2010/09/29

マヨール広場(Madrid)

プエルタ・デル・ソルからマヨール通り(Calle Mayor)を西に少し歩いていくと、マヨール広場(Plaza de Mayor)の入口の階段が見えてくれる。この広場はヨーロッパにはよくある四方が建物で囲まれた形をしている。プエルタ・デル・ソルは道路と道路の間にできた陸の中洲という感じがするが、マヨール広場のほうはいかにも人工的な広場である。そんな四方が建物で囲まれている形をしているので、ここではいろいろなイベントがかつては行われていたようである。しかし、いまは特別なイベントが行われるとき以外は、特に静かな広場のようだ。

しかし、広場は憩いの場でもある。なので、オープンカフェは当然ここでも存在するし、蚤の市みたいなのは常に出ているため、広場に人が居ないということはまずない。この広場もいくつか見所があるのだが、一番有名なのがクチリェロス門(Arco de Cuchilleros)という居酒屋通りと広場を結ぶ階段状の門であろう。広場が少し高台にのところおにあるということがこの門を通ると良くわかる。だから、階段と門を潜って、居酒屋が並ぶ場所にいくときには、たくさんの人がここを通る。階段途中にも店がいくつかあり、雑貨屋などが存在するので、それを見て歩くのも良いともう。
広場北側にある建物は、観光案内所が入っているところでもあるのだが、ここの建物も見るに値する場所だ。建物の壁を良く観ると、窓以外の部分に絵が描かれている。一瞬マヨルカ焼のタイルでも張っているのかなと思ったのだが、そうではなく実際に描かれたいるようだ。建物中央にはスペイン王家の紋章が当然のように掲げられているのも観ておこう。ただ、建物の目の前で、ディズニーの熊のプーさんに扮した着ぐるみが、風船細工を配っていたのには意味がわからなかった。そして、建物中央部分のところに鐘楼があるし、そこに時計らしきものがあるので確認してみたところ、実はこれは時計ではなかった。温度計か!?

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