先週末は久しぶりに会社の人たちとスキーに行ってきた。それも久しぶりに関越方面にくるまで行ってきた。まるで学生のときみたいな感じだ。学生のときは狂ったように毎週日帰りで関越方面に友達と車で出かけていたのだが、さすがに社会人になって年齢があがってくると、日帰りはきつくなってきて、泊りじゃないと嫌だーということになる。さらに、雪質がいいところを求めて、ここ数年は、回数は少なくても北海道に行くようにすることにしていた。だから、本当に関越方面に行くのは久しぶりだった。
関越方面にはスキー場は結構たくさんあるので、どこへ行くのかは迷ってしまうものだ。とおもっていたのだが、最近はスキーブームもあまりないので、スキー場も経営が悪いらしく、多少は潰れたスキー場もあるらしい。そんな中、今回は上越国際に行くことにした。
上越国際スキー場にはゲレンデ傍に立つホテルが目立つところで結構前から気になっていた。それがホテルグリーンプラザ上越だ。外観がスイスアルプスにあるコテージみたいな格好をしているところである。しかし、実際にここに泊まってみてびっくりした。部屋数がとても多いのである。苗場プリンスも横長で部屋数が多いところではあるが、それと同じくらいに多い。そして、自分がどこにいるのか良く分からないようなつくりになっている。おまけに昨今はスキーブームではないのにも関わらず、自分たちが行った週末はなんと満員で、上越国際のスキー場にいるひとたちは全員日帰りではなく、ホテルに泊まっているのではないか?というくらいの人数が居たのである。だから、チェックインとチェックアウト時の混雑は、もう、年末年始の田舎に帰る人たちの列車の混雑ぶりに似ていたし、お風呂場や食事をするところも、それほど多いわけではないので、ほとんど戦争状態のイス取り合戦であったことは言うまでもない。上越国際スキー場の傍には他にも泊まるところはあるはずなのに、なぜここに人が集まるのだろうか?それほどお世辞にも部屋は大きいわけじゃないし、綺麗というわけではないのだが。それに湯沢あたりからでもすぐにやってこれる場所なのにである。
朝食とバイキング形式の夕ご飯が付いている宿泊と、2日間のリフト券が付いていて、14000円というのは意外に安いのではないかとおもった。
さて、ゲレンデはというと、これが今年は暖冬のためにゲレンデコンディションは最悪だった。スキーに行く前日、珍しくも東京でも雪が降っていたので、越後山脈の向こう側では当然雪が降っているだろう・・・・と期待していたのに全然降っていなかった。全くゲレンデに雪がないというわけじゃない。昨年のうちにドカ雪が降って、その貯金がまだ溜まっていただけであったのだ。だから、ゲレンデの雪はパウダースノーではなく、ほとんどカキ氷の塊みたいなものだった。ただし、リフト待ちが以前のスキーブームと違ってほとんどないのが嬉しい。
それにしても気になったことがいくつかある。
以前一時期流行っていた非接触型のチケット確認ゲートというのはなくなってしまったのだろうか?上越国際にはそんなものがなかった。以前あったのかどうかは忘れた。
続いて、足置きがあるリフトがなくなったのだろうか?昔はクワッドリフトなら必ず足置きがあったのだが、昨今のスノボブームでそれが邪魔になってなくなったのだろうか?上越国際にはなかった。
リフトで思い出したが、フード付きのリフトというのはなくなったのだろうか?幸い、今回は無風もいいところで、逆に天気が良すぎて暑すぎたくらいだったから、フードがなくても全然平気だったのだが、強風時にリフトへ乗るのはほとんど拷問に近いところがある。
スノボをやっているひとにとっては面白かったのだろうけど、ちょうどスノボの国際大会が行われていた。だから、ホテルにも海外からの参加者らしきひとたちが泊まっていて、そこそこ国際色豊かだった。
いやぁ・・・やっぱり北海道に最低でも2泊3日で良くスキーのほうがいいと改めて感じたスキー旅行だった。
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