ANAのプレミアクラスは、JALのファーストクラスと同じ扱いになっており、スターアライアンスの扱いでも、ファーストクラスの扱いになっているものだ。というのが解ったのは、マイル加算後、加盟している航空会社のマイレージプログラムに、さっそく処理結果が載っているのを確認してわかった。
ANAのプレミアクラスは、羽田・大阪・札幌・福岡からの搭乗の場合には、空港ラウンジが利用することができる特典がある。その他の地方空港の場合には、まず空港ラウンジというものが存在しないので全く意味がない。ただし、チェックインをして荷物を預けるという場合には、カウンターが異なるので、貧乏人エコノミー普通席に比べると待遇が異なるだろう。今回は荷物がほとんどなかったので、これもまた利用できずに居た。
このクラスでのメリットとしては、大きくわけて3つあると思われる。
1つ目は優先搭乗である。スターアライアンスのゴールメンバーであれば、もちろん優先搭乗が可能なのであるが、やはり長蛇の列で並んだあとに乗り込むというのは、結構しんどい。ぎりぎりになって搭乗するということになると、今度はトランク室への荷物の出し入れができるスペースがなくなっているというのもあるので、できれば早く乗り込みたいというのはあるからだ。
2つめのメリットは、座席の広さが断然違うということだろう。これは当たり前のことなのだが、エコノミー席に比べて倍以上の広さがある。足を投げ出しても、前に突っかからないというのはかなりリラックスができるものだ。さらにシートは、斜めではあるが、ほぼ180度に傾くくらいのリクライニングになっているので、長距離路線で利用するには本当に休まる。まぁ、国内旅行であれば、どんなに遠くても2時間以内であるため、それほど寝られる時間というのは存在しないのは事実だろう。熊本から羽田に戻るときに今回は利用したのだが、それでもフライト時間は90分もあるので、そのフライト時間内はかなり快適だった。背もたれも高いし、椅子の幅も広いのも嬉しい。が、やっぱり前が広いというのが一番嬉しいことだろう。アメニティとして、スリッパも提供されるので、思い存分靴を脱いでリラックスができるのもこのシートの特徴だろう。
3つめのメリットは、懐石料理が提供されることだろう。夕方出発の便に搭乗したので、夕ご飯がプレミアクラスでは提供される。羽田・大阪・福岡・札幌からの便の場合は、特定の懐石料理が提供されるのだが、他の路線はどうやら共通メニュが提供されるようである。それでもかなり豪華な感じがした。写真を撮るのをすっかり忘れていたので、残念な思いがした。量としては少なからず多からずである。ご飯のときにアルコールを摂取したいひともいるだろうが、それは不可。追加料金を払えばのめるらしいが、そこまでしてまで飲もうとする人は最初から持ち込めば良いと思う。今回、夕方のフライトになることがわかっていたので、夕ご飯を搭乗前や到着後に食べる時間を見つけなければならないということをしなかったのは、とても便利だったと思う。プレミアクラスが、プラス5000円で楽しめるということであれば、その5000円で楽とご飯を手に入れると考えれば、安いのではないだろうか。といっても、交通費は削りたいところの1つのファクターであるとおもうので、ケチるほうが望ましいと考える人もいるのは当然だろう。
もし、自分が大阪便に乗るとした場合だったらどうしていたかと考えると、たぶん羽田から大阪便にプレミアクラスは使わないと思う。それは乗っている時間が40分程度しかないからで、それだったら多少の我慢もできるからである。40分のなかでご飯をたべたり、ちょっとゆったりするなんていうのは、あわただしいことこの上ない。それまでして乗りたいかというと疑問だ。やはりある程度距離が離れた路線であれば乗っても良いかなとは思う。プレミアクラス自体は距離によって値段が依存するわけではなく、依存するエコノミ料金+5000円という固定相場であるからだ。
なお、プレミアクラスは人数が少ないために、結構早い段階で満席になるようである。また、少ない人数向けに専用のアテンダントが付くので、いたれりつくせりのサービスをうけることができる。「お茶が飲みたい」と思えば、すぐ持ってくるし、「あれはないのか?」といえば、相談に乗ってくれるのも嬉しい。
今度はラウンジが存在する空港から出発する場合に使ってみたいと思う。株主優待券を持っていたので、プレミアクラスで遠出するのもいいかなとおもったのだが、普通の割引程度であれば乗らないと思う。
2010/03/05
熊本の路面電車
路面電車が走っている風景というのは、とてものどかに思える。いまでは数少なくなったために、路面電車がまだ走っているようなエリアは、見ているだけでも楽しくなってくるのはなぜだろう。
肥前・熊本にもまだ路面電車は現役として活躍している。これだけ車社会になっていっているにも関わらず、まだ路面電車が生きているということは、それだけこれを利用している人がまだまだ居るということなのだろう。もう1つ驚きなのは、路面電車が走っているエリアというのは、バスも走っており、互いに競合している気もするのだが、その点はどのように棲み分けをしているのかが不思議だ。
熊本で走っている路面電車は、2つの路線から形成される。1つは、熊本駅からさらに少し南のほうに行ったところにある田崎橋から、主要観光地を通り、健軍町までの繋がっているルートと、健軍町から辛島町まではさっき述べた路線と同じだが、そこから北のほうに路線は向いて、上熊本駅までいく路線である。
路面電車なので、駅の間隔はとても短いし、駅自体も小さい。道路の真ん中にあるのはどこの町でも同じことだと思うが、交通量が多い場所だと、この路面電車ほど邪魔者はないとおもう。ただ、交通ルール上は路面電車も車と同じ道路交通法が適用されることから、路面電車さえ、普通の信号で停止される。電車だから、信号関係なく進むというわけじゃないことから、渋滞のときには、電車さえも詰まってしまい運行できなくなるということにもなる。
熊本駅の隣にある「二本木口」という駅は、熊本駅前から歩いて5分以内に到着する。さらにいうと、その二本木口駅から、終点の田崎橋のプラットフォームは良く見える。だから、自分が二本木口から熊本城方面に行く際に、電車はまだ来ないのだろうか?とおもって電車が入ってくる方角を見ると、隣で駅で電車が停まっているのが良く見える。しかし、疑問なのは、なんで熊本駅前という立地が終点ではなく、中途半端なところに終着駅があるかということだ。
電車は長くて2両。たいていは1両編成である。1両編成のばあいには、ワンマンカーになっているので、後乗り前降りで、後から料金を払う。ただし、こんな熊本にもSuicaみたいなカード方式が適用されているようで、それを使う場合には、乗るときと降りるときの両方でカードを読み取り機にかざす必要がある。電車は初乗り150円であり、結構遠くまで乗れる。2両編成の場合には、車掌が乗っているので、その人の指示に従おう。車掌が乗っている場合には、先頭車両に移動して清算をするということをしなくても良い。ただ、この2両編成の電車はそんなに頻繁に走っているわけでもなく、たまにしか走っていない。乗れたらラッキーだと思ったほうが良い。さらにこの2両編成は新型車両なので、旧型に比べると底が低い。となると、足が悪い人は余計乗るだけでも大変苦労することになるのだが、新型は段差がないのでかなり楽になると思う。路面電車は便利だとおもうが、それと同じ程度のバスが走っているので、バスのほうが実際には便利なような気がする。旅としてはどちらを選ぶかは個人次第だろう。
肥前・熊本にもまだ路面電車は現役として活躍している。これだけ車社会になっていっているにも関わらず、まだ路面電車が生きているということは、それだけこれを利用している人がまだまだ居るということなのだろう。もう1つ驚きなのは、路面電車が走っているエリアというのは、バスも走っており、互いに競合している気もするのだが、その点はどのように棲み分けをしているのかが不思議だ。
熊本で走っている路面電車は、2つの路線から形成される。1つは、熊本駅からさらに少し南のほうに行ったところにある田崎橋から、主要観光地を通り、健軍町までの繋がっているルートと、健軍町から辛島町まではさっき述べた路線と同じだが、そこから北のほうに路線は向いて、上熊本駅までいく路線である。
路面電車なので、駅の間隔はとても短いし、駅自体も小さい。道路の真ん中にあるのはどこの町でも同じことだと思うが、交通量が多い場所だと、この路面電車ほど邪魔者はないとおもう。ただ、交通ルール上は路面電車も車と同じ道路交通法が適用されることから、路面電車さえ、普通の信号で停止される。電車だから、信号関係なく進むというわけじゃないことから、渋滞のときには、電車さえも詰まってしまい運行できなくなるということにもなる。
熊本駅の隣にある「二本木口」という駅は、熊本駅前から歩いて5分以内に到着する。さらにいうと、その二本木口駅から、終点の田崎橋のプラットフォームは良く見える。だから、自分が二本木口から熊本城方面に行く際に、電車はまだ来ないのだろうか?とおもって電車が入ってくる方角を見ると、隣で駅で電車が停まっているのが良く見える。しかし、疑問なのは、なんで熊本駅前という立地が終点ではなく、中途半端なところに終着駅があるかということだ。
電車は長くて2両。たいていは1両編成である。1両編成のばあいには、ワンマンカーになっているので、後乗り前降りで、後から料金を払う。ただし、こんな熊本にもSuicaみたいなカード方式が適用されているようで、それを使う場合には、乗るときと降りるときの両方でカードを読み取り機にかざす必要がある。電車は初乗り150円であり、結構遠くまで乗れる。2両編成の場合には、車掌が乗っているので、その人の指示に従おう。車掌が乗っている場合には、先頭車両に移動して清算をするということをしなくても良い。ただ、この2両編成の電車はそんなに頻繁に走っているわけでもなく、たまにしか走っていない。乗れたらラッキーだと思ったほうが良い。さらにこの2両編成は新型車両なので、旧型に比べると底が低い。となると、足が悪い人は余計乗るだけでも大変苦労することになるのだが、新型は段差がないのでかなり楽になると思う。路面電車は便利だとおもうが、それと同じ程度のバスが走っているので、バスのほうが実際には便利なような気がする。旅としてはどちらを選ぶかは個人次第だろう。
ラーメン黒亭(熊本)
