2011/05/14

ドブロブニクの猫

ドブロブニクは猫の街じゃないか?というくらいどこに行っても猫ばっかり出くわす。石畳のようなところなので、日陰になっているところは涼しい。だから、 車のしたとか細い路地の風通しがいいところには、絶対猫がいる。そして、猫の大好きな魚類も港があるのでよく取れるから食うにはなにも困らない。そして、 観光客もいるから、食べこぼしみたいなものにもありつけるということだ。だから、ここは猫にとっては天国みたいな場所なんだろうと思う。シチリアのシラ クーサ、マルタのヴァレッタでも猫がすごいたくさん居たのだが、どちらも港町であり、石畳であり、人がたくさん居るという点では共通している。猫写真を 撮っている人はたくさん居ると思うのだが、ここドブロブニクも猫写真を撮って写真集にするにはいい構図のものがたくさん撮れる事だろう。

裏 路地に入るとさらに猫が「こんにちはー」と言ってくる場合と、「わし、いまご飯食べているんだから、邪魔すんじゃねー」というような対応をする場合とある ので、猫の気分を知っている人は対応しやすいのだが、猫の気持ちがあんまりまだわからないので、一体どっちの対応をすればいいのかいまだにわからない。猫 のプロに任せたい。

なお、ドブロブニクで絶対に猫に会える場所がいくつかあるので、紹介したくないが紹介しておく。1つめは、聖母被昇天大聖堂前からポンテ門にかけてのひろい広場になっているところで、ここにはよく車が止まっているのだが、この車の陰や下にもぐりこんでいることは結構多い。それから、海洋博物館に行こうとするときの博物館近くで、城壁めぐりの通路との交差をする場所がある。何気にそこは一般家庭の庭になっているんじゃないのかな?と思うようなところなのだが、ここは猫の溜まり場みたいになっている。城壁めぐりの途中から入り込んでくるひとたちように、見張りのおばさんがいたりするのだが、そのあたりにたむろって居る場合も多い。それから、プロチェ門から旧市街を出て、見晴台になっているところからちょっと下を見ると、船が陸に揚がっているのが見えるのだが、そこにも猫の溜まり場になっているところがある。実は下に海岸に下りれる階段があるので、そこを下りて猫の溜まり場にも行ってみるとよい。そのほかは適当に歩いていると猫が我が物のように歩いているので、適当に挨拶しよう。


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