マラッカのオランダ広場やサンティアゴ要塞などがある一番良いロケーションに位置するホテルが、高いビルでも目立つホテル・エクアトリアル・マラッカ(Hotel Equatorial Melaka)だ。マラッカのホテルの中ではよく知られたホテルのようである。ホテルのロビーは天井が高く、広々とした印象を持った。でも、なんとなくここはマレーシアというイスラム国家なんだなというのが、ロビーの装飾を見ていると感じてしまうのは不思議だ。予約したのは、Equator Club の部屋にした。公式価格では800RMだったのだが、ネットから予約を入れたら、650RMになっていたので即予約。でも、マレーシア価格でいったらかなり高いとおもうが、それなりの設備とサービスを期待したかった。ちなみに、Equator Club だと、1階のフロントでチェックインをするのではなく、20階のフロアのラウンジでチェックインができる。
チェックイン後に最初に通された部屋は、7階フロアの端っこではあったのだが、なぜか内装工事をやっている部屋の傍だったために、昼間はうるさくて仕方ない。デスクに「17時半までは工事のためにご迷惑をかけますが、ご理解をお願いします」なんていうのが、ご丁寧にも日本語で書かれていた。ご理解?できるわけないだろう!他に部屋があるんだろうか、それに替えて貰いたいと思ったので、即座にフロントに電話して「替えてくれ」と言った。最初、フロント側は「工事は遅くても17時半には終わるんで、それからは静かに泊まれます」と説得に掛かってきた。なにぃ?満室ならわかるが、客なんか他にそんなに泊まっていないだろうー?と直接は言わなかったが、「いやですっ(きっぱり)」と断った。しばらくしてフロントから電話が架かって来て、「別の部屋を用意しましたので、そちらに移動していただきます」とのこと。以前、ホテルに勤めているひとに、文句がある場合には絶対言うべきで、日本人はホテルのリクエストに対して、何もしなさすぎだと教えてもらったことがあった。次に紹介されたのは、19階の同じフロア隅っこ部屋。部屋のタイプは全く同じなのだが、高層階のフロアに移った事によって、窓からの景色が全く変わったことはうれしい。あと、なんだか少し部屋が広くなっているような気がした。
さて部屋の様子であるが、隅っこの部屋だから、西側と南側の2方向に窓があり、窓からの景色では南側はマラッカ海峡が見えるし、西側はサンティアゴ要塞が遠くに見えるのだ。部屋の西側にベッドとデスクが存在し、デスクには薄型のデジタル放送用テレビが鎮座。デスクはいちおうネットも接続できる環境があるのだが、実はこれは有料。1日あたり40RMだって書いてある。なんでネットごときに40RMも払わなくてはいけないのか考えるだけでも嫌だったので、ここはアクセスせず。なので全く不要の設備になった。浴室は意外にも広く、浴槽とシャワーは別になっている。アメニティも不自由なく揃っているのは良い。ただ、難点が1つだけある。高層階だからなのか、それとも現在内装のリノベーション工事をしていたからなのかわからないが、浴槽にお湯を張ると、少し黒く濁ったようなお湯が出てきているため、なんだかお風呂に入りたくなくなるような気分になる。これはひどい。だから、顔を洗ったりシャワーを浴びたりするのはまだ許せるが、歯を磨くときに使う水としては、少し嫌だなとおもったので、部屋に用意されていたミネラルウォータを使うことにした。チェックインで利用したラウンジでは、Equator Club 以上の部屋に泊まっているひとたちなら誰でも利用することができるものだ。ラウンジについては別のところで記載したい。
ちなみにこのホテルのスタッフは、超適当な人たちばかりだから気をつけるように。何かモノを頼んだりすると、それは問題なくやってくれるのだが、時間に関する約束事については絶対守れないひとたちだ。詳細については「マラッカからシンガポールへのバス移動」のところで記載したい。
Hotel Equatorial Melaka
URL : http://www.equatorial.com/mel/index.php?navi_id=1&lang=1
Address : BANDAR HILIR 75000 MELAKA, MALAYSIA
Phone : +60-6-282-8333
FAX : +60-6-282-9333
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