2006/12/20

数独

最近 Nintendo DS を父親に取られたままになっている。それもお試しで買ってきたDS用の「数独」を一緒に渡してしまったからである。もともとクロスワードパズルが好きだったので、日曜の新聞にはおまけで入ってくる小新聞の隅にあるクロスワードは、他人が新聞を読む前に全部回答し終わっているというのが定番であった。さらに昔からニコリの愛用家でもあったため、たまに数独などのようなものを電車に乗りながらや、家でごろごろしているときに片手に取ってやっていたものだ。そこへDS+数独という「永久に遊べる」ものを与えてしまったために、もうほとんどサルと同じように朝から晩までやっている。おかげで、こちらは桃鉄をやりたいの、もうほとんど帰ってこないものに等しくなっている。

我が家では数独は父親の専門特許のように遊ばれているが、世間ではどうなのだろうか?電車に乗っていると、DSで遊んでいる人は確かに最近多くなった。携帯電話を操作しているひとかDSで遊んでいる人かというくらいの多さだとおもう。しかし、チラ見での感想でいうと、あんまりDSで数独をやっているひとは少ないようだ。まだ小冊子のようになっているニコリでやっている人のほうが多い。もしかしたら、数独をやる人の年齢層が高いから、必然的にDSを使って数独をするひとの絶対数が好くなっているのかもしれない。

海外にいったときにもクロスワードパズルは昔ながらどこの国でも人気があるが、最近は数独も人気のようだ。中華圏でも同じ漢字の「数独」と呼ばれているし、西洋でも「SUDOKU」という名前でパズルのページは紹介されている。鉛筆と新聞をもってにらめっこしているのは、何処の国でもプレイヤーとしては同じようなものらしい。

さて、今回その数独に「対戦型の数独」というのが出来たというニュースを発見したので、それを載せてみた。対戦型の数独ってなに!?そもそも数独って1人で遊ぶものじゃないの?というツッコミはともかく、誰が一番早く解けるかということを対戦するらしい。数独マニアを発見するのが大変だとは思うが、人生ゲームやモノポリーと違うって元来1人で遊ぶものなので、あまり対戦型って流行らないような気がする。DSでもそうだし、紙の場合もそうだが、解いている途中で「ちょっと休憩」などをして、頭を休めながら気軽にできるところがいいと思うのに、対戦型になると、1つの場が終わるまで休憩ができないという束縛が現れそうな気がする。それを「よし」とするか「いやだ」とするかはプレイヤー次第だとおもうが、おそらく「いやだ」と思う人が多いのだろうと想像できる。

さて、どこまで売れるかなー?

4人対戦できるニンテンドーDS用パズルソフト「数独2 Deluxe」を発売


 株式会社ハドソンは、ニンテンドーDS用の新作ソフトとして、2006年12月21日(木)、“頭脳刺激”パズルのバージョンアップ版「数独2 Deluxe(デラックス)以下、<「数独2」>」(パズルシリーズVol.9)を発売いたします。価格は3,990円(本体価格3,800円)です。

 前作「SUDOKU 数独」で好評だった便利機能はそのままに、盤面(プレイ画面)を大きく見やすくしたほか、新聞や雑誌に掲載されている「数独」の問題を書き写してDSでプレイできるモードや練習モード、最大4人までの通信対戦などの新機能を満載しており、初心者から上級者までどなたでも手軽に楽しんでいただけます。

 当社はパズル雑誌の老舗ニコリ社と提携して、良質・安価なパズルシリーズをDS向けに展開しており、12月14日には、世界文化社のパズル雑誌から問題提供を受けたクロスワードパズルの一種「ナンクロ」(パズルシリーズVol.8)を発売いたしました。また「数独2」「ナンクロ」を含むDS用パズルゲーム計15作を対象にした、「パズルゲームを買って遊んでもらっちゃおう!」キャンペーンを、2007年1月31日まで実施中です。
●世界中で大ブーム! ひとケタの数字でマス目を埋める単純明快パズル

