2009/08/02

マスジッド・ジャメ(Kuala Lumpur)




セントラルマーケットから北に歩いていくと、ゴミゴミした場所にやってくる。そして、泣く子も黙る香港上海銀行クアラルンプール支店の巨大なビルが見えてくるが、その正面に、お世辞でも綺麗とは言えないクラン川が出てくる。これが本当にドブ川に等しいくらい汚い。そのドブ川の向こう側に、椰子の木に囲まれた、白い建物が見えてくるが、っそれがマスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)が存在する。普段はモスクとして存在するのだが、なんだかモスクらしくないように思える。実際に行ってみると、平日昼間なのに、熱心にお祈りしているひとたちがいるなぁ・・・とおもっていたのだが、どうみても、浮浪者みたいな人たちが屯しているようにしか見えない。イスラム教徒だから、モスクのステージで寝そべっても怒られないのだろうとおもうが、祈っているのか暇だから、冷たい大理石で寝そべっているのが気持ちいいからか、本当によくわからないが、日本の寺だって、似たような光景を見ることはあるが、それと同じなのかなとおもった。
一般の観光客は、決して建物の中には入ることができず、入口で氏名を明記した後は、建物の周りだけを見ることは可能だ。だけど、その光景は全然面白くない。建物としては、汚い川を越えたところから見るのであればいいのだが、近くから見てもちっとも良い感想が無い。むしろ来ないほうが良かったと思ったくらいである。

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