2009/02/24

平和公園(長崎)


浦上天主堂の帰りにそのまま松山町駅に戻るついでに、平和公園に行ってみることにした。路面電車と平行して走っている道路沿いに平和公園はあるのだが、夜に行くと本当に寂しい。誰も歩いていないからだ。犬の散歩でも、ランニングでもしているひとがいれば、ちょっと良いが、暗いためか誰もいない。だからとても寂しい。

その寂しい中に薄っすらと見えるのが、平和祈念像。天に延ばした右手で原爆の脅威を、水平に伸ばした左手で世界平和を表し、その閉じた瞼は犠牲者の冥福を祈っている。

8月9日になると、この像の前に、大臣を始めとした偉い人達が集まって、原爆による被害者への哀悼の式典が行われる。そのときにはマスコミも含めて大人数が集まるのだろうが、今日はその反対で誰もいないので、その差を考えるととてもおかしい。

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