ドブロブニクの旧港 (Stara Luka)はもっとも歴史を誇る場所で、旧市街を訪問する人は絶対1度はこの港に来ることになるだろうと思うところだ。ドブロブニクがラグーザ王国として地中海を君臨したり、またドブロブニクの商業拠点として他の都市との交易にはこの港から出て行った船、入ってくる船でドブロブニクに繁栄をもたらせたものだと思う。それを良く知るためには、海洋博物館(Pomorski Musej)に行くべきだが、それは別途報告することにしよう。
旧港を眺めるには、もちろん直接港に行って見るのが一番だろう。おそらく一番多くのひとたちは、ポンテ門から出るか、スポンザ宮殿と時計台の間のところから出て行くかで港に出ることだろうと思う。どちらの出口付近には、レストランやカフェが軒を連ねているので、港を見ながらビールやコーヒーでも飲んでのんびりするのもいいだろう。たぶんそういうことをしていると、たくさんのひとが港から小船に乗ってドブロブニク周辺のクルーズに出かける光景を見かけると思う。天気がいいときには絶対に体験してみて、海からドブロブニクを眺めるというのもいいのではないだろうか?そして、次は城壁からである。城壁めぐりをすると、ちょうど旧港の真上を歩くことになるので、この壁から港を見るのもいいだろう。特に、聖イヴァン要塞(Tvrdava Ivana)のあたりを歩いていると、旧港をどどーんと目の前に観ることができるので、ここからの風景は最高だ。たぶんいろいろなガイドに「ここから撮影しろ」というようなお勧めポイントになっていることだろう。それから、南のプロチェ門(Vrata od Ploca)から旧市街を出て、すぐのところに見晴台がある。そう、ドブロブニクの猫のところでも記載したのだが、そこから見える旧港の姿もなかなか良いと思う。
どこから見ても港町の玄関の姿は素晴らしい。旧港なので大きな船はここに停泊することはできないのだが、漁船や観光客船はここには停泊しているのでいろいろな船を見る機会はあると思う。なお、豪華客船の場合は停泊する場所がないので、沖合いのところに止まって、そこから小さい船に乗り換えて上陸することになるようである。
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