2009/09/13

Hotel One (台中)

初めての台中滞在で選んだホテルは、台中駅からは少し距離があるが、繁華街やいろいろなところに出て行くには便利そうな場所に位置しているHotel One(台中亞緻大飯店)にした。このホテルは、台湾各地に点在するランディスホテルグループに属するようで、そのコンセプトは、所謂デザイナーズホテルになっているから、まぁ、とにかく洒落ている。

駅からホテルまではタクシーで160元程度。歩いていくにはとにかく無理な距離である。ここはケチらないでタクシーに乗ることをお勧めしたい。というのも、台中も暑いところだからだから、歩いて移動するなんて言うのは、よほどの変態じゃない限りはやめたほうがいい。

台中の中でも特に目立つくらいの超高層ホテルになっているため、結構色々な場所からホテルは目立つ。が、台中市内は思ったよりも広い場所なので、自分が台中市内のどこにいるのかがわからなくなるときもあるかもしれない。

スタイリッシュというのを絵に描いたような室内は、きっとビジネスマンよりもどちらかというと場を尊重したり雰囲気を楽しむことが多いカップル向けにはいいホテルだと思う。といっても、ラブホテルではない。ちゃんとしたホテルなのである。今回予約したのはセミダブルの部屋だったのだが、これがなかなか雰囲気が良い。ベッドの大きさがちょうど良いし、連れ込んで2人で寝てもちょうど良いくらいの大きさになっている。デスクのほうには、壁掛けの薄型デジタルテレビがあり、ネット環境も無料で使えるようになっている。椅子もビジネス用の椅子を使っているので座りごごちが抜群だ。机の引出しには、なんでも机の上に置かれているとみっともないのだが、それをやめて、机の中に必要な文房具類をしまっているところが憎い。茶のみ道具も同じように机の引き出しにしまわれているので、全体的にスッキリしている。浴槽のほうは、もう感激の一言だ。というのも、高層階に今回はあてがわれたのであるが、浴槽から外が丸見えで、それが高層階だから景色がとてもいい。夜に下界を見ながらお風呂に入るなんていうのはとても優雅な気分になる。また、お風呂場にも実はテレビがついているので、お風呂に入りながらもテレビを見たいという奇特な人にも十分配慮されている。風呂場にもテレビがついている場所は、さすがに今まで泊まったことがなく、ここが初めてだと思う。アメニティも十分揃っているために、欠点をつけるところがない。しかし、欠点をつけるとしたら、それは窓ガラスが汚いところだろう。せっかく高層階にいるから、外を見ようと思って、窓から外を見てみると、確かに景色はいい。が、窓が汚いのである。いつ窓ガラスを拭いたのだ?というくらい汚い。そういえば、台湾で窓ガラスを拭いている風景に出会ったことがない。台湾では窓ガラスを外側から拭くことは経費削減として行なわないことなのだろうか!?館内は、宿泊客のみがエレベータを利用できるようになっている。宿泊客がもっている鍵でエレベータの止まる階が決まっており、鍵をもっていないで乗っても動くことができない。だから、売春関係の人をいきなり部屋に呼んでも、そういう人は上がってこれないようになっている。最近のホテルはこの形式をとっているところが多い。ロビーまで迎えに行けば特に問題ない。エレベータを下りて自分の部屋までいくときのコンコースは結構雰囲気がいい。いかにも寝床が廊下の両側にあるというようなつくりになっていないところが素晴らしい。朝食がとれるフロアも中層階にあるため、景色がとてもいい。またメニュも結構いろいろな種類が揃っているために、舌の肥えた台湾人でも人気なのは当然だろう。
Hotel One(台中亞緻大飯店)
URL : http://taichung.hotelone.com.tw/
住所:台中市英才路532号
Phone : 04-2303-1234
Fax : 04-3702-6666

0 件のコメント: