シャングリラ・ラサ・リア・リゾートの内部にあるレストランの中で、インドカレー専門店の店「ナーン(Naan)」は本格的なカレー料理屋の店である。ここの店で働く店員は、マレー系やカダザン人ではなく、インド系のマレーシア人で構成されている。日本料理屋に日本人系ではないのが働いていると、違和感があるように、ここではそのコンセプトは同じで、インド系のよさをそのまま残したいというのはよくわかった。
ちなみに今回テーブルを担当した店員は、インドのバンガロール出身らしい。本人がそう言っていた。本人が出身ではなく、祖先が出身なのだろう。西部インドからたくさん旧イギリス植民地内に連れてこられたインド人はタミール語を話す。バンガロールもタミール語圏の地域であり、ここからも植民地時代にたくさん人が連れてこられて、そのまま住み着いた。今回食べたのは次の通り。これにあわせて飲み物を注文。
・Tandoori murg Rasa Ria : 42RM
・Kadak Kebab : 41RM
・Keema Masala : 50RM
・Gost rogan josh Kashmir : 55RM
最初に注文した Tandoori murg Rasa Ria はお勧めマークがメニュについていたこともあり、早速選んだが、これはいわゆるタンドーリチキン。見た目、そのまま鶏肉の焼いたものじゃないかとおもうんだが、これはヨーグルトとウイキョウと数種のスパイスを使って焼いたものなので、やっぱりカレー屋で食べる鶏肉のあのタンドーリチキンそのものだ。知っている料理だけに安心する。もう1つの前菜風に頼んだものはKodak Kebabだ。これはベースはラム肉で、これにチェダーチーズとガラムマサラの香辛料を使って、衣がこんがり金色になるまで揚げたものである。マサラの匂いが嫌いな人はちょっと嫌かもしれないが、チーズとマサラで、臭みの強いラム肉を包んでいるのはおもしろい。でも、これがもっと臭いマトンの肉を使ったほうが味がいいんじゃないのかなという気もしたがうまい。頼んだカレー二種類の1つめは、お勧めマークが付いていた Gost ragan josh Kashmir。これは、ラム肉をベースにショウガ、にんにく、緑のカルダミンを使った料理。辛さは各個人によって選べるが、これはノーマルの辛さにした。もう1つはキーマ・マサラ。こちらもインドカレーでは定番中の定番になっているものだと思う。こちらはおもいきって、辛さが一番辛いタイプにした。一緒についていたモチモチとしたナンを一緒に食べると、どちらもかなり美味い。特に個人的には辛さ最大にしたキーママサラのほうがお気に入りだった。友達は顔から頭から全体で汗を掻いていて、すごい新陳代謝が活発だなとおもったが、個人的には全然汗を掻かないので、「体悪い?」といわれるしまつ。レストランは、屋外に面したところと屋内の2箇所に分かれているのだが、個人的には動物園のパンダ状態になる屋外よりは屋内のほうが絶対良いと思う。レストラン・ナーン (NAAN - Flavours of India)
Phone : (60 88) 792 888 内線 6318
Open : 18:30 ~ 22:30
Others : No smoking
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