2011/05/14

ルジャ広場(ドブロブニク)


ドブロブニクの旧市街にやってきた場合、絶対旅行者が通るだろうという場所はたくさんあるのだが、その中でも代表的な1つの場所はルジャ広場(Luža trg)だろう。この広場は、メイン通りのプラツァ通り(Placa)のどん詰まりの場所にあり、四方は観光名所の建物で囲まれているからだ。また、旧市街の中で一番多く人が集まることができる広いスペースだからということもあり、広場の中心に建っているオルランドの柱(Orlandov stup)を中心に団体観光客が、ゴミに集るハエの集団のようにめちゃくちゃたくさんいるから、天気の良いときや昼間にこのあたりを歩くと、それだけでうんざりする。夕暮れになると、団体客もどこかのホテルにチェックインしたり、別の場所へ移動するためかだいぶ空いてくるので、そのときにこのあたりを散策するのもいいだろうと思う。広場の中心にあるオルランドの柱のことは別に記載したいと思うが、ルジャ広場に特化したことをもっと書こうと思う。四方が建物に囲まれているというと、なにか閉鎖的なイメージがあるのだが、そうではない。もっと開放的な広場なので、この広場にやってくると、出入り口を閉められたら逃げ場がないというわけのようなつくりにはなっていない。単なる広いスペースがある場所というようなものだ。

芸術的にはとてもすばらしい広場だとは思うのだが、横と地面がすべて石でできている広場であるために、とても落ち着かない。緑が全く無いのである。植木の花の鉢くらい置かれてもいいと思うのだが、それさえもないために、天気がいい時にこの広場に建っていると、とても眼が痛くなる。アルセナルの時計台の鐘を見ようと思っていると、直射日光と反射日光のために裸眼で見るのはなかなか辛いものがある。ここではサングラスは必須である。

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