昨日ツアーを申し込んだときに、ホテルまでツアーバスがピックアップで来るからと言われて、その時間が11時半であるため、朝食を食べた後でもまだ随分時間があった。現地ではいちおう飲み物が自由とは言われていたが、本当のところはどうなのか分からなかったので、この空き時間を使って、ホテル内にあるコンビニで1.5リットルのペットボトルを購入しておく。4本セットで20フィジードルで売られていた。ホテル価格なので、これは少し高いかなと思ったが、無いよりはましなので買っておく。それと、ツアー申し込み時に、ホテルからタオルを持参するように言われたので、プールサイド際にあるタオルを借りれる場所にいってタオルを借りる。フィジーなのであんまり厳しく誰が借りているかを確認することもなく、貨してくれた。あれは他のホテルの客が借りてもわかんないんじゃないだろうか!?
部屋で水着や出かける準備をする際に、日焼け止めクリームをバンバンに塗りこむ作業をした。フィジーの日差しは本当に厳しく、朝ご飯を食べに出かけただけでも、その日差しの厳しさは実感できたから、なにも日焼け処理をしなかった場合には、あとで寝られなくなるほどのことになるだろうと予想される。日本で買ってきたSPF50+と書かれた日焼け止めクリームがどこまで活躍できるかは、今回利用してみればわかることだ。特に背中と肩はよく塗っておかないと、今晩その日焼けで寝られないと思われるので、よく塗っておいた。
ホテルエントランスには11時20分頃に来ていたのであるが、フィジー時間というのんびりした時間帯を想像していたのに、なぜか11時30分ちょうどにバスは迎えにやってきた。フィジーなのに日本人向き?と一瞬思う。バスは既にデラナウ島のほかのホテルを寄ってきた後のようで、バスには何人もの客が乗っていた。この人たちが全員今からSouth Sea Island へ行くのだろうか?良く分からない。そして、バスは港へ行く前にもう1つホテルを廻っていった。現在でもまだ建設中のヒルトンホテルのほうを廻っていくようである。デラナウ島の最後のリゾートホテルとして、2/3程度が完成したヒルトンホテルにも既に客が入っていて、そこでもバスに乗り込んできた。でも、そんなに人数は居ない。そのままバスはボートが出発する港に向かった。
港に到着すると掘っ立て小屋みたいなところで、ツアーに参加するための手続きを行う。あくまでもバスは港とホテルをつなぐための連絡バスでしかなく、ツアーの種類に関係なく、港に行く人はこのバスに乗るものだったらしい。掘建て小屋に行くと、South Sea Island にいくカウンターが見つかるので、そちらのほうにいく。しかし、どこが最後尾なのかもう訳がわからない。手続きカウンターにバウチャーを渡して、行きかえりの乗船チケットと手首に黄色い輪をかけられる。飼い犬みたいな気分だ。しかし、その手首には South Sea Island と書いているので、それを見れば、係員が何処に行きたい客なのかを識別するのに使っているようだ。
船を待っている間も日陰になるところが、この掘っ建て小屋くらいしかないので、船の出向を待っている人たち全員がこの狭苦しいところに集まってきて、意外に蒸し暑い。別にアナウンスがあるわけでもなく、だらだらと乗船開始が徐々に始まる。どうやら船はいろいろな島を廻っていくようだ。South Sea Island もそのいろいろなところを寄航する船で行くようである。乗っていく船は下記のような高速挺である。
船は12時15分に出発し、快調に青空と青い海の間を縫うように走っていった。出発して30分後に、島が見えてきたのだが、その島には船がどう考えても接岸できる様子でもない。どうするのかなー?と思っていたら、島のほうから小さいボートが2艘近寄ってきて、そちらに乗り込むらしい。高速挺のアナウンスで、South Sea Island へ行く人は後方へ集まってください-と言っていたのを聞き、小さいボートに乗り込む。高速挺は島よりも沖合いに停泊し、そこで客を降ろした後は、また別の島のほうへ進んでいった。我々乗り換えぐみに乗った客は、15-6人くらい居たと思う。日本人新婚カップルが多かったのであるが、西洋人も当然いた。なんだか、大きい船から小さい船に乗り換えて、それで島に行くって言うのはなんだか楽しいではないか!リゾート地にきたーという気がする。小さいボートに乗り込んで、島に近づいてくると、その海の透明度が高くて吃驚した。これぞ求めていた海の綺麗さである。