ベトナム初日は単なる移動日で終わり、ホーチミンについたのはまさしく夜。それから夜の町に出かけても全くなにもやっていないのはわかっていたので、それなら空港からそれほど遠くないところでのんびり次の日を迎えるところにしようとおもった。また、空港から街中の道中の様子が全くわからないため、混むのではないかと思っていたからである。そこで選んだのが空港から近いところにある「パークロイヤルサイゴンホテル」である。
空港からは予約時に到着時間を伝えておくと、空港からの無料送迎バスが迎えに来ているので、それに乗ればすぐに到着できる。ところが、空港の出口を出た後、目的の送迎バスが居るのかを探すのがとても困難。あちこち探していたところ、いちおう名前が書かれた看板があったので、もっと目立つように書いて欲しいと思った。台湾か香港からやってきた6人くらいの客と同じバンに乗らされてホテルに向かった。
ベトナムのホテルだとナメていたが、はっきり言って間違っていた。まともなちゃんとしたホテルだった。疑って悪かった、パークロイヤルサイゴンホテル。
チェックインには、代表者だけではなく、宿泊者全員のパスポートを提示しなければならないところは、中国で体験したところと同じであるし、チェックインの手続きがとても時間がかかるのは中国と同じだった。どうやらこういうのは社会主義国家の共通なところなのか、それともサービス業に不慣れなためなのかどうかはわからないが、滞在したホテルすべてで同じ経験をした。ただ、ホテル内の職員は、全員きちんとした英語を話すので、こちらも重ねて吃驚した。
部屋はシックながらも十分すぎるくらいの充実度が完備されていた。バスルームは、浴槽とシャワールームが別になっているので、これまた便利。そしてアメニティも全部揃っているので、特に自分用のものをもっていなくてもここでは大丈夫だ。また、ベトナムは水道水が飲めないからかもしれないが、ミネラルウォータの無料サービスがあるので、これを持って歩くのもよし、水道水の代わりにこのペットボトルで歯磨きするのもよし。最初はこのペットボトルで歯を磨いていたのだが、面倒くさくなって最終的には水道水で歯を磨いていた気がする。就寝時間頃にベットメイキングに来ていたのだが、そのあとベッドに寝る前のチョコレートのサービスが置かれていた。ホテルは吹き抜け10階建てになっているため、真ん中のほうを上の階から覗くのは楽しい。ただし、デパートのような吹き抜けになっているわけではないので、見た目はそれほど面白くない。
チェックイン後に、ウェルカムドリンクのサービスを受けることができる。それはフロントの向かいにあるカウンターバーで飲むことができ、カクテルからビールから、ソフトドリンクやコーヒーまで何でも注文することができる。なぜか、ここではビールとパイナップルジュースを注文してしまったのだが、今考えると不可思議だ。カウンターの後ろには、よくありがちな酒の瓶が並べていると思っていたのだが、並べていたとしても、デザイン的に考えているのか、棚があるのにほとんどなにも置かれていない。カクテルグラス(液体入り)と瓶が妙な間隔で配置されているのが、シャレていた。朝食は1階ロビーフロアにあるGarden Brasserieで食べることができるのだが、ここの朝食、馬鹿に出来ない。ベトナムだからかもしれないが、いきなりフォーのサービスがあるのはかなり感動的だった。以後、どこのホテルでもフォーはデフォルトでサービスされていることがわかった。ホットミールの種類もコールドミールの種類も結構豊富だったのは満足だ。一番驚いたのは、パンケーキのサービスなのだが、普通のパンケーキのほかにベルギーワッフルも用意されているのは吃驚した。意外にワッフルが出てくるホテルは少ないからだ。Parkroyal Saigon Hotel
URL : http://www.parkroyalhotels.com/hotels/vietnam/saigon/parkroyal/index.html
309B-311 Nguyen Van Troi, Tan Binh District, Ho Chi Minh City, Vietnam
Phone : (84) 8 3 842 1111
FAX : (84) 8 3 842 4363
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