熊本といったら九州とんこつラーメンの本場であるために、昼ごはんは満場一致でラーメンだろうということにした。本当は、熊本城の天守閣が見える場所から和食を食べようかと思っていたのだが、「ラーメンが良い」という意見に押されて、しぶしぶラーメンを選んだ。最近、東京ではご当地ラーメンがたくさん進出(というか、作ったというのが正しいだろう)してきているために、わざわざ地方に行ってまで食べることなんかなくても食べられるので、乗る気がなかったのだ。
熊本のラーメンとして有名なのは、なんといっても「桂花ラーメン」と「こむらさき」だろう。だが、これらのどちらも東京で食べられるので、まずこんな熊本まで行って食べたいとは全く思わなかった。せっかく熊本まで行っているのだから、地元の人なら誰でも知っているが、東京にはないものというのを食べてみたくなるものである。それでネットで調べてみたら、やっぱり熊本はラーメンの本場でもあるために、検索結果としてたくさんのラーメン屋がヒットした。そんな中でも一際目立ったのが「黒亭(こくてい)」というラーメン屋だ。熊本駅からも歩いていける場所にあるというのも嬉しい。
店の場所は路面電車の「二本木口」というところが最寄の駅になるのだが、熊本駅の次の駅であり、歩いても全く問題ない。熊本駅から二本木口までの距離が3分くらいである。そして、二本木口からは道路を横切って、熊本朝日放送のテレビ局があるからそれを横目に観れば、正面に行列の出来ている店を発見することができるはずである。それがお目あてのラーメン屋・黒亭である。
最近、都内のラーメン屋では、1杯で1000円くらいの値段を取るようなふざけた店が多くなってしまった。ラーメンなんて、原価は100円以下じゃないと儲からないような仕組みになっているため、販売価格で1000円も出そうなんていうのがバカバカしいとおもいはじめてから、まずラーメン屋には行かなくなってしまった。なぜ原価を知っているかと言うと、直接ラーメン屋のおじさんに聞いたことがあるからである。どんなにラーメンの汁に手塩をかけても、まず原価で100円を越えるようなことはないとのこと。ほとんどは、場所代と人件費のほうが高いときが多いようで、それでも安い人件費を使えば、儲けは大きくなるというのを聞いたからである。からくりを知ってしまった以上、まともな値段を出してまでラーメンなんか食べたくなくなってしまったのだ。しかし、黒亭の場合は、まだまだ良心的に普通のラーメンで580円と設定。これは地方価格では高いか安いかは微妙なところだが、これでこの値段かよーっとツッコミを入れたくなるような値段ではないことは確かだ。
お店に近づくと、あの独特のとんこつのにおいがするから、どこがラーメン屋かというのは一目瞭然である。あと、長蛇の列として並んでいても、所詮ラーメン屋なので、回転は速い。食べ終わった後、のんびりとテレビでも見ているというようなふざけた客がいなければ、1人あたりの滞在時間は15分程度だろうと思う。今回もたぶん20分くらいは待っただろうと思うのだが、そんなに苦痛ではなかった。さて、肝心のラーメンだが、典型的なとんこつスープであるのは確かだが、若干太麺のように思えた。めちゃくちゃ細い麺を想像していたのだが、そういうのとは違うようだ。そして、トッピングされているチャーシューも、場所によっては腐っているんじゃないのか?というくらいの独特のにおいを発している場合もあるのだが、ここではそんなことはない。豚の角煮のような風味はすることはないのだが、結構美味い。
店内は最近改装をしたようで、とてもラーメン屋だというような雰囲気ではなかった。ちょっとした小料理屋をいまだけラーメンを提供しているのではないかというような雰囲気を感じたのは面白かった。ただ、やっぱり厨房ではラーメンの水分を切る音やら、店内ではラーメンをすする音が良く聞こえて面白い。
もう1つ情報がある。ここのラーメン屋はさらに金儲けに走っているらしく、店内および空港などのお土産売り場に、店の名前の「黒亭ラーメン」という名前で、即席ラーメンを販売している。ネットでも通販として買えるようなので、興味がある人は買ってみるのも良いだろう。
黒亭(こくてい)
URL : http://kokutei.com/
営業時間:10:30-20:30
定休日 毎週第1・3木曜日
住所:熊本県熊本市二本木2丁目1-23
Tel.096(352)1648
熊本のラーメンとして有名なのは、なんといっても「桂花ラーメン」と「こむらさき」だろう。だが、これらのどちらも東京で食べられるので、まずこんな熊本まで行って食べたいとは全く思わなかった。せっかく熊本まで行っているのだから、地元の人なら誰でも知っているが、東京にはないものというのを食べてみたくなるものである。それでネットで調べてみたら、やっぱり熊本はラーメンの本場でもあるために、検索結果としてたくさんのラーメン屋がヒットした。そんな中でも一際目立ったのが「黒亭(こくてい)」というラーメン屋だ。熊本駅からも歩いていける場所にあるというのも嬉しい。
店の場所は路面電車の「二本木口」というところが最寄の駅になるのだが、熊本駅の次の駅であり、歩いても全く問題ない。熊本駅から二本木口までの距離が3分くらいである。そして、二本木口からは道路を横切って、熊本朝日放送のテレビ局があるからそれを横目に観れば、正面に行列の出来ている店を発見することができるはずである。それがお目あてのラーメン屋・黒亭である。
最近、都内のラーメン屋では、1杯で1000円くらいの値段を取るようなふざけた店が多くなってしまった。ラーメンなんて、原価は100円以下じゃないと儲からないような仕組みになっているため、販売価格で1000円も出そうなんていうのがバカバカしいとおもいはじめてから、まずラーメン屋には行かなくなってしまった。なぜ原価を知っているかと言うと、直接ラーメン屋のおじさんに聞いたことがあるからである。どんなにラーメンの汁に手塩をかけても、まず原価で100円を越えるようなことはないとのこと。ほとんどは、場所代と人件費のほうが高いときが多いようで、それでも安い人件費を使えば、儲けは大きくなるというのを聞いたからである。からくりを知ってしまった以上、まともな値段を出してまでラーメンなんか食べたくなくなってしまったのだ。しかし、黒亭の場合は、まだまだ良心的に普通のラーメンで580円と設定。これは地方価格では高いか安いかは微妙なところだが、これでこの値段かよーっとツッコミを入れたくなるような値段ではないことは確かだ。
お店に近づくと、あの独特のとんこつのにおいがするから、どこがラーメン屋かというのは一目瞭然である。あと、長蛇の列として並んでいても、所詮ラーメン屋なので、回転は速い。食べ終わった後、のんびりとテレビでも見ているというようなふざけた客がいなければ、1人あたりの滞在時間は15分程度だろうと思う。今回もたぶん20分くらいは待っただろうと思うのだが、そんなに苦痛ではなかった。さて、肝心のラーメンだが、典型的なとんこつスープであるのは確かだが、若干太麺のように思えた。めちゃくちゃ細い麺を想像していたのだが、そういうのとは違うようだ。そして、トッピングされているチャーシューも、場所によっては腐っているんじゃないのか?というくらいの独特のにおいを発している場合もあるのだが、ここではそんなことはない。豚の角煮のような風味はすることはないのだが、結構美味い。
店内は最近改装をしたようで、とてもラーメン屋だというような雰囲気ではなかった。ちょっとした小料理屋をいまだけラーメンを提供しているのではないかというような雰囲気を感じたのは面白かった。ただ、やっぱり厨房ではラーメンの水分を切る音やら、店内ではラーメンをすする音が良く聞こえて面白い。
もう1つ情報がある。ここのラーメン屋はさらに金儲けに走っているらしく、店内および空港などのお土産売り場に、店の名前の「黒亭ラーメン」という名前で、即席ラーメンを販売している。ネットでも通販として買えるようなので、興味がある人は買ってみるのも良いだろう。
黒亭(こくてい)
URL : http://kokutei.com/
営業時間:10:30-20:30
定休日 毎週第1・3木曜日
住所:熊本県熊本市二本木2丁目1-23
Tel.096(352)1648
空港バスで熊本へ
大きな都市ではないところの地方空港は、本当にわかりやすい空港構造をしているから便利だとおもう。必要最低限度のものしか置かれていないからだ。羽田空港のような巨大な空港の場合は、空港からバスに乗ろうとしたときに、どこのバス停から乗ればいいのか行き先が多いためにわけがわからなくなるが、熊本空港ではまずそんなことはない。市内にいく場合には、空港ターミナルを到着口から出たあと、すぐに外に出て、5番の乗り場から乗れば良い。その乗り場もターミナルの出口を出て、歩いて5歩のところにある。空港バスで熊本市内にいく場合には、1人あたり620円である。乗り場傍にある自動販売機で購入する。乗車時に現金で支払うということはない。だから、チケットが無い場合には乗れない。
バスは比較的にたくさんの本数が出ている。熊本自体が実は結構、日本全国色々な場所と就航している場所であるためだろうが、ひっきりなしに飛行機が飛んでいるために、それだけバスも充実しているのだろうと思う。15分~20分毎にバスは出ているためかなり便利だ。
ただし、空港バスだからといって安心できないことが2つほどあるので、それを記載したい。
1つは、空港バスというと、空港と市内を結ぶ路線バスの一種と思われるのが通例だろう。ところが、熊本空港と熊本市内を結ぶバスの場合は、確かに前述のように、空港と市内だけを結ぶバスも存在する。が、その中にたまに、大分から九州を横切って熊本までやってくる長距離バスがたまたま熊本空港を経由して熊本市内へ行くというのも存在するのである。だから、いち早くターミナルから出てきて、バス停で先頭待ちをしていたとしても、あいにく大分からやってきたバスがバス停に横付けした際に、既に大半の席はに人がいるという場合に出くわすときもあろう。実際に自分たちが今回熊本空港から熊本市内へ移動する際に遭遇したバスは、まさしくそんなバスだった。ただ、このバス、一概に悪い面だけ述べるのは申し訳ない。長距離バスだからかもしれないが、シートピッチがめちゃくちゃ広いのである。普通の空港バスに使われるシートピッチよりもかなり広くて、ゆうゆう足元に荷物が置ける。感覚としては新幹線ののぞみの席と同じくらいあるだろうとおもった。さらに、バスの中はテレビが放映されているが、ヘッドフォンまで用意されていて、バスの中だけ楽しめる音楽が別メニュとして用意されているという徹底振りだ。これだけの設備ならば、長距離移動も苦ではないだろう。空港と市内だけを結んでいるバスの場合には、このような豪華なバスではなく、普通の空港バスしか走っていないので、どちらが得なのかは乗ってから感じてもらえれば良い。
