救世主教会 (Crkva sv. Spasa)はピレ門を入ってすぐで、オノフリオの噴水の目の前にある、ちょっとボロいなーと思う教会である。だが、隣に建っているフランシスコ会修道会(Franjevacki samostan)への入場する観光客が多いせいか、救世主教会のほうも似たような人数の観光客が多いように見えるが、そうでは全然ない。むしろ、人気の無いような教会のひとつになっていたりするから不思議だ。とはいいつつも、教会自体が質素でつまらないつくりになっているかというと、全くそうではない。
ドブロブニク到着当日は、結婚式がこの教会で行われている最中であったため、部外者の人たちは全く教会への入場は禁止。でも、外からドア越しでその様子は少しだけ垣間見ることができた。つまり、この教会はドブロブニクの地元の人たちには身近な教会であるという意味である。
内部は白を基調とした壁で、回廊は特になく、中はすっきりしたシンプルな教会だった。大きさもそんなに大きいわけじゃないのだが、両壁には大きな肖像画と彫刻がたくさん展示されており、ここが重要な教会の1つのような表現を表しているかのようだった。しかし、ゴシック調の内部デザインはどれを見ても重々しく感じられ、それが小さい教会であるにも関わらず高い権威の教会を演出するような構造にもなっているのだろう。しかし、正面の祭壇部分ではルネサンス様式を取り入れた彫刻が掲げられている。でも、これ、誰をモチーフにしたものなんだろうか?彫刻の両脇の巻き巻きになっている柱なんかはまさしくルネサンス風だと思う。
Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/St._Saviour_Church,_Dubrovnik
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