ジョンカーストリートの入り口すぐ傍に、大人気のチキンライスの店がある。ただし、似たような店がジョンカーストリートには面しておらず、ジョンカーストリートのすぐ傍にもあるので、間違わないように。お目当ての店は「和記鶏飯 (Nasi Ayam Hoe Kee)」である。この店、観光客や地元民にはとても人気のレストランなので、まずピークの時間帯にいくと空き席ができるまで待たなくてはいけない状態になる。しかし、あんなクソ暑いところで長時間待たなくてはいけないとなると、これは地獄にも匹敵する。したがって、ピーク時間を避けて、早い時間に行くか、1時過ぎくらいに行くのが良いだろう。ここのメインは、店の名前の通りチキンライスだ。チキンライスといったら、やっぱり海南鶏飯なのだが、ここはその海南鶏飯の店であるために、本格的だ。しかし、鶏飯といっても、シンガポールあたりで見られるような、カレーライスのように盛られたご飯の上に鶏肉が乗っているというタイプではない。ご飯と鶏肉は別々に用意されている。それもご飯というのが、さらにご飯が盛られているとか、茶碗ご飯になっているというわけではなく、おにぎりタイプなのであるのがおもしろい。でも、やっぱり鶏がらスープで炊いたご飯で作られているので、ご飯をたべても鶏の味がしてとても美味しい。見た目が少ないように見えるのだが、これが結構満腹になる。それとこの店では「黒豆湯」というお汁粉のような甘味も売られている。これも、変な砂糖をがんがんにいれたような甘さではないもので、実質、黒豆のみで作られているのでとても美味しい。全部で11.20リンギットだったので、激安だなー。しかし、終始中国人と思われていたようで、会計のときや、メニュを聞いてきたりするときに、ずっと中国語だった。でも、ここの店はもちろん英語も通じるところである。ただ、中国語のほうが絶対見せの人たちがフレンドリーになっていたことは見逃さなかった。客層もこれも千差万別で、中国系の地元民もいるし、インド系の客もいるし、もちろん観光客としてマラッカに来ている西洋人もいた。
Nasi Ayam How Kee
Address : 4 Jalan Hang Jebat
Phone : 283-3457
Open : 8:30am - 3:00pm
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