イスラム建築が残っているセビリアに新しくイスラムモザイク風の建築物が加わったが、これはどちらかというとアート作品。それは、メトロポール・パラソル(Espacio Metropol Parasol)という巨大モニュメントである。
2003年に行なわれた広場再開発計画のコンペで勝利したドイツ人のユルゲン・マイヤー・Hによる設計で、工事は2005年から始まった。当初の予定では4000万ユーロ程度の予算だったのだが、結局かかった費用は8600万ユーロだったというから、予算なんか本当に適当なんだろうなと思った。2011年3月27日にオープンしたこのオブジェは、もうオブジェとは言えず、十分大きな建築物としてセビリアの新しい観光スポットに参入した。そして、形式は現代アートの結集みたいな形で展示されていると思って良い。
昼間に行くのも良いのだが、絶対夜に訪れたほうが良いと思う。なぜならモニュメントの形式と光がとても神秘的に見えるから不思議だからだ。
テレビの事前映像やウェブサイトを観ていたら、このモニュメントの上に上がれるようなことがかかれていたのだが、一体どこから入れるのかまったくわからなかった。もしかしたら、夜間は展望台としては無理なのか!?それとも特殊の場所から入るのか?これは今でも謎である。
当日は、なぜかローラーブレードの練習をしているひとたちの集団がいて、おもしろそうだった。まだまだ初心者のひとたちだったようである。このときには、バック走行の練習をしていた。がんばれー。
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