2つめは、交通センタである。熊本市内では交通の要所になっており、だいたいのバスはここを拠点に放射線状にバスが出ていると思って良い。市内の中心部に位置しているために、どこに行くにもここの交通センタで下りてから別の交通機関に乗り換えれば良いと思われる。ところが、空港バスはここで終点ではなく、熊本駅まで行く。熊本駅まで行く人は、一瞬アナウンスから「本日はご乗車ありがとうございました」と言われて、「あれ?ここが終点?」と思ってしまう場合もあろう。さらに多くの乗客もここで降りるから、それに釣られて、駅まで行く人は降りてしまってはいけない。バスはちゃんと熊本駅まで行くので、エンジン音が切られても、おとなしくしばらく座席に座っているべきである。駅=交通の要所になっている場合が地方は多いのに、ここではそれが通用しないので注意だろう。
空港から市内へはだいたい45分くらいで到着するのだが、熊本市内に入るまではかなり快適にバスは走る。市内に入った途端に、バスはたくさんの信号にひっかかり、いったいいつになったら到着するんだろうという不安に駆られる。さらに市内に入ると、至る所でバスは停留場があるために停止する。多くのバス停はすっとばしていくことになるが、乗客によってはそんなところで下りるのか!?というようなひとも同乗する場合もあるし、正当な場所で下りているから文句は言えないのだ。特に交通センタから駅までの道のりが、本当にバスがちんたらちんたら走るので、一体どうなっているのだ?と本当に思ってしまう。
熊本空港リムジンバス時刻表
URL : http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kuko_minato/thismonth/limousine01.php
バスは比較的にたくさんの本数が出ている。熊本自体が実は結構、日本全国色々な場所と就航している場所であるためだろうが、ひっきりなしに飛行機が飛んでいるために、それだけバスも充実しているのだろうと思う。15分~20分毎にバスは出ているためかなり便利だ。
ただし、空港バスだからといって安心できないことが2つほどあるので、それを記載したい。
1つは、空港バスというと、空港と市内を結ぶ路線バスの一種と思われるのが通例だろう。ところが、熊本空港と熊本市内を結ぶバスの場合は、確かに前述のように、空港と市内だけを結ぶバスも存在する。が、その中にたまに、大分から九州を横切って熊本までやってくる長距離バスがたまたま熊本空港を経由して熊本市内へ行くというのも存在するのである。だから、いち早くターミナルから出てきて、バス停で先頭待ちをしていたとしても、あいにく大分からやってきたバスがバス停に横付けした際に、既に大半の席はに人がいるという場合に出くわすときもあろう。実際に自分たちが今回熊本空港から熊本市内へ移動する際に遭遇したバスは、まさしくそんなバスだった。ただ、このバス、一概に悪い面だけ述べるのは申し訳ない。長距離バスだからかもしれないが、シートピッチがめちゃくちゃ広いのである。普通の空港バスに使われるシートピッチよりもかなり広くて、ゆうゆう足元に荷物が置ける。感覚としては新幹線ののぞみの席と同じくらいあるだろうとおもった。さらに、バスの中はテレビが放映されているが、ヘッドフォンまで用意されていて、バスの中だけ楽しめる音楽が別メニュとして用意されているという徹底振りだ。これだけの設備ならば、長距離移動も苦ではないだろう。空港と市内だけを結んでいるバスの場合には、このような豪華なバスではなく、普通の空港バスしか走っていないので、どちらが得なのかは乗ってから感じてもらえれば良い。
2つめは、交通センタである。熊本市内では交通の要所になっており、だいたいのバスはここを拠点に放射線状にバスが出ていると思って良い。市内の中心部に位置しているために、どこに行くにもここの交通センタで下りてから別の交通機関に乗り換えれば良いと思われる。ところが、空港バスはここで終点ではなく、熊本駅まで行く。熊本駅まで行く人は、一瞬アナウンスから「本日はご乗車ありがとうございました」と言われて、「あれ?ここが終点?」と思ってしまう場合もあろう。さらに多くの乗客もここで降りるから、それに釣られて、駅まで行く人は降りてしまってはいけない。バスはちゃんと熊本駅まで行くので、エンジン音が切られても、おとなしくしばらく座席に座っているべきである。駅=交通の要所になっている場合が地方は多いのに、ここではそれが通用しないので注意だろう。
空港から市内へはだいたい45分くらいで到着するのだが、熊本市内に入るまではかなり快適にバスは走る。市内に入った途端に、バスはたくさんの信号にひっかかり、いったいいつになったら到着するんだろうという不安に駆られる。さらに市内に入ると、至る所でバスは停留場があるために停止する。多くのバス停はすっとばしていくことになるが、乗客によってはそんなところで下りるのか!?というようなひとも同乗する場合もあるし、正当な場所で下りているから文句は言えないのだ。特に交通センタから駅までの道のりが、本当にバスがちんたらちんたら走るので、一体どうなっているのだ?と本当に思ってしまう。
熊本空港リムジンバス時刻表
URL : http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kuko_minato/thismonth/limousine01.php
鶴美寿司(姫路)
姫路での夕ご飯のときに、できれば姫路の名物を食べてみたいとおもって探していたのだが、姫路はこれといった名物がないことに気づく。それでもお好み焼きとかラーメンとかでは味気が無いので、それなりに名物になりそこねくらいのものがないのかと探してみたところ、姫路はなぜか穴子料理の店が多いことに気づく。
しかし、宮島の穴子丼の店のように、穴子専門の店というのは存在しない。だいたいの店は穴子を扱っている寿司屋のなかで扱っているということになる。しかし、夜の寿司屋というのは、やっぱり敷居が高い気がする。昼間はサービスメニュとして、1000円程度で食べられても、これが夜になるとめちゃくちゃ高い値段になって提供されていたりするから、一体なんだよー!と思うところだ。ただ、一度穴子が名物っぽいという情報がインプットされてしまうと、やっぱり穴子を食べてみたくなる。
そこで探してみたのが、食べログサイトを見たところ、駅と城を結ぶメイン通りを中心に見れば、そこから西に少し商店街のところを入っていったところにある寿司屋「鶴美すし」というところが、昼も夜も旨いという情報が入ったので、ここに行ってみることにした。
土曜日の6時ごろに入店したときには、店内はがらーんとしていた。店員が暇そうにしていたので、入るのに躊躇したのだが、地方としてはこんなものなのかもしれない。
さて、店内の様子はどうかというと、カウンター席と座敷席の2種類に分かれていて、そんなに大人数はワイワイ出来る場所ではないことがわかった。食べログのようなサイトをみると、人気がありそうなことが記載されていたので、そうなると大人数が来た場合にはどのようになっているんだろうと疑問に思う。今回は座敷席のほうを選んでみることにした。
セットメニュと単品ものが揃っていて、最初にビビッていた寿司屋に対する値段の高さではないことに安心した。まぁこんなもんだろうという納得のいく値段が表示されているからだ。しかし、手ごろな値段だからといって、味も手ごろだったら悲しいものがある。そこは食べてみてからのお楽しみだろう。
せっかく穴子のために来たのだから、ここは絶対穴子に関するものをメインに食べることにしたいと思ってので、結果的に次のものにした。
・あなご寿し盛合せ 2,700円×2セット
・蒸し穴子にぎり 800円×3人分
もっとがっつり食べられると思っていたのだが、意外に寿司の盛り合わせを3人で食べただけで結構満腹になる。寿司は、大皿に載って運ばれてくるわけではないため、見た目は小食に見えて、じゃんじゃん注文しても良いかもっとおもうのだが、ご飯物はあとからおなかに溜まるので、食べている間に満腹なってくることに気づく。これは、寿司と焼肉は同じ感じになる。しかし、盛り合わせ程度を3人でシェアするのでは、さすがにちょっと足らないみたいだったので、蒸し穴子を追加で1人2貫を注文した。
さて、穴子なのだが、個人的には蒸した穴子にタレをつけたものが一番旨いと感じた。盛り合わせには、他に巻き寿司にしたものや、白焼きにしたものが存在していたが、やっぱり蒸した穴子が一番旨い。ただ、残念だなとおもったのが、シャリの部分をもっと絞めてほしかった。なぜなら、握られた穴子のご飯の部分を持つと、ばらばらーと簡単になってしまうからである。確かにあまり絞められたシャリは硬い感じがするので嫌だが、こんなに柔なのはちょっと辛い。ネタは旨いのにご飯はいまいちというのが100点を挙げられない理由である。
さて、寿司屋なので特に長居することもなく、店内に45分くらいしか滞在していなかったのだが、その間にやってきたほかの客は全くなく、この店、経営的に大丈夫なのかと心配になってきた。ところが、店の問題ではなく、姫路の街全体が週末の夜になると悲しい状態になるということは、帰りに商店街とメインの通りを歩いたときに良くわかった。会社がある平日の場合には、帰宅がてらに引っ掛けて帰る人は多いのだろうが、週末になって姫路駅前が繁華街になっているからと言って、そこで飲み食いする人はいないし、まず歩いている人が居ないのである。東京と同じような感覚で地方都市を見てはいけないということを改めて感じた。ただ、言い換えれば、週末には観光客だけ来る様な店ばかりになっているので、それほど混まないで食事を堪能できるというのはありがたい。
ひめじの味 鶴美すし
兵庫県姫路市西二階町38番地
電話番号:079-288-8155
営業時間: 昼 11:30 ~ 2:30pm
夜 5:00pm ~ 10:30pm
