2010/05/13
マラッカの猫 (Malacca)
マラッカはなんだか猫がたくさんいる。特に独立宣言記念館からオランダ広場にかけてのエリアには、夕方の涼しい時間帯になると、どこからともなく猫がめちゃくちゃやってきて、好き勝手に振舞っているのがみられる。1匹や2匹程度ならわからなくも無いが、10匹くらいがあちこちから集まってきて、好き勝手に人間様に対して「かまうな」と睨みを利かせながら各々が行動している様子はおもしろい。猫好きの人にとっては、観光したいという気分も全部吹っ飛んでしまって、猫とずっと遊んでいたいと思ってしまうことだろう。おそらく、そんな人たちにとっては、猫好きじゃないひとや、他の観光客から見ると、意味不明にも、道路の隅っこで何をしているんだろうと、変人扱いな目で見ることだろう。しかし、こんなに猫ばかりいるところは、以前に行ったことがあるマルタのヴァレッタ以来かもしれない。ここはまさしく猫天国だ。飼い猫なのか、それとも野良猫なのかは知らない。子供の猫から大人の猫までさまざまだった。それにしてもマラッカの猫は、どいつもこいつも無防備。暑くてダラけているだけなのかもしれないが、人間が近寄っても「ん?遊びたいの?面倒くさいから、勝手にしてくれ」という顔つきをし、猫は勝手に寝るか、いままでの格好をそのまま続ける。お勧めの時間帯は、夕暮れになる時間帯が一番良いだろう。17時以降から暗くなる前だと、あちこちからやってきて、今晩の集会の場所を探し始めるのだろうとおもう。
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