高雄駅は古い駅舎が現在記念館として使われているのだが、本当の駅舎は現在は台湾の南の玄関口として立派にその役目を果たしている。南の玄関口というからには、それなりにデカい駅と思いきや、そういうわけでもない。高雄はターミナル駅ではないからかもしれない。台湾の西側を走る線路の南のターミナルは、高雄ではなく、もう少し先にある屏東になるためであり、高雄がもしターミナル駅であるなら、車輌基地などのためにもっと大きくても良いと思う。それでも、やはり起点となる駅舎であるために、ホームの数は、他の駅よりも多く存在する。
切符売り場は1階フロアに存在し、自動切符売り場もあるのだが、やっぱり台湾では人間のいる窓口が一番似合うので、ここで買いたい。エスカレータに乗って2階の改札口に上って、ホームに行くとしよう。改札は特に何時の電車を今から行いまーすというような地方によくありがちな放送は全くない。好きなときに好き勝手にホームに行って待ってろという東京方式である。ただ、ホームで待っているのは日陰であるとはいえ、とにかく蒸し暑い。南国特有の蒸し暑さであるために、こんなところに長く電車がくるまで待っているよりは、電車がくる寸前までコンコースか待合室で待っているのが良いだろう。なぜなら、そこは涼しい冷房が入っているからである。
2階のコンコース待ち合わせエリアには、コンビニやちょっとした電車のなかで食べるための買出しができるような店があったり、スタバも中に入っている。うーむ・・・どこにでも進出するスタバだなーと感心してしまった。さて、高雄をあとにして自強号で次の都市、台中へ行くとしよう。台中までは、自強号で2時間半。結構遠い。新幹線で行くのもありかとおもったが、新幹線の台中駅は、台中市内からかなり離れた場所にあるので、移動するのが面倒くさいから却下である。
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