駅の前にもなっている市立公園(Stadtpark)はウィーン市民の憩いの場になっている。駅を降りて右手にいくと市立公園の入り口にぶち当たり、用水路かな?というようなつくりになっているウィーン川を右手に見ながら公園の中に入っていってみよう。
もともとウィーン市街を囲むように建っていた壁をぶっ壊して、シューベルトリンクの大通りにしたところと、ウィーン川の間にこの市立公園を作ったのが、フランツ・ヨーゼフが皇帝だった時代の1862年。ウィーン最初の市立公園として作られたところ、なにを作っていいのかわからなかったのか、あちこちに銅像をおくようになったのが特徴かもしれない。園内には有名どころだとシューベルトやヨハン・シュトラウスの像があったりする。しかし、その像があったとしても、本当に像が置いているだけというものとして認識されているのか、だれも像に対して写真を撮ったりしようとしているひとが全く居ない。所詮、生きているものじゃないでしょ?というのを言わんばかりの扱われ方だ。でも、そんな銅像をみるよりも人工的に作ったものではあるのだが、街の喧騒が全く聞こえないくらい広い公園で、真ん中に大きな池が用意されているところにいってほしい。ここでたくさんの鳥たちが水浴びしたりしているのを見ることができる。アヒルなのか鴨なのか全くわからないが、たくさんの鳥が好き勝手に池で遊んでいるのが見える。そして、その池を挟んでたくさんの木々と芝生が緑を覆っているのを見ているだけでも和むではないか。だから、この池の周りには、その日、のんびり過ごしたいと思っている人たちが、子供連れも含めて好き勝手に遊んでいる。それにしても、鴨とかアヒルは柵がないので、どこかに行ってしまわないのかな?思うのだが、ご心配なく。全く放し飼いでも問題なし。
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