しかし、宮島の穴子丼の店のように、穴子専門の店というのは存在しない。だいたいの店は穴子を扱っている寿司屋のなかで扱っているということになる。しかし、夜の寿司屋というのは、やっぱり敷居が高い気がする。昼間はサービスメニュとして、1000円程度で食べられても、これが夜になるとめちゃくちゃ高い値段になって提供されていたりするから、一体なんだよー!と思うところだ。ただ、一度穴子が名物っぽいという情報がインプットされてしまうと、やっぱり穴子を食べてみたくなる。
そこで探してみたのが、食べログサイトを見たところ、駅と城を結ぶメイン通りを中心に見れば、そこから西に少し商店街のところを入っていったところにある寿司屋「鶴美すし」というところが、昼も夜も旨いという情報が入ったので、ここに行ってみることにした。
土曜日の6時ごろに入店したときには、店内はがらーんとしていた。店員が暇そうにしていたので、入るのに躊躇したのだが、地方としてはこんなものなのかもしれない。
さて、店内の様子はどうかというと、カウンター席と座敷席の2種類に分かれていて、そんなに大人数はワイワイ出来る場所ではないことがわかった。食べログのようなサイトをみると、人気がありそうなことが記載されていたので、そうなると大人数が来た場合にはどのようになっているんだろうと疑問に思う。今回は座敷席のほうを選んでみることにした。
セットメニュと単品ものが揃っていて、最初にビビッていた寿司屋に対する値段の高さではないことに安心した。まぁこんなもんだろうという納得のいく値段が表示されているからだ。しかし、手ごろな値段だからといって、味も手ごろだったら悲しいものがある。そこは食べてみてからのお楽しみだろう。
せっかく穴子のために来たのだから、ここは絶対穴子に関するものをメインに食べることにしたいと思ってので、結果的に次のものにした。
・あなご寿し盛合せ 2,700円×2セット
・蒸し穴子にぎり 800円×3人分
もっとがっつり食べられると思っていたのだが、意外に寿司の盛り合わせを3人で食べただけで結構満腹になる。寿司は、大皿に載って運ばれてくるわけではないため、見た目は小食に見えて、じゃんじゃん注文しても良いかもっとおもうのだが、ご飯物はあとからおなかに溜まるので、食べている間に満腹なってくることに気づく。これは、寿司と焼肉は同じ感じになる。しかし、盛り合わせ程度を3人でシェアするのでは、さすがにちょっと足らないみたいだったので、蒸し穴子を追加で1人2貫を注文した。
さて、穴子なのだが、個人的には蒸した穴子にタレをつけたものが一番旨いと感じた。盛り合わせには、他に巻き寿司にしたものや、白焼きにしたものが存在していたが、やっぱり蒸した穴子が一番旨い。ただ、残念だなとおもったのが、シャリの部分をもっと絞めてほしかった。なぜなら、握られた穴子のご飯の部分を持つと、ばらばらーと簡単になってしまうからである。確かにあまり絞められたシャリは硬い感じがするので嫌だが、こんなに柔なのはちょっと辛い。ネタは旨いのにご飯はいまいちというのが100点を挙げられない理由である。
さて、寿司屋なので特に長居することもなく、店内に45分くらいしか滞在していなかったのだが、その間にやってきたほかの客は全くなく、この店、経営的に大丈夫なのかと心配になってきた。ところが、店の問題ではなく、姫路の街全体が週末の夜になると悲しい状態になるということは、帰りに商店街とメインの通りを歩いたときに良くわかった。会社がある平日の場合には、帰宅がてらに引っ掛けて帰る人は多いのだろうが、週末になって姫路駅前が繁華街になっているからと言って、そこで飲み食いする人はいないし、まず歩いている人が居ないのである。東京と同じような感覚で地方都市を見てはいけないということを改めて感じた。ただ、言い換えれば、週末には観光客だけ来る様な店ばかりになっているので、それほど混まないで食事を堪能できるというのはありがたい。
ひめじの味 鶴美すし
兵庫県姫路市西二階町38番地
電話番号:079-288-8155
営業時間: 昼 11:30 ~ 2:30pm
夜 5:00pm ~ 10:30pm
ホテル日航姫路
姫路駅南口の目の前というとても立地的には最高な場所にホテル日航姫路が存在する。姫路駅を下りて、すぐにチェックインができるという立地はとてもすばらしいし、また地上15階建てになっているから、上の階のほうにいくと、駅から姫路城が丸見えになるように、ホテルからも姫路城が丸見えになることができるという眺望にも優れたところだ。
そういえば、前から姫路にホテル日航がホテルを持っていたのだろうか!?と素朴な疑問を宿泊時に思ってしまった。だいたいJALの系列であるということは、空港かまたは主要都市に関係するところじゃないとホテルは存在しないはず。姫路は空港もないし、中心都市でもないのになぜ?!ということからの疑問だ。
調べてみるとすぐにわかった。元々は三井不動産の所有だった「ホテルサンガーデン姫路」というものを不動産業のケン・コーポレーショングループが買収し、それをJALホテルズが運営することを2005年に行っていることがわかった>(ニュースより)
JALグループの資産になっているわけではないために、JALの破綻を受けて大打撃を受けたということではなさそうである。どちらかというと、資産会社のケン・コーポレーショングループのほうがJALは大丈夫なのか?と破綻と同時に思ったことだろう。いずれにしても、利用者から見た場合には、ホテルがなくなっているわけではないので、問題なし。
さて、内部はどうなっているかと言うと、建物入り口は1階にあるのだが、レセプションは2階にある。1階は大きなロビーフロアーになっており、朝食のときに利用するレストランも存在するが、ここでチェックインは出来ない。エスカレータに乗って2階にあがるところから始まる。が、なにせ経費削減のためなのかドアボーイらしい人が、このホテルには居ない。居る必要が無いからなのかどうかわからないが、初めての客は困ると思う。
2階にあがると、典型的なホテル日航のカウンターになっており、パンフレットもJALのツアーの宣伝があったりと、JAL一色になっているのがよくわかる。チェックイン時間が他のホテルだと15時ごろからだったりするのだが、このホテルはなんと13時から可能。姫路に着いて、昼ごはんを食べた足でホテルに到着したのが13時15分ごろであったので、そのまま荷物を駅のコインロッカーに預けて、姫路城に行くということをせず、部屋に荷物を置いて出掛けるということが出来たのはうれしい。
今回の旅行は3人でいったこともあるので、本来ならば同一部屋に3人で泊まろうと考えていたが、ホテルの予約サイトを見ると、3人同時に宿泊できるタイプの部屋がないことがわかったので、シングル1室とツイン1室を予約することにした。ツイン部屋は、スタンダードなビジネスホテルのちょっと毛が生えた程度の部屋であるため、それほど大きいわけじゃなく、必要最低限どのアメニティは全部揃っていた。ベッドの大きさも大きくもなく小さくも無いタイプである。JALグループのホテルのベッドは、特に何かの色を貴重としたもので用意されているわけではない。ANAのグループだと紺色に統一しているから、いかにもーっとおもうが、JALに無いのは少しつまらないと感じるだろう。テレビは地上波対応の液晶32インチタイプであり、関西のテレビチャネルは全部映る。部屋からネット接続も有線接続を無料でできるので、PCを持ってきている場合には有効に使える。外部への接続速度もかなり速いので、ストレス無くネットで遊ぶことは可能だろう。冷蔵庫は特に最初からなにか飲み物が入っているわけじゃないので、外で買ってこないとなにも飲めない。ただし、部屋にはポットと、インスタントのお茶類があるので、それで我慢できる人であればそれで良いだろう。シングル部屋の場合は、ツインの部屋を本当に半分にしただけの大きさなので、狭苦しく感じる。シングル部屋に泊まると、ここがいかにも元々がビジネスホテルだというのがよくわかるものだ。寝るだけに泊まるというのであれば、この程度の広さでも十分だとはいえるが、多くの荷物を持っている場合には、足の踏み場も無い状態になるので、少し辛い。そういう場合には、ツイン部屋のシングルユースしかないだろう。
そういえば、ツイン部屋のある北側のほうだと、姫路駅が真下に見える。当然新幹線が通っているのも見られる。姫路城が見られるというのが第一のメリットだが、そのために姫路駅も見えるというのはおもしろい。姫路駅で電車待ちをしているひとたちもじっくり望むことができるが、なんだかそれは下界の動きを見ている神様のように思える。朝ごはんは、プランによって付いていたり、付いていなかったりする。開始は7時ちょうど。しかし、実際に宿泊客は6時45分ごろには店内に入って、バイキングの料理を取りはじめていたとおもう。自分たちも7時40分のバスに乗らねばならないことを逆算して、一度チェックアウトをしてから、その足で朝ご飯をたべて、部屋に戻らずにそのままバスに乗ろうと思っていたため、ちょうど7時には朝ごはんのレストランに行けるように逆算して動いてみた。ところが、もう先約のようにたくさんの客が順番待ちをしていたのでびっくりした。5分以内にあとからもたくさん客が入ってきて、みんな朝早いなとおもいつつも、そんなに急ぐ人がいるのか?という疑問にも思った。
バイキング形式であるのだが、数多くないがいちおう、和洋の各種が揃っている。ご飯ものを食べたい人もパン物を食べたい人もいちおうは大丈夫である。が、本当に種類は少ない。量も多くないが、種類が少ないために、無くなればあとから足してくれるので、それを待てばいいだろう。朝から豪華に満腹になりたいというひとであれば、ちょっと種類が少ないので満足にはならないと思う。が、トーストと果物のみというような、しょぼいご飯ではないので大丈夫だ。席数は意外に多く、夜にこのレストランを使う人は、たぶんほとんどいないとおもうので、結果的には朝食用のレストランとして開放しているのだろうと思う。
ホテル日航姫路
URL:http://www.hotelnikkohimeji.co.jp/
住所:〒670-0962 兵庫県姫路市南駅前町100番
TEL:079-222-2231
そういえば、前から姫路にホテル日航がホテルを持っていたのだろうか!?と素朴な疑問を宿泊時に思ってしまった。だいたいJALの系列であるということは、空港かまたは主要都市に関係するところじゃないとホテルは存在しないはず。姫路は空港もないし、中心都市でもないのになぜ?!ということからの疑問だ。
