2010/09/28

チャンギ空港手荷物一時預かり所(シンガポール)

大きなトランクは成田搭乗時に預けてしまっているので、特に最終到着地まで気にする必要はないのだが、手荷物というのは、意外に邪魔だなと思うときがある。シンガポールでトランジットするときのような場合だと、チャンギ空港のシャワーサービスを利用する際に必要な着替えは手荷物として持ち込んでいかないとだめなのだが、シンガポール市内に行く場合には、これさえも不要である。シンガポールで下着くらい買っても良いかと思うのだが、10年くらい前までだったらそれでも良いとおもった。Chinatown Complex にいけば、めちゃくちゃ値段が安いシャツやパンツは以前は売られていた。例えば、10枚1組のパンツで500円とか。おむつか、これは?というような値段で売られていたようなものだが、最近は政府の手入れが入ったのか、シンガポール自体が金持ちになってきたので、そんなボロ値段で買う必要が無いひとが多くなってきたからか、まずどこに行っても見ることが無い。無駄にシンガポールに金を落とす必要もないので、自前で持って行くほうが良い。だから、なおさら市内に行くときには、そんな下着を持っていく必要が無いので、邪魔なのである。

となると、空港のどこかで荷物を預けたくなる。デパートでさえ一時預かり所があるんだから、空港にも有るだろうとおもっていたところ、チャンギ空港の第3ターミナルで荷物を預けたことが無いという事実を発見した。以前、シンガポール航空がターミナル2をメインで使っていたときの場所はわかる。が、ターミナルが違うところに移動するのも面倒くさい。空港の案内所に聞いてみたら、実は地下フロアにあるとのこと。それもターミナルの端にあるとのことだ。

第3ターミナルの地下フロアは実はこのときまで行ったことが無かった。行ってみて初めて知ったのだが、ここが噂に聞いていた24時間サービスを行っているショッピングモールだったのである。飛行機の乗客だけではなく、一般人が入ってこれるターミナル内のショッピングモールなのである。以前、ブログにも記載したが、誰が乗るのかわからんと思っていたスライダーについても、実はここから乗れる。問題の一時に持つ預かり所も、この地下1階フロアにあった。預かりの値段は、預かる期間によって変わってくるらしい。空港なので数日間預けるひともいるのか、店のおっちゃんが「How many days?」と聞いてきた時には、一瞬「えっ?!」と驚愕した。「3, 4時間くらいかな」と答えると、にっこり「OKOK」とのこと。ただ預けるときには身分証明書を提示しないといけないようで、パスポートの提示がここでは求められる。万が一、取りに来なかったやつがいたり、問題ある荷物だった場合には通報と誰が持ってきたのかの身元確認ができるためのものだろうとおもう。さすが監視王国シンガポール。日本の監視がゆるすぎるのかもしれない。10kg以下の荷物を1個あずけるとき、最初の24時間は $3.21 である。以降24時間ごとに $4.28 かかる。荷物を預けると、預かり証明引換券をもらえるので、これはなくさずに荷物を受け取るまでもっておく必要がある。

ちなみに、自分達が荷物を取りに来たときには、引換券を渡す前におっさんのほうが自分たちのことに気づいて「おぉ、戻ってきたのが早いね」というコメントと同時に、荷物を出してくれた。

参考:チャンギ空港の施設とサービス
http://www.geocities.jp/mankitsujutsu/airport_010.htm

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