 「数独」は、「縦・横の各列及び、太線で囲まれた3×3のブロックに同じ数字が入ってはいけない」というルールで、1から9までのひとケタの数字をマスに埋めていくパズルゲームです。パズル雑誌の老舗ニコリ社が、米誌で見つけたナンバープレースを、1984年に「数独(数字は独身に限る)」と名づけて日本で紹介、欧米でも多くの新聞に掲載され大変なブームとなっています。
 当社が発売するDS版は、タッチペンを使ったワンタッチ入力や訂正、数字の仮置きなど操作が簡単なため、集中して問題を解くことができます。

●「数独」で最大4人対戦を実現

 対戦モードを配布し、ソフトを持っていない人とでも最大4人までの対戦プレイが可能になりました。問題を配布したDS側でレベルを選択すると、その中からランダムに問題が選択され、全員が同じ問題をいかに速く解けるかを競い合います。

●ニコリ社提供の“公式”問題全410問を収録。多彩なゲームモードで楽しめる

 ニコリ社から提供を受けた公式問題全410問を収録しています。問題のレベルは従来の「やさしい」「ふつう」「むずかしい」に加えて、上級者向けの「超難問」を新たに用意したほか、「数独」を初めてプレイする初心者向けには、間違った数字を入れるとプレイヤーに教えてくれる便利機能もついた「練習問題」20問も収録。初心者から上級者まで楽しんでいただけます。

●自分で入力した問題をDSでプレイ可能

 本作では自分で問題を登録できるため、雑誌や新聞に掲載されている「数独」の問題を書き写してDSでプレイ可能です。

●お試し問題を配布

 ソフトを持っていない人にも、お試し版を配布することができます。配布できる問題は自分で解いた問題であれば、どの問題でも選択が可能です。


【 「数独2 Deluxe(デラックス)」商品概要 】
 発売日  :2006年12月21日(木)
 価 格  :3,990円(本体価格3,800円)
 対応機種:ニンテンドーDS用 ジャンル:パズル
 コピーライト:(C)2006 HUDSON SOFT (C)2006 nikoli

2006/12/19

カルティエ・ボールペン

仲の良い友達からクリスマスプレゼントとして先日戴いたものがある。それはボールペン。それもそんじゃそこらのボールペンではない。なんと「カルティエ」。カルティエといえば、宝石類のブランドとして有名なのだが、そのカルティエが筆記用具を出しているとは思わなかったから、びっくりだった。

最近、あのモンブランでさえ、鞄や靴などの革製品の製造にも手を出してきたのには驚いたが、ブランドの世界も、本来の分野ではない分野に乗り出して、そのブランドを拡大させようと躍起になっているような気がする。さて、そのカルティエのボールペンというのは次のようなものである。

握り心地と書き心地は最高。無駄に「これがカルティエだ」というような主張をボールペンにはしていないところも魅力的。カルティエは宝石のブランドだけあって、他の種類では、妙に金や銀を使ったペン類が多いのだが、その中では異色の「地味」なデザインだと思う。でも、普段の筆記用具として、これほどいいデザインはないとおもう。一見するとモンブランのような趣向を感じることが出来るし、他の人から見ても厭味な感じがしないところも良い。実は、ボールペンの頭に、アクセントとして藍色の球が入っている。龍球というわけじゃないのだが、こういうところが少し贅沢な雰囲気を醸し出している。華着心地が良いというのは、頭のほうに重心を置いたペンになっているので、その重さで腕が疲れないのだ。一般的なペンの場合、長く書いていると疲れてくる。それはペンに重さがないからどんどん書くというのもあるのだが、書くこと=手を動かすことで書いているためなのだ。書くこと=ペンの重心が移動するという振り子の原理で書くと、実は書きやすいのだ。

南園(京王プラザホテル)

