ホテルのグランドタワーの5階は、そちらのタワーに宿泊した客のみが利用できるラウンジが存在する。一度チェックインをすれば、ホテルのスタッフは、どういう客がラウンジを使える客なのかは覚えているため、関係ない人がこのフロアに来た場合には追い返される。ただ、スタッフもいつも同じ人が居るわけじゃないので、顔を見慣れたスタッフであれば顔パスで通ることは可能。そのときには、にこやかに挨拶くらいはしたいものだ。日本人は、どうしてもぶっきらぼうな顔をして対応することが多いのだが、ここは素直に挨拶が必要だ。ラウンジは朝から夜まで利用可能で、いつでも何度も利用することができる。そして、何度利用しても宿泊者は無料だ。無料であることをいい事に、何度も何度もこのラウンジを今回は利用してしまい、酒好きな友達にとっては、無駄な出費無く美味い酒がたくさん飲めたからと言ってかなり満足していた。そりゃぁ、朝からビールさワインやウィスキーを制限無くのめるんだから、普通、もしバーやレストランで頼んでいたら、その都度たくさんの金が必要であるため、その分経費削減できるものだ。だから、宿泊費のほかに飲み代の出費を考えると、ラウンジが利用できる部屋の予約をしたほうが絶対便利だと思う。ラウンジであるため、一般客が利用するレストランとは異なり、朝ご飯の種類としては、そんなに多いわけではない。でも、ガッカリする必要は無い。種類は少ないといっても、それは比較の問題であって、ラウンジでの種類は多いほうだと思う。コールドミール、ホットミールのほかに卵料理も作ってくれるし、もちろんフォーもやってくれる。頼めば肉料理も別途用意してくれるので、とりあえずなんでも頼んでみるのもいいだろう。昼、夕方、夜と、時間によって提供される飲み物や食べ物は異なるので、いつの時間にいっても楽しいと思う。ただ、何度も行っていると、「また来たの?」みたいな顔をされる。外に出ないで君たちは一体ホテルで何をしているんだ?と説得されているみたいに思われてしまうが、それもご愛嬌。一言「楽しいから、また来た」とさえ言えば良い。それで相手もすべて理解できよう。
酒のつまみから、ちょっとしたおやつまでなんでもある。たくさんの種類があるから、目移りしてしまうし、のんびりラウンジで過ごしていたら、提供される品物が時間とともに違うものが出てくるから、さらにそれをまた頼んでしまったり、自分で取りに行ってしまう。こんなのを続けていると、滞在中だけで、デブ養成コースに突入してしまいそうになる。危険だ。それだけ何を食べても美味いということも表している。ラウンジの内部はそんなに広いわけじゃないが、そのスペースが全部埋まることは無いだろう。それだけラウンジを使う人が居ないという意味も有る。しかし、朝食時には混んでしまうから、場所は早い者勝ちだろう。ラウンジ内はいつでも綺麗な場所なので、気持ちよく利用できる。なんだか汚したくないような気持ちだ。ラウンジとは金持ちが利用するものと思っていたのだが、シンガポールのリッツカールトンで、その利便性と値段を考慮したときに、こんなにいいものは無いということはわかったので、是非どこに行っても利用したいところだ。ただし、値段が日本のホテルみたいにめちゃくちゃかかるのであれば、それは躊躇してしまうだろう。
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