駅方面に戻ってくる途中に、そこそこ立派な門構えの寺を発見した。そこが文昌廟である。文昌廟も台湾では一般的な寺であり、学問の神様が祭っている寺として珍重されている。だから、受験生がこういう寺にたくさんやってきて、合格祈願をしているのを良く見かけるのだ。だが、中に入ってみると、どこがメインの神様かよくわからない。顔がここでもお笑いのような顔をしているので、なんだかまったくありがたみを感じないのは、文化の違いだからだろうか?ただ、この寺で必ず見てほしいものがある。それは日本統治時代に宜蘭神社にあった神馬像が保存されているからだ。ただ、普通にぽかーんとしているとどこにあるのかわからない。門を入って左側の一番壁側に、ひっそりとなぜか馬が鎮座しているので、つい見落としてしまうのである。だが、この神馬は正真正銘神社の入り口に置かれていた馬の像だ。そんな宜蘭神社も、蒋介石・宋美齢夫婦によって、徹底的にぶっ壊されてしまったので、その名残も無い。文昌廟
住所:宜蘭市文昌路66号
TEL:03-935-2166
OPEN:6:00~21:00
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