2014/01/04

サイパンでの買いもの

サイパンでローカルフードでも買おうかと思ったが、ろくなものが存在していないので、全く買物をするつもりがなかったのだが、何も特産が無いところでは、無理やり特産もどきのものを作り出して、それをいかにも地元特産のように見せかけて売るという、日本でも良く見られる現象がここでも見られたので、報告したい。
サイパンは元々チャモロ人の島に、最初にドイツ人が、そのあと日本人が入り、戦後はアメリカ人によって統治されていたわけで、その時々の入植者によって文化が変わってくるのは当然だが、どの民族が統治をしたとしても、ここ特産のものを全く作らなかったことが、現在にいたるつまらない何も残っていないところということになってしまったのだろう。特にアメリカの功罪は大きい。もともと芋しか食べていなかったところに、強引に本土と同じような食文化を持ってきたことで、貧相な食生活だったもともとの体質のため、栄養が不足していても生き延びるための体になっていたところ、カロリーの高い食生活が入ってきたら、必然的にエネルギーが体に溜まりすぎてデブになる。サイパンにデブが多いのはこれが原因。

話がそれたが、サイパンはアメリカによって、本土からの供給物を消費する土地としてしか役に立たない場所に育ててしまったことにより、特産が無いわけである。強引にキャラクターとして作った「サイパンダ」はおそらく日本人のファンシー魂が作り上げたキャラクターだろう。アメリカ人にはこういう考えは無理だ。それくらいがサイパンの特産であり、あとはなにもない。それでも強引に各店で探してみた。

まずは暑いサイパンであるため、アルコール類、特にビールの数は結構たくさんあってビックリした。日本のものもあるが、アメリカ、ドイツ、ベルギー、オランダ、フランス、等々の各種のビールが立ち並ぶ。それにあわせてカクテル類ももちろんあるから、酒好きにとっては特に困らないだろう。

スーパーで見つけたものとして、もう日本ではすっかりおなじみになっているコンドームシリーズ。味付けコンドームは日本ではもう普通のコンビニでも手に入るもので一般的になっているが、サイパンでもやっぱり南国の雰囲気に乗せられてヤリまくろうとしているひとはいるんだとおもうのだが、そういう人たちにウケているのが、この手のコンドーム。結構ここにもいろいろな種類が存在していた。
ポッキーシリーズというのもありがちなのだが、サイパン独自と言うのは存在しない。しかし、いかにも南国のポッキーと言う意味で売られていたんだろうが、実際にはハワイ産のポッキーがあった。それは日本では売られていないパイナップル味のポッキー。これはポッキーなのだがどちらかというとプリッツといったほうが良いだろう。決してパイナップル味のコーティングがされているというわけじゃないので、見た目にはなにもないプリッツに見えるが、食べると、ほのかにパイナップルの味がする。袋入りで12箱あったので、バラマキみやげとして買ってみた。が、サイパンで売られているので、ハワイからの輸入になるため、価格が1箱250円もする。高い、高い。
そういえば、他にもココナッツ味の「ばかうけ」とか、ココナッツ味の「プリッツ」というのも売られていた。
 

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