長崎に行くときの飛行機は、半年に1度郵送されてくるANAの株主優待券で行くことにした。国内旅行を最近しなくなってはいるのだが、せっかく半額割引券があるのであれば、大阪くらいの近さではなく遠い距離のフライトのほうが断然得だからである。それが超割の時期では取れなかった場合だとすると、なおさらこういう株主優待券がお得だというものだ。実際、正規料金だと片道44,970円だが、優待券を使えば、往復で44,970円。これを安いか高いかは気持ち次第。
さて、予約をする際にも、ANAの公式サイトでは「株主優待券」の欄を選んで購入手続をすればいいだけだから、簡単。なにしろ、気が変わって別の便にしたいとおもったときには、手数料無料で変更もすることができるのは便利だ。だから、出張だった場合、なにかの会議が長引いて、予定より遅い便じゃないとだめになったときなんかは、変更するのが楽だというもの。実際、羽田空港では「航空券を購入」の手続と同じ手続をすることになるのだが、この時ネットで購入手続をしたクレジットカードが必要になる。
朝8時15分発のANA661便を使うために、羽田空港に向かったのだが、国際線と違って、預ける荷物が無いので実は20分前くらいまでに手続をすればいいが、それだと慌しいので、早めに空港について、ラウンジでのんびりしていようということにしていた。なので、目標は7時くらいに空港に到着して、さっさとチェックイン手続をして、そのまま空港ラウンジで出発まで待っていることにした。しかし、この方法は実は後から考えると大正解で、11月の三連休の初日に空港にきたわけだから、いろいろなところに出発しようとする人たちが、早朝からめちゃくちゃたくさん人がいて、手荷物検査のところが大渋滞になっていて大変だった。
なんどきても羽田空港は広いので、本当にたくさん歩かされる。それは良いことなのか悪いことなのかわからないが、ラウンジのある場所から搭乗口までの距離が遠かった場合には、あんまりラウンジのところでのんびりしていられないのが気になる。今回の場合はそんなに離れているような場所ではなかったので、搭乗開始ギリギリまでラウンジで飲み食いしてのんびりしていた。とは言っても、お食事ができるほどのミールサービスは用意されているわけじゃなく、ソフトドリンク、コーヒー等の飲み物とおつまみが用意されているだけではある。ラウンジも広いので、出張の人たちが平日だったら占有しているだろうというのが想像できるのだが、それでも席が確保できるくらいの座席数が用意されているようだった。
長崎空港への到着は、空港自体が海に突き出たところなので、三方向が海に囲まれた埋立地に作られているので、海からの着陸は結構楽しい。台湾の台東空港への着陸がおそらく一番顕著で分かりやすいと思うのだが、海からの着陸はなんとも絵になる光景だ。
空港到着後に市内に出るためには、空港ターミナル前から出ているバスで出るのが一番便利だ。これはかなり頻繁に出発しているので、実際に市内の中心地に出るのは特に気にしなくてバスにしたがっていけば良いだけだと思う。バス乗り場傍に、自動販売機の切符売り場があり、そこで事前に切符を買ってバスに乗り込めば良い。ただし、片道は800円。往復で買うとなんと1200円。だったら、往復買うよねーと思う。しかし、往復分を買った場合には、帰り分の切符を無くさないようにしなくちゃいけない。ちなみに、市内に行くバスは、いくつかの経路があるのだが、一番早いのは、途中高速道路を通って、ノンストップで長崎駅前までいく路線だろうとおもう。バスに表示があるので、気をつけてみたほうが良い。
帰りは中途半端な18時半くらいの飛行機にしていたので、どこで夕御飯を食べれば良いか結構悩んでいた。搭乗前に空港のレストランで食べたほうが良いかどうか迷っていたのだが、結局おみやげ売り場で売られていた地元の弁当を買って、搭乗口までご飯をたべることにした。小さい箱だったので、そんなに量が無いと思っていたのだが、ご飯の塊みたいな弁当だったので、すごい満腹になってしまった。
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