サイパンにはDFSが存在しているのだが、そこはサイパンの中の一番の繁華街にある。そして、サイパンへ来る観光客のほとんどが行く場所だろうと思う。というのも、ここくらいしかまともに買物が出来る場所がないからだろう。ホテルにずっといるのが厭きる人にとってはここに来ることで、一時的には気分転換になることだろう。
さて、そのDFSにいくには、公共の交通機関が全く存在しないサイパンでは、唯一存在するバスでいける。このバスは、DFSを利用するのであれば無料で乗ることができるバスで、DFSが運行している送迎バスなのだ。本当に島内を移動するには、このバスが無いと、なにもできないという不幸な島なので、移動をするにはとても便利だ。それに無料でいけるというのがすばらしい。DFSを基点に、主要なホテルを廻る北路線と南路線の2系統が存在するので、自分が泊まっているホテルがどちらの路線沿いにあるのかを調べて乗車すればいい。じゃぁ、DFSを利用しない人はバスに乗れないのかというと、正直そうではない。あくまでもこのバスはDFSを利用してくれるひとのために善意で運行しているものであるので、それに甘えて、DFSまでは行き、DFSから自由に行動をしても全然問題ないのだ。他に交通機関がタクシーしかなく、融通が利かない、タクシーが走っている量が少ないというのであれば、このバスを利用するのが良い。
無料バスは1時間に1度運行しているので、事前にホテル等で持っている時刻表を確認しておいたほうがいい。バスに乗り遅れたら次のバスが来るまで1時間くらい待ちぼうけになるからだ。
さて、実際のDFSはどういうものかというと、他の場所にあるDFSと同じようにブランドものがすごいたくさん揃っている。1つのブランドで売られている品数の多さは、やはりグアムに比べると少ないとは思うのだが、それでもほぼなんでも手に入ると思って良いだろう。最近は以前より円安になっているので、なにかそれで買いたいものがあるかというと、特に変わったものがここで売られているのではなく、さらに安いわけでもなんでもないので、気休めに何か買いたいという買い物オタクのような人であれば、買えば良いんじゃないのだろうか?また、バラマキみやげを探しているような人であれば、なにもDFSで買う必要は無い。傍にいくらでもスーパーに毛が生えたようなくらいの大きなスーパーが存在するので、それでみやげ物を探すほうが断然安いからだ。ただ、唯一まともな製品が売られている場所という意味では、DFSにどういうものが売られているのかは知っておくのも良いだろう。そして、サイパンの物価というのが分かると思われる。
だいたいこのDFSにサイパン独自のものがどれだけ売られているかというと、「サイパンダ」のキャラクターに纏わるものしかなく、そのほかに特徴があるものは何一つない。ローカル色のあるおみやげが欲しいのであれば、別のスーパーに行くべきだろう。
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