セビリア空港からホテルに向かうときの手段はどうしようかなぁと思っていたのだが、一番手っ取り早いタクシーにしてみた。他にもバスもあるのだが、バスだとどこが降り場だかわからないし、ホテルとの距離かがわからないからということもある。
タクシー乗り場にはたくさんのタクシーが止まっていて、どのタクシーも同じカラーリングをしている。そういえば、後に分かったのだが、別の都市のタクシーも、会社は違ってもどれもこれも同じカラーリングであるようだ。まるで台湾のタクシーは黄色と決まっているということと同じようなものだろう。ちなみにセビリアのタクシーは、白地に黄色の斜線が入っているものと決まっている。
担当したタクシーの運転手は陽気な人のようだが、彼の話している英語がめちゃくちゃ分かりにくい。単語で話をしているようなのだが、その単語が聞き取れにくい。日本人観光客があまりにも反応が悪いので、途中で嫌になったらしく喋るのをやめた。でも、この運転手のおかげで、のちほど分かるセビリアの巨大駅の場所がわかることと、駅の建物がわかったので、その駅にバスで移動する際に、バスが駅近くにいるかどうかということを判断するためには理解できた。
しかし、ホテルまで行くように頼んだのに、ホテル前には停まらないで、中途半端なところで降ろされた。運転手が「ホテルはあそこだよー」と指をさしているところには確かに今回泊まる予定のホテルが建っている。なんでホテルまで行かないのだ、このタクシーは!?ホテル前は歩行者天国になっているからだめなのかとおもったが、どうやらそうじゃない。他の車は自由に走っているのを見たからだ。嫌がらせをされたと思う。やっぱり無知は怖い。ここで元気だったら「なんでホテルに行かない、ボケ!」と騒げばよかったのだが、さすがに、乗り継ぎ乗り継ぎでここまで来たから、もう元気が全くなかった。
ちなみに空港からホテルまでの広場までは、29ユーロだった。
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