船はそうこうしているうちに、そのまま砂浜に接岸し、そこで客は一斉に下りる。 いかにも無人の離島という雰囲気がして嬉しい。上陸して、最初、島の説明と簡単なスケジュールの説明が島の中心に設置してあるコテージで行われる。その後は、もう自由行動だ。 最初に場所をキープしたところが、砂浜ではなく、岩場のところを確保してしまった。最初はそこで泳ぎ始めたのだが、少し景色が悪いなと思ったので、島の逆側へ移動する。そちらのほうが白い砂浜が広がっていて、爽快感がありよかった。ただ、太陽は真正面から当たる方向に直視することになるため、日焼けしてしまう可能性はあるが、こちらは日焼け止めクリームをバンバンに塗っていたので、あんまり気にしなかった。椰子の木が生い茂り、リゾート独特のベンチベッドが用意されている様子はなんともリゾート地に来ているという雰囲気がする。天国に来ている気分だ。早速海に入って、持ってきたシュノーケリングセットを被り、カメラも事前に買った防水用のガードをデジカメに取り付けて、水中写真をバンバン撮ろうと思った。熱帯魚がうようよ泳いでいる様子を想像していたため、そういう写真を自分で撮ってみたかったからである。防水ガードの事前テストをしてはいなかったので、本当に大丈夫なのだろうかという不安はあったが、全然問題なし。操作もまるで普通のデジカメと同じように操作が出来るのが嬉しい。早速海潜って写真をとろうとするのだが、浅いところではあまり熱帯魚が居ないらしい。よーく見ると魚がいるのだが、期待するような魚がたくさんいるというわけではない。写真を撮るには泣かせてくれるような白っぽいさかなが多く居ることは確認できた。 しばらく泳いでいると、木槌の音が聞こえてきて、「さぶまりーん♪」と叫んでいるのが聴こえた。なんだろう?と思い島の中心に行ってみると、水中散歩ができるセミサブマリンが出航するところであった。ちょっと面白そうだったので、慌ててTシャツだけ着て、沖に停泊していたボートに乗り移るためのボートに乗り込むこれは乗船後の様子
船から見る少し深い珊瑚礁の様子は、ダイナミックだ。やっぱり綺麗な魚がいっぱい泳いでいるし、珊瑚がとてもたくさん存在していた。船はこういう珊瑚を削ったりしないのだろうか?と不安に思うが、そこは操縦する際に確認しながら進んでいるので問題ないようである。15分程度の乗船ではあったが、珊瑚と熱帯魚の共存共栄の世界を垣間見ることができて大変堪能できた。ダイビングが苦手な人も、こういう機会に海の中を覗くということができれば海がもっと楽しく慣れると思う。なお、船には、船からどういう魚が見えるかという説明書きが書かれているので、「あれはなんだろう?」とおもったら、それを見ると良い。
セミサブマリンを降りたあとは、また自分で海に潜っていろいろ魚でも見ようと思った。
一緒に上陸した友達は、既にフィジーのビールを飲んでリゾート満喫という顔をしている。こちらは海に潜って、いろいろ魚の写真を撮ろうとする。でも、水中写真は撮るのがとても難しい。魚も動くし、こちらも波に乗って動いているので、綺麗な写真がなかなか撮れない。写真家はとても上手に写真を撮るなーとこのときに知ることになる。
15時になると、お茶の時間が始まり、また木槌の音でそれを教えてくれる。
ちなみにこれが島でのイベントスケジュール
島にはわけのわからない植物がなっているのを見つけた。これもその1つなのだが、誰かご存知だろうか?
島にはマッサージをしてくれるところもあり、ここでマッサージを満喫するのもよかったかもしれない。
それにしても海は綺麗だ。
これが今回参加した人たちの一団である。結構オーストラリア人が多い。
戻る船は17時半頃にデラナウ島の港に到着。ホテルまでは行きと同様、ホテルまでの送迎バスに乗って帰る。なぜか行きはヒルトンホテルを通ったのに、帰りは港から一番最初にソフィテルホテルに到着した。行きも帰りもあまりバスに乗らないので楽だったと思う。部屋に一旦戻り、お風呂に入って日焼け止めクリームや体についた塩気を取るために、一度お風呂に入ってからご飯を食べに行った。別のホテルに行くのも面倒くさかったので、屋外にあるレストランでご飯を食べる。レストランでは、生演奏もあって雰囲気は良い。しかし、暗いところでご飯を食べているので、写真は生憎撮ることができなかった。フラッシュを焚いて撮ると他の人に迷惑がかかるから。
明日の天気はどうもよくないらしい。雲が出てきたから。
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