2009/05/16

カフェ・ゲルストナー(ウィーン)

美術史博物館の中には、カフェ・ゲルストナー(Cafe Gerstner)というカフェがある。これは、1847年に創業した皇室御用達のなかでも古い歴史があり、宮廷の晩餐会などの料理も仕切っていたウィーン文化を代表する店の1つである。

特に美術史博物館にあるカフェは、その装飾がとても印象的で、たぶんどこのガイドにも掲載されているものだろう。カフェの中にいると、あまりよくわからないが、美術史博物館の上階からカフェのほうを眺めると、それはより印象深くなる。

もちろん、ここのカフェは本店があるケルトナー通りのものと全く一緒だ。

ここで頼んだものを列挙する

・アップルシュトゥルーデル(Apfelstrudel):3.20ユーロ・ゲルストナー・トルテ(Gerstner Torte) : 3.10 ユーロ・エスプレッソ/大(Grosser Espresso) : 3.5ユーロ・アインシュペーナー(Einspaenner) : 3.2ユーロ・ソーセージ盛り合わせ(Gerstner Wuerstel mit Senf, Kren und Gepaeck) : 4.00ユーロ

なお、ケルトナー通りの本店では、お土産用としてお菓子を買うことができるのだが、これがよくわからないものも売られていたので紹介したい。
味の割りには高くて、でもなぜか人気があるというのが、シシーのデザインをされている砂糖菓子(Kandierte Sisi-Veilchen in der Runddose)である。これは、コンペイトウの大きなサイズのも10粒くらいしか入っていないという代物なのだが、なんとそれだけで11.50ユーロもする。味は、すみれかその系統の花から作られた汁を使って、甘く固めたものである。はっきり言って、何度も食べたいというものではないが、無くなるともう1個食べてみたいとおもう、不思議な味のキャンディー(?)だ。

0 件のコメント: