2009/02/24

避寒のためにシンガポールへ


少し前の旅行についてブログに書きたいと思う。

2008年の年末は、いつになく寒くて、寒いのが嫌いな自分は12月の飛び石連休のときにはどこか暖かいところに逃げたいと思っていた。そういえば、毎年この時期になると南のほうへ逃げていたことを思い出した。今年はどこにしようかとおもっていたが、行った事がないところにしたかったのに、結局シンガポールにいくことにした。

下記の日程でシンガポールに行くことにした。また、シンガポールか・・・と内心は思っていたが、確かにシンガポールまでいけば、東京の寒さからは脱却できると思ったからである。それに、ここ最近は航空運賃のほかにサーチャージが高いので、あんまり遠いところには行きたくなかったので、本当は台北でもいいかなとおもったのだが、意外にも航空運賃が高く、シンガポール行きが激安だったので、シンガポールにした。シンガポールへの日本人の人気は本当に全くない。シンガポール政府が頑張って、何もないところにいろいろとイベントになるようなものを作っているのだが、それでも人寄せパンダになるような目玉はないために、リピータが増えないのであろう。これといった特徴がないところに特徴のあるものをもってくるのは並大抵のものじゃ出来ない。いくらシンガポール政府が金持ちだからといっても、金の力で何か出来るものではない魅力を持っていないと、金持ち成金の単なる道楽にしかならないことを、まだシンガポール政府は分かっていないらしい。

今回の旅程

行き:2008/Dec/20 SQ 637 NRT 11:30 → SIN 17:55
帰り:2008/Dec/23 SQ 12 SIN 9:50 → NRT 17:20

最近の円高のおかげで、一時はシンガポールドルの値段が80円近くになって、板麺なのに300円もとりやがると憤慨してしまっていたが、いまでは65円まで下がってくれたので(2月24日現在では60円)、シンガポールで買物(しないけど)をしても便利なところになったと思ったから選んだのかもしれない。

エアバス380の最新型の飛行機だったので、中身はどうなっているのだろうと思ったが、搭乗口で待っていたときに驚いたことが有る。それは、2階建ての飛行機なのでどのように乗るのかと思っていたところ、2階席のひとは、搭乗口自体が違っていたのである。2階建ての飛行機を飛ばしているのは、いまではシンガポール航空しかないので、このゲートはシンガポール航空のそれもこの時間に出発する飛行機専用のゲートになってしまっている。さらにゲートの入り口に掲げられていた案内看板には、座席の見取り図があったのだが、それをみると、ビジネスクラスのシートがめちゃくちゃ多いことが分かった。それだけ話題の有る巨大飛行機であり、シンガポール政府の面子にかけて就航させたものなのであることがこれで分かる。

もちろんエコノミークラスに乗ったのだが、感じとしては、足元のフットレスがなくなったので、足元がとても広く感じた。今までは足元にチビ用のために足元にフットレスがあったため、邪魔臭くて足も伸ばせない状態だったのだが、あんな無用なものがなくなっただけでも楽だ。エンターテイメントについてはシンガポール航空なので特に変わり映えはない。

それにしてもご飯がやっぱりだんだんシンガポール航空は不味くなっていると感じた。以前はもっと美味かったとおもったのに、気合をビジネスクラス以上にのみ注目させることになったために、エコノミーに乗っている虫けらはゴミ扱いのような食事を出せばいいと思っているのだろう。ご飯で言えば最近のお気に入りはやっぱり中華航空である。あそこのご飯は美味い。

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