調べてみるとすぐにわかった。元々は三井不動産の所有だった「ホテルサンガーデン姫路」というものを不動産業のケン・コーポレーショングループが買収し、それをJALホテルズが運営することを2005年に行っていることがわかった>(ニュースより)
JALグループの資産になっているわけではないために、JALの破綻を受けて大打撃を受けたということではなさそうである。どちらかというと、資産会社のケン・コーポレーショングループのほうがJALは大丈夫なのか?と破綻と同時に思ったことだろう。いずれにしても、利用者から見た場合には、ホテルがなくなっているわけではないので、問題なし。
さて、内部はどうなっているかと言うと、建物入り口は1階にあるのだが、レセプションは2階にある。1階は大きなロビーフロアーになっており、朝食のときに利用するレストランも存在するが、ここでチェックインは出来ない。エスカレータに乗って2階にあがるところから始まる。が、なにせ経費削減のためなのかドアボーイらしい人が、このホテルには居ない。居る必要が無いからなのかどうかわからないが、初めての客は困ると思う。
2階にあがると、典型的なホテル日航のカウンターになっており、パンフレットもJALのツアーの宣伝があったりと、JAL一色になっているのがよくわかる。チェックイン時間が他のホテルだと15時ごろからだったりするのだが、このホテルはなんと13時から可能。姫路に着いて、昼ごはんを食べた足でホテルに到着したのが13時15分ごろであったので、そのまま荷物を駅のコインロッカーに預けて、姫路城に行くということをせず、部屋に荷物を置いて出掛けるということが出来たのはうれしい。
今回の旅行は3人でいったこともあるので、本来ならば同一部屋に3人で泊まろうと考えていたが、ホテルの予約サイトを見ると、3人同時に宿泊できるタイプの部屋がないことがわかったので、シングル1室とツイン1室を予約することにした。ツイン部屋は、スタンダードなビジネスホテルのちょっと毛が生えた程度の部屋であるため、それほど大きいわけじゃなく、必要最低限どのアメニティは全部揃っていた。ベッドの大きさも大きくもなく小さくも無いタイプである。JALグループのホテルのベッドは、特に何かの色を貴重としたもので用意されているわけではない。ANAのグループだと紺色に統一しているから、いかにもーっとおもうが、JALに無いのは少しつまらないと感じるだろう。テレビは地上波対応の液晶32インチタイプであり、関西のテレビチャネルは全部映る。部屋からネット接続も有線接続を無料でできるので、PCを持ってきている場合には有効に使える。外部への接続速度もかなり速いので、ストレス無くネットで遊ぶことは可能だろう。冷蔵庫は特に最初からなにか飲み物が入っているわけじゃないので、外で買ってこないとなにも飲めない。ただし、部屋にはポットと、インスタントのお茶類があるので、それで我慢できる人であればそれで良いだろう。シングル部屋の場合は、ツインの部屋を本当に半分にしただけの大きさなので、狭苦しく感じる。シングル部屋に泊まると、ここがいかにも元々がビジネスホテルだというのがよくわかるものだ。寝るだけに泊まるというのであれば、この程度の広さでも十分だとはいえるが、多くの荷物を持っている場合には、足の踏み場も無い状態になるので、少し辛い。そういう場合には、ツイン部屋のシングルユースしかないだろう。
そういえば、ツイン部屋のある北側のほうだと、姫路駅が真下に見える。当然新幹線が通っているのも見られる。姫路城が見られるというのが第一のメリットだが、そのために姫路駅も見えるというのはおもしろい。姫路駅で電車待ちをしているひとたちもじっくり望むことができるが、なんだかそれは下界の動きを見ている神様のように思える。朝ごはんは、プランによって付いていたり、付いていなかったりする。開始は7時ちょうど。しかし、実際に宿泊客は6時45分ごろには店内に入って、バイキングの料理を取りはじめていたとおもう。自分たちも7時40分のバスに乗らねばならないことを逆算して、一度チェックアウトをしてから、その足で朝ご飯をたべて、部屋に戻らずにそのままバスに乗ろうと思っていたため、ちょうど7時には朝ごはんのレストランに行けるように逆算して動いてみた。ところが、もう先約のようにたくさんの客が順番待ちをしていたのでびっくりした。5分以内にあとからもたくさん客が入ってきて、みんな朝早いなとおもいつつも、そんなに急ぐ人がいるのか?という疑問にも思った。
バイキング形式であるのだが、数多くないがいちおう、和洋の各種が揃っている。ご飯ものを食べたい人もパン物を食べたい人もいちおうは大丈夫である。が、本当に種類は少ない。量も多くないが、種類が少ないために、無くなればあとから足してくれるので、それを待てばいいだろう。朝から豪華に満腹になりたいというひとであれば、ちょっと種類が少ないので満足にはならないと思う。が、トーストと果物のみというような、しょぼいご飯ではないので大丈夫だ。席数は意外に多く、夜にこのレストランを使う人は、たぶんほとんどいないとおもうので、結果的には朝食用のレストランとして開放しているのだろうと思う。
ホテル日航姫路
URL:http://www.hotelnikkohimeji.co.jp/
住所:〒670-0962 兵庫県姫路市南駅前町100番
TEL:079-222-2231
姫路護国神社(姫路)
姫路護国神社は、姫路城のお膝元のところに鎮座していて、最初はてっきり姫路城城主の保護の下で管理されてきた神社なのかと思っていたが、よくよく調べてみたり、神社の様子を見ていると、そうでもないことがわかった。この神社はできたのは、明治になってからであり、西南戦争により靖国神社ができたのと同じように、全国いたるところに護国神社という名前の神社ができた一環として作られたもので、かなり新しい。じゃ、なにが祭っているかというと、神様というより、靖国と同じように、お国のために戦死した人たちの霊を治めているところといえよう。ちなみに治められている霊は、兵庫県の西部に住んでいたひとたちの霊であり、東部の人たちは、同じような神社が神戸の神戸護国神社が存在しているのだが、そこに収められている。東西の境については、兵庫県民ではないのでよくわからない。新しいからといって馬鹿にしてはおられず、建物は立派なつくりになっているし、境内もそこそこ広い。おそらく姫路城の一角をぶっ潰して作ったことから、これだけの用地を確保できたのだろうとは思うのだが、神社の外では車がびゅんびゅん走っているのに、この境内に入ったとたんに、その喧騒はまったく感じられなくなるというのは不思議だ。地元の人たちにとっては、結婚式や七五三などのお祝いの際にはよく使われている神社のようで、神社の公式サイトを見ても、各種イベントを受け付けているというような書き方は見受けられる。
どんな形であれ、やはり神社の鳥居を潜ると、身が引き締まるような感じになるのは、日本人にしみこんだ神社に対する思いが引き継がれているからだろうか。
姫路護国神社
URL:http://www.shirasaginomiya.com/
どんな形であれ、やはり神社の鳥居を潜ると、身が引き締まるような感じになるのは、日本人にしみこんだ神社に対する思いが引き継がれているからだろうか。
姫路護国神社
URL:http://www.shirasaginomiya.com/
播磨国総社(姫路)
書写山円教寺に行かなかった代わりに、ほかに姫路城で見所になるようなところはないかとおもっていたら、2箇所あった。そのうちの1つは播磨国総社と通称言われている射楯兵主神社というところだ。姫路城と姫路駅を結ぶ道路からは見ることができないのだが、お壕沿いの道を東方面へ行くと、神社にありがちな朱色の建物が見えてくるので、そちらに向かおう。
途中、意味不明な信号に出くわすが、これについては後ほど記載したいと思う。
朱色の建物があったので、いよいよ神社かぁ・・・とおもって入ったところ、なんだ、これ?いきなり行き止まり。おいおいっ、神社の本殿はいったいどこだよーとおもっていたところ、正面に看板があって、その説明によると、駐車場みたいなところをさらに奥にいかないと本殿がないらしい。だいたい神社の門を潜ると、そこから先は神の領域にはいるため、俗世間とは隔離するのが通例であるが、いきなりまた現実の世界に戻ってくるので、わけがわからなくなる。霊的な要素が強い人にとっては、きっと混乱してしまうのではないだろうか。
さらに進んでいくと、どうやら寺院の横腹から入ってしまったようで、いきなり本殿の横に出てきた。本当の入り口はどうやら別のところにあったようだ。
さて、この神社、播磨全域の神様が集まっている珍しい神社になっている。そして、この神社は結構歴史が古くから存在しており、学問の神様にもなっている。なんでも神様が集まっているところなので、車の御祓いから試験前の願掛けなど、いろいろな目的でやってくるひとたちが多い。もちろん、ここでは神前式の結婚式ができる設備も併設しており、住民の祝祭に対しては至れり尽くせりの場所なのだろう。いろいろな神様が一緒になっているので、よくもまぁ喧嘩しないなと感心するが、叶えたい願い事が全部一箇所にくればできるというのは便利この上ない。この日も受験用のお参りにきている女子高校生が数人見受けられたし、本殿のところでは神前式の結婚の式典が行われていた。併設されている披露宴会場のところでは、披露宴ができる準備が整っており、参加者が続々と集まってきていた。
途中、意味不明な信号に出くわすが、これについては後ほど記載したいと思う。
朱色の建物があったので、いよいよ神社かぁ・・・とおもって入ったところ、なんだ、これ?いきなり行き止まり。おいおいっ、神社の本殿はいったいどこだよーとおもっていたところ、正面に看板があって、その説明によると、駐車場みたいなところをさらに奥にいかないと本殿がないらしい。だいたい神社の門を潜ると、そこから先は神の領域にはいるため、俗世間とは隔離するのが通例であるが、いきなりまた現実の世界に戻ってくるので、わけがわからなくなる。霊的な要素が強い人にとっては、きっと混乱してしまうのではないだろうか。
さらに進んでいくと、どうやら寺院の横腹から入ってしまったようで、いきなり本殿の横に出てきた。本当の入り口はどうやら別のところにあったようだ。
