2006/09/08

職場でおやつ

 現代社会は、昔に比べて利便性や快適性が高まったにも関わらず、むしろストレスが増大していると危惧されている。とりわけビジネスマンは、情報化や国際化などが急展開する時代背景もあり、慣れ親しんだ業務内容や職場環境が一変するなど、多大なストレスにさらされる人が少なくない状況にあると言えよう。昔からチョコレートなどの甘いもの(=おやつ)には、食べるとホッとする効果があると言われており、仕事に疲れたら小休止などを取っておやつを食べる習慣は世界中に広く普及している。しかし一方で、昔は「勤務中にモノを食べるのは不謹慎」などの考え方や、「男が勤務中に社内でおやつを口にするのは恥ずかしい、みっともない」という意見もあったようだ。しかし、先ほど江崎グリコが調査し発表によると、男が職場でのおやつに対する考え方がかなりおもしろい結果がでていることに気付いた。さらに調査では、おやつを食べる時間帯が、「チョコレート」は約6 割が「午後食べる」のに対し、「ガム」や「タブレット」は「いつでも食べる」人が約半数を占めるなど、時間帯や目的に合わせて食べるおやつを区別しているようだ。これって、本当!?食べるときって、いつでも食べているんじゃないの?という気がする。まぁ、食べるという意味として、「チョコレート」では「疲れをとりたいから」がトップであるのに対し、「ガム」や「タブレット」は「気分転換をしたいから」、空腹には「菓子パン類」や「スナック類」など、摂取目的ごとにおやつを食べ分けているようなのだ。だから、出社してすぐの時間帯である午前中に、お菓子をいきなり食べるという行為は、「暇」とか「ちょっと気分転換」をするまでも無いので、おやつに手を出さないのだといえるかもしれない。だけど、ちょっと考えてみると、出張から帰ってきた人や、長期の休みを取っていた人が出社してきたときに、お菓子やお土産をみんな配る場合がある。こういうときは、だいたい午前中に配られたりするのだが、その際、配られた後直ぐ食べる人と、調査のように午後の「あーっ、疲れた」という時間帯に手を出す人といろいろいるような気がする。個人的には喰い意地が張っているので、もらったらすぐ食べてしまおうという考えがある。だから、この調査に答えるとしたら、「例外回答」に当たってしまったかもしれない。

 おかしを貰ったりまた買ってきたりした場合の保管場所というのもおもしろい。70%くらいが机の中といわれている。机の上はなぜか少なく23%。結構意外だなという気がした。机の中に入れていたら、いろいろな書類と混ざって、机に入れていることを忘れてしまったりするのではないのか?または、結構普通の人は机の中は整理整頓されて、おかしを入れておくスペースをきちんと用意しているのだろうか?自分はやっぱり机の上。いつでも手を出せるし、いざとなったら、周りの人にもおすそ分けができるからというのが原因。机の上に書類が山積みになっているひとにとっては、お菓子をおくスペースが無いから必然的に机の中に入れてしまうというのだろう。謎なのは、このいずれにも該当しないという回答をした人の答えだ。そういう人たちは一体どこにお菓子をおいておくのだろうか?まさか、お菓子箱を机の下にでも用意しておくのだろうか?それとも、共通スペースでしかおかしは食べないので、個人的には自席には持ち込まないということをしているのだろうか?

 職場の女性から見た場合、職場の男性がお菓子を食べている場合、そのお菓子として「許せる」というのが、タブレットが1位なのだろうだ。クロレッツやメントスなどを頻繁に食べている人は多いが、こういうのは良いらしい。煎餅をばりばり食べているとか、プリンを食べているとかは、どうも許せないらしい。「それは私達の領域よ!」と言わんでもないような結果なのが笑える。誰が何を食べようと買ってだろうと思うのは、考え方が変なのだろうか?

 調査結果の詳細データは個人的に持っているので、興味があるひとは是非コンタクトして欲しいと思う。

0 件のコメント: