2010/07/05

またシンガポールへ (Singapore)

年次休暇を強制的に消化しなければならないという会社からの至上命令がでたのだが、その休みをぽかーんと過ごすのもつまらないとおもったので、ここは値段も安いと何か血迷ったみたいで、土日を真ん中にして前後2日を休んで、台湾かシンガポールに行こうと考えた。ところが、台湾行きの飛行機は7月の頭だったというのに、まるっきりすべての航空券が高く空いていない。なにかイベントがあるのかわからない。こんな時期だったらどこにいくのも安いだろうと考えていたことが甘かったのかもしれない。それで探したら、シンガポール行きの飛行機のみが安いので残っていた。でも、シンガポールは既に今年のゴールデンウィークに行ってきたばかりなので、なにをいまさらまたシンガポールへ、それも何も無いシンガポールに行かなければならないのかという自問が、航空券を予約する寸前まで迷っていた。

短期の休みで長くても4日しかないので、ヨーロッパにいくほどの時間は無い。かといって、韓国や中国には全く行く気が起こらない。ちょっと西安くらいはどうかなと心が揺らいだが止めた。そうだ、ここはタイにでも行ってみようかとおもったが、10年以上前の悪夢の下痢事件がどうしても頭から抜けないために、タイ行きは諦めた。結局消去法で選んだ行き先がシンガポールだったというだけであり、絶対シンガポールに行きたいということから選んだ旅行先ではなかった。

だったら、日本国内でもいいではないかと思われたのだが、日本国内へ移動する際の値段が非常に高い。全日空の株主優待券を持っているとはいえ、往復の値段を考えると、今回選んだユナイテッド航空でのシンガポール行きのほうが断然安いのだ。となると、国内にも行く気が起こらなくなるのは当然だろう。しかし、国内だったら、奄美か対馬か加計呂麻島に行ってみたいというのは密かな思いはあったことはあった。

行ったばかりのシンガポールで何をしたらいいのかというのは非常に難しい。それも何も無く、リピータの魅力がゼロのシンガポールに何を求めに行けばいいのかを考えるのは非常に難しい。そこで、今回はシンガポール生まれの華人の友達に案内をしてもらうことにし、旅行者が普段は行かないだろうというところばかりを連れて行ってもらうことにしようと考えた。お願いをしてみたところ、二つ返事で「いいよ」とのこと。旅行者が行かないような場所のシンガポールなんて、いったいどういうところなんだろうというのは楽しみだ。

今回はシンガポールでどうしてもリベンジをしたいところがある。それはカトンだ。前回ではなく、ずいぶん前にカトンへ行って、昼ごはんを注文しようとしたのだが、そのときにカトン地区は英語よりも中国語が通用するところだったようで、注文さえできないで、泣き寝入りして帰ってきた記憶があるからである。いまでは多少中国語がわかるようになってきたことと、地元出身の友達がいるから、なにかあったら全部訳してもらおうという意気込みで、このカトン地区でご飯を食べることは絶対行いたいと思っていたのである。あとは、その友達に行き場所は任せて、旅行者が普段行くような場所は排除して、シンガポール人でもあまり行かないような場所にでも案内してよとお願いした。

結果からいうと、確かに自分では行ったことが無いような場所ばかりではあったのだが、こんなところは、旅行者は絶対行かないよーっというところは非常に少なかった。やっぱりシンガポールでそんな場所を探すのは難しい。だから、旅行者には魅力の無い街であるためにリピータが無いのだろう。一度目の旅行としてシンガポールは良い。清潔、安全、多民族性を感じるところとしてはおもしろい。が、二度目は飽きる。そんなことを行っている自分はもう数え切れないほどシンガポールに来ている。なにをするかというと、ほとんどが経由で、トランジットの時間で市内で遊んでいるというのがほとんどである。他人から金を吸い取ることと、吸い取った金で投資をして稼いでいくことでしかシンガポールの生きる道が無いので、いかにシンガポールに来てもらいたいかと、箱物をいっぱい作るのはわかるし、実際、あたらしくできたところを今回は重点的に廻ってみた。

が、やっぱり箱モノは箱ものであって、それ以外の魅力は全く無い。一度目は、わぁーという感動があるが、二度目は無い。それが本当によくわかる旅行だった。それでもシンガポールは他国民から金を落としてもらうために、あちこちに同じようなものをこれからも建て続けるだろう。既存のものをなんとかしようという発想があの国には無い。なにせもともと何も無いところだったからであるし、昔から存在していたものは、大陸中国と同じで「古いものはすべて悪。新しいものだけが素晴らしい」という発想から抜け出せない民族性のために、すぐにぶっ壊す。ぶっ壊した後に新しい形にして「いままで残っていたもの」と偽造して紹介しているものもあるところだ。

さて、航空運賃が安かったというが、どの程度だったかというと、往復34000円。ユナイテッド航空が一番安かった。しかし、ユナイテッドだと下記の通り、成田出発は遅く、現地出発は早い時間なので、滞在時間がとても短くなる。だから、値段が安いのだろうとは思う。

2010/07/02 (Fri) UA 803 NRT 17:50 → SIN 23:55
2010/07/05 (Mon) UA 804 SIN 07:10 → NRT 15:05

ユナイテッド航空でのシンガポール行きについては別途記載したいと思う。

問題はホテルだ。頭の中にシンガポールのホテルは安いと思っていたのだが、実際にシンガポールのホテルにひとりで泊まるとなると、これがかなり高く感じる。その前まで、マレーシアの激安文化を体験していたこともあるので、シンガポールの物価が非常に高く感じるのである。1部屋単位なので、二人以上でシェアをすれば安くなるのだろうが、それでも高い。前にとまったことがある、Excelsior なんか1部屋13000円くらいになっていた。前に泊まった時は、1部屋で8000円くらいだったはずなのに。シンガポールは物価が高くなったというのはよく聞く話だが、実際に高くなっている。

そんな中で今回選んだのはブギス駅の傍にあるゴールデンランドマークという名前のホテルである。場所としては便利な場所にあると思われるし、前からちょっとは気になっていたところではあったので、今回はそこに泊まる事にした。値段は10250円。それでも高い。ホテルに関する詳細なレポートは別途記載したいと思う。

短期間のシンガポール旅行だったが、まぁまぁの収穫だった。しかし、シンガポールドルに対してかなりいま有利になっている日本円の威力をほとんど使わず帰国したことはもったいなかったと思う。つまり何も買わなかったのである。帰りの荷物が楽だったのは便利だったが、何も残らないというのは少しつまらない。しばらくはシンガポールに行く予定は無いだろうが、またびっくり仰天の箱ものができたら、シンガポールに来てもいいかなという気はした。

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