さて、この神社、播磨全域の神様が集まっている珍しい神社になっている。そして、この神社は結構歴史が古くから存在しており、学問の神様にもなっている。なんでも神様が集まっているところなので、車の御祓いから試験前の願掛けなど、いろいろな目的でやってくるひとたちが多い。もちろん、ここでは神前式の結婚式ができる設備も併設しており、住民の祝祭に対しては至れり尽くせりの場所なのだろう。いろいろな神様が一緒になっているので、よくもまぁ喧嘩しないなと感心するが、叶えたい願い事が全部一箇所にくればできるというのは便利この上ない。この日も受験用のお参りにきている女子高校生が数人見受けられたし、本殿のところでは神前式の結婚の式典が行われていた。併設されている披露宴会場のところでは、披露宴ができる準備が整っており、参加者が続々と集まってきていた。
姫路城
姫路城は1度友達が住んでいるからという理由から訪れたことがあったのだが、そのときの記憶がまったく無かった。姫路駅から丸見えになっているのは、新幹線でなんども通るときに見えるので、それだけは記憶に残っていた。
日本三大名城の1つになっているので、姫路城は城マニアの人であれば誰でも絶対好きな城の1つに入れるだろう。ちなみに自分は特に城マニアというわけではない。ただ、その建築的な振る舞いと気品が、その辺の城に比べて断然違うというのだけはわかる。
駅からは特に交通機関を使う必要も無く、まっすぐに伸びた参道のように広くて長い道を歩いていけば、入り口まで到達できる。ただ、この参道のような道は鳩やら烏やらがたくさん飛んでいるので、頭上から糞が落ちてくるのだけは気にしなければならない。ただ、参道を歩いていると、たまに横断する道と交差する。その横断する道でも、石垣の跡が残っていたりするので、いま横断している道路も昔は堀の一部だったところを埋めたのだろうというのは容易に想像できる。さて、いよいよ姫路城の敷地内に入っていくことになる。日本の城というのは、城主を守るために城壁があり、その城壁の外側に壕があるつくりになっているのが一般的だ。中国やヨーロッパの城というのは、そういうつくりではなく、町全体が城壁に囲まれており、城主に与えるえさ(食料)を供給する農民も抱きこんで、戦いに望むために作っているつくりなので、中国人やヨーロッパ人が日本の城を見るとき、まずその城壁がなぜこんなところにあるのかというのを不思議に思うらしい。ちなみに、中国語で「町」は「城市」というくらい、城壁で囲まれた地域を1つの町とみなしていたのである。
どこから見ても姫路城というのは絵になる。一番最初に絵になる場所といえば、姫路城前交差点から撮る写真だろう。ここでは団体観光客が三脚を立てて写真を撮っている風景がよく似合う。ただ、残念だなとおもうのは、「世界遺産姫路城」という記念碑を立てているのはいいのだが、その記念碑を立てた印なのか、「姫路市長」とその名前が刻まれているというのがちょっと嫌になる。中国の遺跡だと、自然石に赤い字で刻まれた碑をみるのだが、それと同じくらい幻滅してしまった。姫路市長とその名前は要らんぞ。きっと代々自慢したいために書いたんだろうなと思う。現在部分的に改修工事が始まっている姫路城が、いまの姿のままで見られるのは今年の4月の桜の時期までであり、それ以降は城全体がカバーで覆われてしまうので、あの優美な姿が見られなくなってしまう。そのために、最後の追い込みでめちゃくちゃたくさんの観光客が来ていた。あとで述べるつもりであったが、天守閣に上るときに、その人数の多さが、まるでモナリザの絵がきた美術館に来場した客数くらいの人たちが来ていて、城が倒れるんじゃないのか?というすごさだった。さっさと上の階に上れないし、中には老人や子供もいるところ、エレベータがないため、階段のところでスタックが起こるため、なかなか進まない。幸いにも、城は密閉されているわけじゃなので、息苦しいということはないのだが、これが密閉していたら、きっと全員酸欠になって倒れるんじゃないのかとおもったくらいだ。天守閣の一番天辺では、あまり長居することができず、それこそモナリザの絵の前で立ち止まらないでくださいーと言われているくらい、のんびりと市街地の風景を望むということができなかったのが悲しい。
話は天守閣に上る前に戻ることにする。
天守閣に入る前に、まず一番最初は三の丸広場と言われる運動会でも開けるのではないかというような広い場所に出くわす。この広場からは遮るものが無く姫路城を望むことができるので、ここでもたくさんの人が写真をとっていた。城壁と天守閣を全体的に撮影するのであれば、ここからの風景が一番いいと思う。あまり天守閣に近いところに行くと、天守閣のほうがとても小さくなって、ほとんど壁じゃないかというバランスの悪い写真しか撮れなくなるからだ。姫路城に入る際にはもちろん入場料が必要になる。それは三の丸広場を時計回りに左のほうに回っていくと正面に門番みたいなところに出くわすのでそこで購入する。天守閣だけの料金と庭園とのセット料金があるのだが、天守閣だけでも十分時間がつぶれるとおもったので、天守閣用のチケットを購入して入った。ちなみに、この入り口から先は、一切食べ物は禁止。もちろんタバコも禁止である。いっそのこと、そんなに禁止するなら、持ち物検査で、タバコやライターのような火気も入り口で没収するようなことをすればいいと思う。どこかの馬鹿が放火するかもしれないからである。ただし、飲み物だけは持参してもいいことになっており、飲んでも良いらしい。脱水症状だけは避けたいからだろう。最初の門である「菱の門」を入ったあと、そのまま西の丸にいくこともできるが、そんなのは後からいくことにし、先に天守閣からいくことにした。姫路城は、もともと「姫山」という山に築かれた城なので、天然の岩を基礎にしたところに石垣を組んでいる構造になっている。ということは、平地に作ったような城とは異なるので、全体的に山を登るようなつくりになっているので、攻めるときも一苦労なのである。それも天守にのぼる道は細く作られており、道の両側は高い壁でかこまれており、壁の内側からは矢だろうが鉄砲の弾だろうが飛んできて、一網打尽できるようになっているつくりである。さらに石垣がきれいな曲線美を形成しているので、その組み方を見ているだけでちょっとおもしろい。姫路城にはひとつの史実がある。それはあの第二次世界大戦で、日本全国が焼け野原になったのにも関わらず、この城だけは無傷で聳え立ったままだったということだ。姫路市内も当然火の海になったし、姫路城といえば、市内で一番高層建築物で標的としては格好の餌食になるはずなのに、それが無傷だったのはすごい。ということで、天守閣のところには災害から免れる神社が作られ、訪れる人がたくさんいるのである。そのときにぶち壊されていたら、きっといまのようなきれいな姫路城はみることはできなかったことだろう。現代人にとっても感銘を受けるような建築様式になっているのだから、昔の人にとってはもっとすごい建築物に思えたことだろう。姫路城は誰のものといわれると、これはちょっと答えるのに難しい。なんでそうなのかなーとおもっていたら、現地に行ってみてなるほどと思ったことに、この持ち主がこの一族だという限定したものがないからだというのがわかった。頻繁に城主が変わるために、そのたびに増築などをする際に使われる家紋をつけた瓦が、みればみるほど、いろいろな種類から構成されているからである。それだけいろいろな家が治めていたという印だ。うちと同じ家紋である、「丸に揚げ羽(蝶)」の家紋も見受けられた。
天守閣の中には特に目に付くような遺品類が飾られているわけではない。一部甲冑や巻物が残っていたりするのだが、たぶん多くは美術館のほうで大切に飾られていることなのだろうと思う。そんな天守閣を後にして、次に向かったのは二の丸の百間廊下だ。こちらは基本的に侍女たちが住んでいたところであるが、徳川秀忠の娘で豊臣秀頼に嫁いだ千姫が一時期ここで住んでいた場所でもある。その住んでいたときの様子が模型をつかって説明されている部屋もあるので是非いってほしい。ただ、この百間廊下は、いまでこそ、たくさんの部屋に仕切られた長い廊下のようにおもえるが、当時はたくさんの侍女が普通に生活をしていた場所であるのは前述のとおり。そうなると、台所やお風呂やトイレのような水周りについてはいったいどうしていたのだろうか?という素朴な疑問が残る。とても水周りを通すようなあとが残っていないからだ。のんびり歩いていけば、この城だけの堪能で2時間半以上はかかる。本当なら、姫路城を見終わったらその足で書写山円教寺にでもいこうとかんがえたが、昼から姫路城にいって、そのあとにいくにはとても時間が無かったのでやめた。午前中に姫路城に行き、午後は書写山円教寺にいくというのが一番いいと思われる。姫路で宿泊して帰るというひとは奏してほしいと思う。
姫路城大図鑑
URL : http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
日本三大名城の1つになっているので、姫路城は城マニアの人であれば誰でも絶対好きな城の1つに入れるだろう。ちなみに自分は特に城マニアというわけではない。ただ、その建築的な振る舞いと気品が、その辺の城に比べて断然違うというのだけはわかる。
駅からは特に交通機関を使う必要も無く、まっすぐに伸びた参道のように広くて長い道を歩いていけば、入り口まで到達できる。ただ、この参道のような道は鳩やら烏やらがたくさん飛んでいるので、頭上から糞が落ちてくるのだけは気にしなければならない。ただ、参道を歩いていると、たまに横断する道と交差する。その横断する道でも、石垣の跡が残っていたりするので、いま横断している道路も昔は堀の一部だったところを埋めたのだろうというのは容易に想像できる。さて、いよいよ姫路城の敷地内に入っていくことになる。日本の城というのは、城主を守るために城壁があり、その城壁の外側に壕があるつくりになっているのが一般的だ。中国やヨーロッパの城というのは、そういうつくりではなく、町全体が城壁に囲まれており、城主に与えるえさ(食料)を供給する農民も抱きこんで、戦いに望むために作っているつくりなので、中国人やヨーロッパ人が日本の城を見るとき、まずその城壁がなぜこんなところにあるのかというのを不思議に思うらしい。ちなみに、中国語で「町」は「城市」というくらい、城壁で囲まれた地域を1つの町とみなしていたのである。