京王プラザホテルは、よく休憩をするときに使う場所なのだが、今日は京王プラザの中でもレストランを紹介したいと思う。今回紹介するのは、中華料理の「南園」だ。広東料理に属し、いまでは中華の大家と言われるようになっている各料理人がここで修行をしたとしても有名なところだ。


店は入り口からして素人や一元さんだとなかなか入りにくい作りになっている。清朝後期風の飾り付けになっており、丸テーブルがメインの作りになっている。端のほうの椅子は、南国風のレースのカーテンで仕切られている場所もある。

今回食べたメニュは次のとおり

・梅香焼鴨胸 (Roasted duck-surloin with Japanese apricot sauce)
・黒椒梅肉球(Sauted pork with black pepper sauce)
・鱶鰭の春巻き
・鱶鰭の餃子
・海老の堅焼きそば
・あさりの炒飯

鴨肉のローストは、とても美味かった。基本は八角で味付をしているので、「中華っぽい味だ!」という印象は捨てがたい。しかし、その八角の臭さだけでも十分食べられるのだが、ここに酸っぱくない梅肉のソースをつけて食べると、まろやかな味になるからビックりだ。騙されたと思って、これはここでは食べてみると良いだろう。

豚の黒胡椒炒めは、腕の良いコックが調理したのだろうというのがよくわかる料理だった。というのも、中の野菜を食べるとそれがすぐわかる。玉ねぎは、ゆっくり炒めると、柔らかくなるのだが、食べるときにその歯ごたえがなくなってしまうので残念なのだ。だが、この料理のなかでの玉ねぎは、あのシャキシャキとした歯ごたえをそのまま残してくれている味付けで、かつ、ちゃんと玉ねぎ全体に熱が通っているというのを堪能できる。豚肉がこの料理ではメインのはずなのだが、どうも野菜のほうに目が移ってしまった。

春巻きと餃子は、はっきり言って、どうでもよかった。点心としてお手軽なのだとおもうが、これといって特徴がない。鱶鰭(ふかひれ)を頼んでしまったのがいけなかったのだろうか?

海老の堅焼きそばは、これは美味い。丸々太った海老を贅沢に使っているので、そのぷりぷりとした食感を楽しめるのはとても楽しい。さらに、堅焼きそばは、個人的には中途半端な麺という印象が昔から捨てられないのだが、餡かけの部分がよく堅焼きそばのところにかかっているので、これがよく混ざっていて食べやすい。長崎ちゃんぽんのようなぐにゃぐにゃしているわけでもなし、食べたときにも食べたーというのが残るので嬉しい。

あさりの炒飯は、残念ながらあさりの味が全くしない。もっと海鮮風味の炒飯になるのかなとおもっていたのだが、味も素っ気もない炒飯が出てきたという印象だ。貝類が原因となるノロウィルスが現在流行っているため、少し脳裏に「これを食べるとノロウィルスにかかるのだろうか?」と思ってしまったが、最後がこの料理というのは惜しい。

もっと金を沢山持っていれば、もっと高い料理を食べられたかもしれないが、ここのレストランは、概して値段が高い。それもそのはずで、だいたいの材料が高いからだ。フカヒレ、伊勢海老、燕の巣なんていうのを使っていれば、どんな料理でも高くなってしまう気がする。金持っているパトロンとは来て見たい所だ。

我パトロンはどこにいるのだー!(笑)

店名 : 南園
住所 : 東京都新宿区西新宿2-2-1 京王プラザ2階
電話 : 
03-3344-0111(代表)
営業時間 :  Lunch 11:30~15:00(L.O. 14:30)
         Dinner 17:00~22:00(L.O. 21:30)
         土日祝 11:30~22:00(L.O. 21:30)
座席数 : 174席
個室 : 5室
URL : http://www.keioplaza.co.jp/rb/res04.html

