2010/03/27

宜蘭酒廠

宜蘭酒廠は、日本統治時代に作られた酒工場であるが、この中には甲子蘭酒文物館という台湾の酒造の歴史と、台湾の酒に関する品種を含めた今昔物語が観覧できる場所と、実際の酒を作っている現場とに大きく分かれている。だいたいの場合は、この甲子蘭酒文物館のほうにいくとおもう。
正門は、当時の門はすでに台湾政府によって立て替えられてしまったのだが、もともと清国時代に宜蘭城(正式名では、葛瑪蘭城)の時に、西門として使われていた場所であり、いちおう宜蘭の歴史的建築として指定されている。でも、当時の物体がないので、こんなの歴史遺産とするのはなんだか変な話だなーとおもうのだが、門傍にはその説明書きが書かれている。門を潜ると、典型的な工場の巨大な敷地が見えてくる。入って右側が、屋台を並列している甲子蘭酒文物館がある。左側が工場だ。でも、左側の工場地帯は今回は説明するつもりはないので、ここでは右側の建物だけに言及する。1階には、実際に台湾で売られている台湾産の各種酒の販売と、酒のつまみになるような簡単な屋台みたいなものがある。特に、酒に関しては紹興酒や白酒でたくさんの種類があるし、試飲のコーナーもたくさんある。だから、台湾のいろいろな酒を試飲してみるのもいいだろう。だから、結構このなかでべろべろに酔っ払っているひともいたりするから笑える。それにしても、台湾に普通にいると気づかないのだが、ここにくると、めちゃくちゃたくさんの種類の酒が売られているということがわかるので、ちょっといろいろ試してみたくなる気持ちもわからなくも無い。台湾ではメジャーな台湾ビールももちろんあるのだが、そんなものよりも蒸留酒である米酒や紹興酒を試してほしいと思う。が、どれもアルコール度数はもちろん強い。それにしても、この広告の看板、意味がわかんない。

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