どこから見ても姫路城というのは絵になる。一番最初に絵になる場所といえば、姫路城前交差点から撮る写真だろう。ここでは団体観光客が三脚を立てて写真を撮っている風景がよく似合う。ただ、残念だなとおもうのは、「世界遺産姫路城」という記念碑を立てているのはいいのだが、その記念碑を立てた印なのか、「姫路市長」とその名前が刻まれているというのがちょっと嫌になる。中国の遺跡だと、自然石に赤い字で刻まれた碑をみるのだが、それと同じくらい幻滅してしまった。姫路市長とその名前は要らんぞ。きっと代々自慢したいために書いたんだろうなと思う。現在部分的に改修工事が始まっている姫路城が、いまの姿のままで見られるのは今年の4月の桜の時期までであり、それ以降は城全体がカバーで覆われてしまうので、あの優美な姿が見られなくなってしまう。そのために、最後の追い込みでめちゃくちゃたくさんの観光客が来ていた。あとで述べるつもりであったが、天守閣に上るときに、その人数の多さが、まるでモナリザの絵がきた美術館に来場した客数くらいの人たちが来ていて、城が倒れるんじゃないのか?というすごさだった。さっさと上の階に上れないし、中には老人や子供もいるところ、エレベータがないため、階段のところでスタックが起こるため、なかなか進まない。幸いにも、城は密閉されているわけじゃなので、息苦しいということはないのだが、これが密閉していたら、きっと全員酸欠になって倒れるんじゃないのかとおもったくらいだ。天守閣の一番天辺では、あまり長居することができず、それこそモナリザの絵の前で立ち止まらないでくださいーと言われているくらい、のんびりと市街地の風景を望むということができなかったのが悲しい。
話は天守閣に上る前に戻ることにする。
天守閣に入る前に、まず一番最初は三の丸広場と言われる運動会でも開けるのではないかというような広い場所に出くわす。この広場からは遮るものが無く姫路城を望むことができるので、ここでもたくさんの人が写真をとっていた。城壁と天守閣を全体的に撮影するのであれば、ここからの風景が一番いいと思う。あまり天守閣に近いところに行くと、天守閣のほうがとても小さくなって、ほとんど壁じゃないかというバランスの悪い写真しか撮れなくなるからだ。姫路城に入る際にはもちろん入場料が必要になる。それは三の丸広場を時計回りに左のほうに回っていくと正面に門番みたいなところに出くわすのでそこで購入する。天守閣だけの料金と庭園とのセット料金があるのだが、天守閣だけでも十分時間がつぶれるとおもったので、天守閣用のチケットを購入して入った。ちなみに、この入り口から先は、一切食べ物は禁止。もちろんタバコも禁止である。いっそのこと、そんなに禁止するなら、持ち物検査で、タバコやライターのような火気も入り口で没収するようなことをすればいいと思う。どこかの馬鹿が放火するかもしれないからである。ただし、飲み物だけは持参してもいいことになっており、飲んでも良いらしい。脱水症状だけは避けたいからだろう。最初の門である「菱の門」を入ったあと、そのまま西の丸にいくこともできるが、そんなのは後からいくことにし、先に天守閣からいくことにした。姫路城は、もともと「姫山」という山に築かれた城なので、天然の岩を基礎にしたところに石垣を組んでいる構造になっている。ということは、平地に作ったような城とは異なるので、全体的に山を登るようなつくりになっているので、攻めるときも一苦労なのである。それも天守にのぼる道は細く作られており、道の両側は高い壁でかこまれており、壁の内側からは矢だろうが鉄砲の弾だろうが飛んできて、一網打尽できるようになっているつくりである。さらに石垣がきれいな曲線美を形成しているので、その組み方を見ているだけでちょっとおもしろい。姫路城にはひとつの史実がある。それはあの第二次世界大戦で、日本全国が焼け野原になったのにも関わらず、この城だけは無傷で聳え立ったままだったということだ。姫路市内も当然火の海になったし、姫路城といえば、市内で一番高層建築物で標的としては格好の餌食になるはずなのに、それが無傷だったのはすごい。ということで、天守閣のところには災害から免れる神社が作られ、訪れる人がたくさんいるのである。そのときにぶち壊されていたら、きっといまのようなきれいな姫路城はみることはできなかったことだろう。現代人にとっても感銘を受けるような建築様式になっているのだから、昔の人にとってはもっとすごい建築物に思えたことだろう。姫路城は誰のものといわれると、これはちょっと答えるのに難しい。なんでそうなのかなーとおもっていたら、現地に行ってみてなるほどと思ったことに、この持ち主がこの一族だという限定したものがないからだというのがわかった。頻繁に城主が変わるために、そのたびに増築などをする際に使われる家紋をつけた瓦が、みればみるほど、いろいろな種類から構成されているからである。それだけいろいろな家が治めていたという印だ。うちと同じ家紋である、「丸に揚げ羽(蝶)」の家紋も見受けられた。
天守閣の中には特に目に付くような遺品類が飾られているわけではない。一部甲冑や巻物が残っていたりするのだが、たぶん多くは美術館のほうで大切に飾られていることなのだろうと思う。そんな天守閣を後にして、次に向かったのは二の丸の百間廊下だ。こちらは基本的に侍女たちが住んでいたところであるが、徳川秀忠の娘で豊臣秀頼に嫁いだ千姫が一時期ここで住んでいた場所でもある。その住んでいたときの様子が模型をつかって説明されている部屋もあるので是非いってほしい。ただ、この百間廊下は、いまでこそ、たくさんの部屋に仕切られた長い廊下のようにおもえるが、当時はたくさんの侍女が普通に生活をしていた場所であるのは前述のとおり。そうなると、台所やお風呂やトイレのような水周りについてはいったいどうしていたのだろうか?という素朴な疑問が残る。とても水周りを通すようなあとが残っていないからだ。のんびり歩いていけば、この城だけの堪能で2時間半以上はかかる。本当なら、姫路城を見終わったらその足で書写山円教寺にでもいこうとかんがえたが、昼から姫路城にいって、そのあとにいくにはとても時間が無かったのでやめた。午前中に姫路城に行き、午後は書写山円教寺にいくというのが一番いいと思われる。姫路で宿泊して帰るというひとは奏してほしいと思う。
姫路城大図鑑
URL : http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
石挽蕎麦 御座候(姫路)
姫路到着後に、ホテルへチェックインしたかったのだが、少し時間が早かったので、まずは昼ごはんを食べることにした。姫路名物というのが一体なんなのかがわからなかったし、ホテルは駅のそばだから、あまり離れたところには行きたくなかったので、適当に駅ビルのなかで探してみた。
姫路駅の駅ビル「フェスタ」の地下階にはいくつか食べるところがあるので、便利この上ない。その中であまり考えないで、ふらっと入ったのが蕎麦屋である「御座候」というところだ。見た目は駅ビルに入っている普通の蕎麦屋の感じである。腹にちょっと溜まればいいかなという程度で入ってみたのだが、そこそこ旨い蕎麦だったので、記載してみた。
店内の中央に、大テーブルがあり、そこには10人くらいが座れるようになっている。一人で来ている客がだいたい座るような場所なのだろう。その他に、4人掛けのテーブル席が5個くらい存在するので、家族連れで来た場合には、こちらに座ると良い。
実際に店内に入ってみて、メニュを見ているときに気づいたことがある。全国の名店蕎麦屋で構成される「新そば会」というのが存在するのだが、その新そば会は、本当に有名な店しか属していない。テーブルに何気なく置かれていた雑誌を見ると、この新そば会から発行している季刊誌だというのがわかった。その季刊誌にはなんとこの店が入っていたのである。日本全国何千軒あるのかわからない蕎麦屋のなかで選ばれしものだけしか加盟することができない新そば会に属していることがわかったので、それだけでも、なぜか掘り出し物を探し出せたような喜びを感じた。
さて、この蕎麦屋で何を食べようかなとおもったのだが、なぜか無性に鴨南蛮蕎麦がたべたくなったので、それを注文してみた。鴨南蛮蕎麦の鴨は、味の良い鴨脂が染み出しており、蕎麦の汁も濃厚なしょうゆベースというものではないため、かなり鴨肉の味を堪能することができた。蕎麦の麺自体も、味がしっかりしたものであったので、蕎麦の味があんまりよくわからない自分でも、ここのそばはそれなりに旨いと感じた。値段は1杯850円。
石挽蕎麦 御座候 フェスタ店 (いしびきそばござ・そうろう)
住所 兵庫県姫路市駅前町210 フェスタ B1F
TEL 0792-21-3571
営業時間 10:30~20:30
URL:http://himeji-festa.jp/shop/shop_det.html?no=64
姫路駅の駅ビル「フェスタ」の地下階にはいくつか食べるところがあるので、便利この上ない。その中であまり考えないで、ふらっと入ったのが蕎麦屋である「御座候」というところだ。見た目は駅ビルに入っている普通の蕎麦屋の感じである。腹にちょっと溜まればいいかなという程度で入ってみたのだが、そこそこ旨い蕎麦だったので、記載してみた。
店内の中央に、大テーブルがあり、そこには10人くらいが座れるようになっている。一人で来ている客がだいたい座るような場所なのだろう。その他に、4人掛けのテーブル席が5個くらい存在するので、家族連れで来た場合には、こちらに座ると良い。
実際に店内に入ってみて、メニュを見ているときに気づいたことがある。全国の名店蕎麦屋で構成される「新そば会」というのが存在するのだが、その新そば会は、本当に有名な店しか属していない。テーブルに何気なく置かれていた雑誌を見ると、この新そば会から発行している季刊誌だというのがわかった。その季刊誌にはなんとこの店が入っていたのである。日本全国何千軒あるのかわからない蕎麦屋のなかで選ばれしものだけしか加盟することができない新そば会に属していることがわかったので、それだけでも、なぜか掘り出し物を探し出せたような喜びを感じた。
さて、この蕎麦屋で何を食べようかなとおもったのだが、なぜか無性に鴨南蛮蕎麦がたべたくなったので、それを注文してみた。鴨南蛮蕎麦の鴨は、味の良い鴨脂が染み出しており、蕎麦の汁も濃厚なしょうゆベースというものではないため、かなり鴨肉の味を堪能することができた。蕎麦の麺自体も、味がしっかりしたものであったので、蕎麦の味があんまりよくわからない自分でも、ここのそばはそれなりに旨いと感じた。値段は1杯850円。
石挽蕎麦 御座候 フェスタ店 (いしびきそばござ・そうろう)
住所 兵庫県姫路市駅前町210 フェスタ B1F
TEL 0792-21-3571
営業時間 10:30~20:30
URL:http://himeji-festa.jp/shop/shop_det.html?no=64