2006/12/18

台湾ニュース2件

台湾の観光客に国際運転免許、道内、集客増に弾み――運輸局、PR番組製作。

 台湾からの来訪者に、来年にも国際運転免許証が発行される見通しとなり、道内の観光産業は一段と集客に力を入れる方針だ。北海道運輸局も受け入れ態勢の整備を進める。国内客が減少する中、増加傾向にある台湾からの観光客に期待を寄せている。ニッポンレンタカー北海道は旅行会社と協力し、レンタカー付きのパックツアーの検討に入った。今後は「官民で協力し、英語によるカーナビゲーションソフトが導入できれば」(同社)としている。北海道運輸局は来春にも台湾の人気女優(たぶん林志玲)によるPR用テレビ番組を制作する。北海道内の観光地を運転しながら紹介する内容で、台湾のケーブルテレビなどで放映する。また道内のレンタカー業者に呼びかけ、来年にも協議会を設置。パンフレットや地図などの外国語版への変更や接客などの語学対応について意見交換する予定だ。2005年度の北海道への台湾人観光客は前年度比33%増の277,000人と、外国人全体の6割以上を占める。

 台北と札幌の直行便は連日連夜超満員。台湾人の北海道への憧れは、毎日報道されている日本に関するテレビで紹介されているので、さらに増えているようだ。北海道の雄大な自然、冬の大雪、ラベンダー畑は彼らの憧れの的だ。北海道のスキー場に行くと、スキーをせずに団体旅行としてやってきている中国語を話す人たちに出会うのだが、だいたいが台湾人だ。彼らはスキーをすることが目的ではない。主に「雪を見る」ためだけに北海道へ冬にやってくる。夏は夏で見所満載の北海道だが、個人旅行として北海道内を移動するとき、外国人のばあいは特に困難だった。今回のような台湾政府と北海道の運輸局ががっちり組むことで、個人旅行で北海道へやってくる台湾人の行動に対する自由度が上がることだと思う。

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全家便利商店――台湾ファミマ系、2000店舗を達成。

 台湾のファミリーマート系コンビニエンスストア、全家便利商店の店舗数が2,000店を突破した。業界全体で約9,000店ある台湾のコンビニは人口当たりの店舗密度が世界一とされる。全家は「イートイン充実などで店舗の質を上げる」(潘進丁董事長)ことで競争力を高め、2009年2月までに3,000店を目指す。1988年に第1号店を開いた全家にはファミマが4割強出資し、店舗には「FamilyMart」のロゴを掲げる。11月22日に開店した台湾北部・桃園県の「亀山華亜店」で2,000店を達成し、13日に記念式典を台北市内湖区の「端湖店」で開いた。端湖店はイートインやインターネット無線接続などコンビニの新たな機能を充実。式典に出席した上田準二ファミマ社長は「台湾ではコンビニが伝統的な屋台の機能を徐々に代替しており、店舗は過密だが、まだ成長の余地がある」と語った。台湾のコンビニ業界は流通最大手の統一超商が4,400店弱の「セブンイレブン」を展開。全家が二位で追走している。

 4つ角のすべてがコンビニという場所があるくらい、本当に台湾にはコンビニエンスストアが至るところにある。だから、何か食べたいなーとか、飲み物を買いたいな-と思ったときに、必ず眼につくところにはコンビニあるので、食べもの類に困ったことがまずないというのが台湾の特徴である。さらに、日本にも存在する Family Mart や 7-11 は置いている場所が違うけれど、陳列のしかたも似ているので、どこか日本のコンビニに入ったような気分になる。日本では、ミニストップが、上述のニュースのように「イートイン」を目的としたコンビニを展開中だが、これと同じように食べられるコンビニを展開したいというのが本筋のようだ。しかし、台湾を旅行する人は覚えておいて欲しいのだが、コンビニでは台湾の法律により、現在ビニール袋をくれない。だから黙っていると、たくさんの品物があるにも関わらず、ビニールに入れないので「なんでかな?」と思うはずだ。