2009/08/02

セント・マリー大聖堂(Kuala Lumpur)

独立広場の目の前には誰かの家かなとおもうような建物があったが、これがセントマリー大聖堂(Cathedral of St. Mary the Virgin)だというのは、建物の前にあった看板をみて初めて分かった。しかし、なんだか勝手に入れなさそうな雰囲気がぷんぷんしていたのだが、全然そんなことはなく、誰でも自由に入ることができるようになっている。ただし、ヨーロッパの教会とは違って、「これぞ教会の建物だ」というような建物のつくりじゃないので、建物で威圧するような雰囲気が無いのがほのぼのしている。中に入ると、イギリス国教会そのまんまをマレーシアに持ち込んできたというような教会で、至って中はシンプル。へんてこりんな装飾がないので、カトリックのような派手さは全く無い。むしろ、ここが教会ではなく、単なる椅子が並べられている暑苦しい狭い空間?と思うような感じだ。でも、いちおう祭壇はあるし、訪問者もいるようだ。マレーシアの信仰者のなかでキリスト教徒、それもイギリス国教会の教徒の人はどの程度いるのかどうか不明である。でも、イギリス国教会なんて、イギリスの皇族が加入されているから、とてもすごいものと思われがちだが、あんなもの、過去のイギリスの王様が離婚したかったために勝手にカトリックから脱退して、作り上げたちょっとインチキ臭いキリスト教なのになーとおもう。が、そんなことはイギリス人の前では口が裂けても言えない。

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