クアラルンプールに行く際に、今回はどこも経由せず、マレーシアのナショナルフラッグであるマレーシア航空を選んだ。2回目のシンガポール訪問の際に、街中で出会った女の人が元マレーシア航空の客室乗務員をやっていたひとで、「なぜマレーシア航空を使わない!」と意味不明に怒られて以来、マレーシア航空に乗る機会はあるのだろうか?と実は密かに疑問に思っていた。それがとうとう実現した。
成田の第2ターミナルからマレーシア航空は出発するが、チェックインカウンターに行ってみると、結構人が並んでいて、窓側の席なんか取れないかもしれないとおもった。事前チェックインもできなかったし。そして、ベールを被ったイスラム女性が意外に多く乗るんだなーというのを待っている間に気付いた。マレーシアがイスラム国家の現れだろう。マレーシア航空の機内に入ってみると、エコノミーは2-5-2のシートであったが、意外にシートピッチが広くて、前にでーんと脚を延ばしても全く平気だった。が、椅子がレカロシートだったのは良いとしても、それが座りにくいったらありゃしなかった。ある姿勢でいるには全く苦にならないのだが、椅子をリクライニングしたり、椅子に座っているときに体勢を変えると座りにくいのである。そこが残念だった。しかし、シンガポール航空と最新設備は競っているようなので、エンターテイメントとしての機内設備はとてもよかった。パーソナルテレビの番組の種類は多かったし、道中は飽きなかった。ただ、あぁいう番組はどこか委託した会社が作っているのかと思っていたので、どこの航空会社でも似たようなものかとおもっていたが、シンガポール航空のとは全く違う作りになっていた。
客室乗務員は、シンガポール航空のように人工的な笑いと洗練さは、お世辞でも全く無い。はっきりいって、どうしてこんな人たちを雇っているのだろうというのが多かった。どちらかというとアメリカ系の航空会社に乗っている客室乗務員みたいな感じだと思えばいいだろう。ただ、よく気が付くようで、乗客が結構たくさん乗っていたのにもかかわらず、いろいろな要求に対しててきぱきやっていたのは感心したし、眼が行き届いているなーという印象はもった。
ご飯は事前にメニュが配られるわけではなく、その場で何にするかを決める昔ながらのタイプだ。ただ、ご飯はエコノミーながらご飯は結構満腹になるような量が出てくるのでびっくりだ。
行きのメニュは「牛肉と麺」か「シーフードドリア」のどちらか。帰りは「白魚とご飯」か「牛肉とポテト」のどちらか。ついでにデザートと野菜と蕎麦類がついている。
■行きのメニュ
①牛肉と麺
②シーフードドリア
③間食とデザート
■帰りのメニュ
①白魚とご飯
②牛肉とポテト
③間食とデザート
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