2006/08/29

Bioterm




 化粧品はいろいろあるのだが、それぞれの人の皮膚や好みによって異なるのを使っていると思う。最近お気に入りになっているのはBiotherm。日本ではあまりメジャーな化粧品ではなく、デパートでも申し訳ない程度に、隅のほうに小さいスペースがあるだけのものだが、アジア各地において、特に中華圏の国では大盛況のようで、大店舗の店を展開していたりする。初めて上海に行ったときに、いろいろなデパートらしい大型店舗の店で、それも一番目立つところにBiothermの看板とディスプレイを発見して、思わず「これ、なに?」と馬鹿の子のように行ってしまった記憶がある。
 もともとBiothermは、フランスの化粧品会社であるため、読み方も英語読みの「バイオサーム」ではなく、フランス語読みの「ビオテルム」が正解。日本での表記も最近は、「ビオテルム」に統一している。温泉成分を基本として、その温泉成分に含まれる豊富なミネラルが肌の新陳代謝を高め、肌の生まれ変わりをサポートするとともいん、免疫力を回復させ、敏感肌を安定させることを追及している化粧品である。名前に「therm」というのがあるように、すべてが温泉成分を基礎とする化粧品である。
 会社名もろくろく知らなかったのであるが、先日、チェコに行ったときに、途中の経由地であるシンガポールの免税店で見つけた。お試しパック80SGDを見たとき、まぁ、お試しでもいいから、一回使ってみるかなという気になった。それまでは、SK-IIを使っていたのであるが、値段が高い割りには、なんとなく効き目が無いような気がして、個人的には疑問に思っていたからだ。もしかして、SK-IIと相性がわるいか、またはSK-IIを使うほどの年齢に達していないのかもしれない。そういうときにシンガポールで見つけたBiothermのお試しパックをチェコで使ってみて、その結果がとても良かった。乾燥しているヨーロッパでは、直ぐにはだががさがさになる。そういう肌には悪い環境において、Biothermのような製品をつけた場合、毎日毎日が温泉に入ったような感覚になるのは嬉しい。温泉が身近にある日本や台湾の場合には、あまり温泉成分についてのありがたみが分からないのであるが、温泉が身近にないようなヨーロッパでは、うっとりしてくる。
 今回使ったのは、洗顔クリームとして、「Clarifying Cleansing Gel - Normal and Combination Skin」。お風呂上りには、ローションとして、「Clarifying Lotion - Normal and Combination Skin」。最後に寝る前や、出かける前には「Oligo-Thermal Gel Intense Moisturization - Normal and Combination Skin」をつけてみた。特にジェルについては、24時間その成分が働くということが謳っていたので、日中のカンカン照りの天候で、乾燥している中で歩いていても、ずっと肌の保湿が保っているのは嬉しい。だいたいのジェルは、日中歩いていると、空気が汚れているので、それで肌が汚れてきて、つけていた化粧品もだんだんその効能が悪くなってくるものだが、不思議なことに、この製品はそれを裏切らない。むしろ、1度塗るのをわすれて表に出たとき、肌に直接日光と乾燥が伝わったときに、部屋に戻って、その肌がひりひりした感覚が収まらなく酷い思いをした。
 それ以来、湿度が高いところでは今までどおりSK-IIにし、乾燥している地域に行くときには、Biothermを使うようにしている。本来ならば、男性用の化粧品を使えばいいのだろうが、どうも男性化粧品は肌に合わないらしい。以前使ってみたら、ひりひりした経験があるからだ。Biothermの男性用化粧品は実際に使ったことが無いのだが、違いを美味く説明できたり、または実際には男性化粧品のほうが本当はいいという説得が出来る人は教えて欲しいと思う

0 件のコメント: