2009/05/16

美術史博物館(ウィーン)

美術史博物館(Kunsthistorisches Museum)は、絵画好きの人にとっては、絶対見逃せない場所であると思う。これでもかこれでもかという超有名絵画が展示されているので、見るたびに「これ、見たことがある」と思う絵画が絶対に見つかるはずである。フェルメールやブリューゲルやルーベンスのフランドル系絵画はもちろんのこと、ラファエロやカラヴァッジョのようなフィレンツェ系イタリア絵画についても、その展示が豊富である。のんびり絵画をみるのはもちろんのこと、駆け足で見たとしても、たっぷり最低3時間は掛かるくらいの量である。入り口を入ったところから、宮殿の中に入ってきたという雰囲気を感じることができる建物になっており、いきなり丸天井の絵画と彫刻、そしてギリシャ風の柱で歓迎される。
館内はフラッシュを使わなければ、写真を自由に撮ってもいいみたいなので、じゃんじゃん写真をとっている人たちが結構いた。博物館のお土産コーナーにある「全部門総合ガイド」を買えば、展示されている絵画の全部の説明と写真付きの本であとで観ればいいのだが、そんなのは持って帰るのは面倒くさいという人たちなのか、説明書きと絵画を交互にデジカメに収めているひとは結構いて、「なるほどー」と感心してしまった。
疲れたら館内にあるカフェ・ケルストナーで休憩するのもいいだろう。ケルストナーについては、別の記事で記載したいと思う。

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