく帰ってこようと思ったので、下記のようなスケジュールを組んでいくことにした。
日程:2008年9月22日
■行き
東京 9:03 発 新幹線ひかり365号
静岡 10:06 着
10:23 発 東海道線 各駅列車 浜松行き
金谷 10:53 着
11:48 発 大井川鉄道 SL
千頭 13:12 着
13:22 発 南アルプスアプトライン
井川 15:06 着
■帰り
井川 15:48 発 南アルプスアプトライン
千頭 17:38 着
18:14 発 大井川鉄道(普通列車)
金谷 19:28 着
19:58 発 東海道線 各駅列車 静岡行き
静岡 20:28 着
20:36 発 新幹線ひかり384号
東京 21:48 着
スケジュールを見ると、たくさんの電車に乗り換えているという印象があるが、確かにそうかもしれない。しかし、大井川鉄道というのとその先まで行っている南アルプスアプトラインというのは別の鉄道であり、大井川鉄道だけであれば、終点の千頭まで行けばいい。でも、せっかく来たのであれば、その先の鉄道まで乗ってしまいたいというのが人間だろう。もうここまでくると、ほとんど電車に乗るためだけに1日が終わって締まっているのと同じである。鉄道オタクの部類に入ってもおかしくない。でも、これが楽しい贅沢なのである。馬鹿馬鹿しい事項ほど印象は残るものだ。
朝から晩までただ電車に乗るだけだが、これが結構疲れる。なんで電車に乗っているだけなのに疲れるのだろうか。単に早起きしているから眠くなって疲れるからなのか、よくわからない。
当日は、静岡方面で大雨が降ってしまい、SLには余裕で到着するだろうとおもってスケジュールを立てていたのに、結局出発15分前くらいに到着したというアクシデントがあった。雨のために列車がしばらく走行不能になってしまい、静岡駅で足止めを食らったのである。更に悪いことに、動いた電車が予定を変更して金谷駅の一つ手前の駅止まりになってしまったことが、さらにSLに乗れるのかどうか気が気でならない状態を作ってくれた。でも、SLに乗ってしまうと、うそのように晴れてしまい、万事巧くいく。余裕をもってスケジュールを組んだからよかったが、あれがギリギリの列車を選択して金谷駅に着くようになっていた場合にはどうなっていたのだろう。
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