2006/09/06

ジム?クラブ?

 会社の派遣の女の子と話をしていたら、なんだか言葉の意味を取り違えているなーという気がする点があってびっくりした。年齢としては5歳くらいの違いではあるが、世代は同じくらいのものなので対して違いが無い。今日、その使っている言葉が違うな-と思ったのは「クラブ」である。単に「クラブ」というと、実は日本語ではいろいろな意味が含まれている。次の3つが大体使われている意味だと思う。

・スポーツのグループやチームとして活躍する競技団体。中学・高校の部活動がこれに該当
・飲み屋の一種で、お姐さんが横について、一緒に酒を飲む場所。ただし、体の関係は無い。
・昔で言う「ディスコ」の一種。ただし、若い人たちが集まるディスコ。

会話の中で「クラブ」という言葉が出てきた場合には、上記3つの意味のうちのどれかであるのだが、これは会話の流れで決まってくるので、一概にどれかを示すのは難しい。

 今日、派遣の子と話をして、なんだか話がかみ合わないな-と思ったのが、第4の意味の「クラブ」だった。彼女は「クラブ」を「スポーツジム」の代りに使っていたのである。単に「ジム」は良く使われる言葉だ。その「ジム」の代りに「クラブ」と使っているのは初めて聞いた。それも言い方が平坦な言い方で、それは第3番目の意味で使われる「クラブ」の発音と同じである。会話をしている最中は、その発音のためディスコの意味かなとおもって聞いていたのだが、どうも聞いていると、「マッチョなにいちゃんやら、あやしい腰の動きをしているへんなオカマが多い」というので、それはゲイナイトかな?と思ったのだが、そんなところに若い女の子が行くわけが無い。よっぽど変な物を見たいと思っている変わった子であれば、たぶん参加するのだろうが、普通は参加しない。だから、ここで「なんか違う意味のような気がする」と感づいた。「ディスコ」ではなく「ジム」という意味であれば、彼女の言っている意味はとても理解できる。ゲイはジム好きなのである。体を鍛えるナルシスト的な行為もそうであるが、体を鍛えている人を見に来ているのもゲイの習性だからである。

 それにしても、「ジム」の意味で「クラブ」という言葉を使っている人って、他に居る!?慌てて他の人に聞いてみたところ、「ジム」は「ジム」だよーと返答されるのが多かった。もしかして、彼女の参加しているコミュニティーのみで通用している言葉なのだろうか?最近、なんだか一般共通言語ではない新語や新意味の使われ方が少数のコミュニティで発生しているのではないかとおもった。大抵、言葉の発生は、そういう少数のコミュニティで使われ始めて、徐々に回りに伝播していくのが定番だが、伝播せずに、暗号のように閉じられた環境でしか通用しない言語として存在しているのが多いような気がしてきた。伝播せずにいると、同じ日本語でも意味不明と捕らえられるのは当然だろう。時間差でその意味を知るというのであれば、それは伝播であるので、日本語として進化している言語の1部になりうるが、暗号化のように使われ居る場合には、言葉の成長性が無い。

 言葉は生ものだからある程度は許容できるが、さすがに「クラブ」の1つの意味で「ジム」を受け入れるのは、個人的には解せない。

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