空港バスで姫路へ
伊丹空港から姫路にいく場合には、かなりいろいろな方法があると思われる。大阪に出てから姫路方面に移動するということもありだろうし、直接バスやタクシーで移動しちゃうというのもあるだろう。神戸あたりにいくのとは少し異なり、姫路は兵庫県の比較的西のほうに位置するので、いずれの方法でもちょっと時間が掛かる。
一番楽していける方法としては、空港バスで姫路駅まで一直線でいくのが一番いいだろう。空港ターミナルからバスに乗って寝ていれば姫路駅前までいくことが可能だ。80分で空港と姫路の間を結ぶというお手軽さはあるが、しかし値段が2,100円と少し高い。
値段だけを考えると電車を乗り継いでいく方法が一番安いだろう。一番安くいけるのは、空港から大阪モノレールで蛍池まで行き、そこから阪急宝塚線で十三までいき、巨大な駅の十三駅で同じ阪急電車の神戸本線に乗り換えて三宮まで行き、さらに三宮からJRに乗って姫路に行くということだろう。上記に書いただけでも、その乗り換えの不便さは腰砕けになるようなものだ。おまけにこれだけ乗り換えや待ち時間などがあるので、約100くらいかかって到着する。バスより時間が掛かる。でも、値段は1510円でいけるので、値段と時間のトレードオフだろう。
さらに姫路は新幹線の停車できる駅でもある。となると、せっかくだから、新大阪から姫路まで新幹線を使えば早いのではないかと考える人もいるだろう。新大阪までに行くには、20分で直通運行している空港バスを利用するか、それとも大阪モノレールで千里中央まで行き、そこから地下鉄御堂筋線(正確には北大阪急行線)で新大阪まで行くという2通りがある。楽なのは空港バスだが、道路事情によって時間は変わってくるという不安定さはある。時間の正確性から言えば、乗り換えはあるが35分でいける電車で新大阪まで行くのがいいだろう。そして新幹線にのりかえていくとするが、のぞみに乗っては姫路は止まらない。新幹線もそんなに頻繁に走っているわけじゃないから時刻表とにらめっこしていくべきところではある。トータルコストとして4480円もかかるのは仕方ない。ただし、時間正確だし、80分でいけるというのをどう捉えるかで利用度を考えればいいだろう。
上記のことから、本数は少ないが便利さから考えて、姫路まで行くには空港バスを利用することにした。空港バスの出発時間に合わせて、フライトスケジュールを組んだつもりだが、もともと羽田から大阪行きの飛行機は、ANA/JALが30分交代で運行しているので、とても便利である。全部手荷物にしてしまえば、飛行機から降りた後、そのまま空港バスのところまで歩いていけばいいのだから、乗り継ぎ時間をあまり考慮する必要もない。ただし、降りたらトイレに行きたいというような欲望を満たしたいのであれば、それなりに時間に余裕をもって行動したほうがいいだろう。
ちなみに、姫路行きのバスは、神戸行きのバスと同じ乗り場になっており、神戸行きのひとたちは乗客数がとても多いために、間違って並ぶと大変だ。姫路行きのバスはそれほど混んでいるわけじゃない。あと、途中に停車する場所はあるのだが、これらはすべて高速道路の途中の駅であるため、こんなところで乗り降りする人はかなり少ないことが予想される。途中に高速道路を通ることにより、姫路が遠くに思われても、実際には早く到着できるのはありがたい。
しかし、高速を下りた後が遅い。結局市内の混み込みゾーンを経由していくから、運が悪ければ、高速を下りたあと、ほぼ全部の信号に引っかかり、なかなか駅に到着できない。これがかなりイライラする。ただ、駅に近づいてくると、進行方向右手にあの姫路城がドドーンと聳えているのが見えてくるので、それを見つけると、あーっ、姫路に着いたんだーと感慨深くなる。だから、できれば、姫路に向かう際には右側に座ることをお勧めしたい。
なお、姫路駅は、山陽電車の駅ビル前にあるバスターミナルに到着する。空港に行くバスも同じところから出発し、事前に乗車券を自動販売機で購入する。ただし、この自動販売機は、なぜか複数枚を同時に購入できるような仕組みになっていないので、複数人分を購入する際にはかなりうっとうしい。それに、人間のいる窓口もあるのだが、空港行きのバスのチケットだけは、なぜか「自動販売機でお買い求めください」と丁寧に断ってくる。うーむ・・・嫌な感じだ。
空港バスの時刻表
http://www.okkbus.co.jp/timetable/unchin.cgi?rosen=itm_hmj&mode=
一番楽していける方法としては、空港バスで姫路駅まで一直線でいくのが一番いいだろう。空港ターミナルからバスに乗って寝ていれば姫路駅前までいくことが可能だ。80分で空港と姫路の間を結ぶというお手軽さはあるが、しかし値段が2,100円と少し高い。
値段だけを考えると電車を乗り継いでいく方法が一番安いだろう。一番安くいけるのは、空港から大阪モノレールで蛍池まで行き、そこから阪急宝塚線で十三までいき、巨大な駅の十三駅で同じ阪急電車の神戸本線に乗り換えて三宮まで行き、さらに三宮からJRに乗って姫路に行くということだろう。上記に書いただけでも、その乗り換えの不便さは腰砕けになるようなものだ。おまけにこれだけ乗り換えや待ち時間などがあるので、約100くらいかかって到着する。バスより時間が掛かる。でも、値段は1510円でいけるので、値段と時間のトレードオフだろう。
さらに姫路は新幹線の停車できる駅でもある。となると、せっかくだから、新大阪から姫路まで新幹線を使えば早いのではないかと考える人もいるだろう。新大阪までに行くには、20分で直通運行している空港バスを利用するか、それとも大阪モノレールで千里中央まで行き、そこから地下鉄御堂筋線(正確には北大阪急行線)で新大阪まで行くという2通りがある。楽なのは空港バスだが、道路事情によって時間は変わってくるという不安定さはある。時間の正確性から言えば、乗り換えはあるが35分でいける電車で新大阪まで行くのがいいだろう。そして新幹線にのりかえていくとするが、のぞみに乗っては姫路は止まらない。新幹線もそんなに頻繁に走っているわけじゃないから時刻表とにらめっこしていくべきところではある。トータルコストとして4480円もかかるのは仕方ない。ただし、時間正確だし、80分でいけるというのをどう捉えるかで利用度を考えればいいだろう。
上記のことから、本数は少ないが便利さから考えて、姫路まで行くには空港バスを利用することにした。空港バスの出発時間に合わせて、フライトスケジュールを組んだつもりだが、もともと羽田から大阪行きの飛行機は、ANA/JALが30分交代で運行しているので、とても便利である。全部手荷物にしてしまえば、飛行機から降りた後、そのまま空港バスのところまで歩いていけばいいのだから、乗り継ぎ時間をあまり考慮する必要もない。ただし、降りたらトイレに行きたいというような欲望を満たしたいのであれば、それなりに時間に余裕をもって行動したほうがいいだろう。
ちなみに、姫路行きのバスは、神戸行きのバスと同じ乗り場になっており、神戸行きのひとたちは乗客数がとても多いために、間違って並ぶと大変だ。姫路行きのバスはそれほど混んでいるわけじゃない。あと、途中に停車する場所はあるのだが、これらはすべて高速道路の途中の駅であるため、こんなところで乗り降りする人はかなり少ないことが予想される。途中に高速道路を通ることにより、姫路が遠くに思われても、実際には早く到着できるのはありがたい。
しかし、高速を下りた後が遅い。結局市内の混み込みゾーンを経由していくから、運が悪ければ、高速を下りたあと、ほぼ全部の信号に引っかかり、なかなか駅に到着できない。これがかなりイライラする。ただ、駅に近づいてくると、進行方向右手にあの姫路城がドドーンと聳えているのが見えてくるので、それを見つけると、あーっ、姫路に着いたんだーと感慨深くなる。だから、できれば、姫路に向かう際には右側に座ることをお勧めしたい。
なお、姫路駅は、山陽電車の駅ビル前にあるバスターミナルに到着する。空港に行くバスも同じところから出発し、事前に乗車券を自動販売機で購入する。ただし、この自動販売機は、なぜか複数枚を同時に購入できるような仕組みになっていないので、複数人分を購入する際にはかなりうっとうしい。それに、人間のいる窓口もあるのだが、空港行きのバスのチケットだけは、なぜか「自動販売機でお買い求めください」と丁寧に断ってくる。うーむ・・・嫌な感じだ。
空港バスの時刻表
http://www.okkbus.co.jp/timetable/unchin.cgi?rosen=itm_hmj&mode=
会社更生適用後のJALに搭乗
会社更生法が適用になったために、2/19を以って、JALの株式上場が廃止されてしまったJALがどれほど元気がなくなってしまっているのかというのを垣間見たい気もしたため、城廻ツアーに参加する際、1路線だけJALを使ってみることにした。以前はよく出張で使っていた羽田から大阪伊丹への路線が、以前と比較するには一番わかりやすいところだろうという理由から、この路線区間をJALに選択してみた。
羽田空港の第1ターミナルは、ほぼJAL専用として使われているところであるが、空港地上職員たちは特にやる気なしという雰囲気ではなく、いつもと変わらぬ応対をしていたのは清々しい思いがした。予想では、もっとやる気なしの雰囲気を醸し出しているものかとおもっていたからである。本当なら空港で荷物を預けるべきことをすればよかったのだが、そこまでの大荷物を今回は持参していなかったために、地上職員と話すときがほとんどなかったのが残念である。いまはほとんど自動発券機で株式優待券を含めた処理ができるようになっているため、かなり便利である。ただ、この株式優待券を使うことも、5月31日以降はなくなってしまうのは悲しい限りだ。そうなると、ほぼJALに乗るという選択はなくなってしまうことだろう。
朝9時半のフライトだったのだが、空港にはなぜか7時30分ごろには到着してしまって、かなり空港の中で時間をもてあます結果となってしまった。
こんなに早く空港に到着したのであれば、JALのファーストクラス選択して、どれだけJALのサービスが変わらず提供できているかというのを確認できるようなものにしておけばよかったとおもったのだが、そこまで金銭的に余裕があるわけでもないのであきらめた。
今回はファーストクラスというわけではないのだが、クラスJに登場してみることにした。たった1000円プラスしただけで、ちょっと席が広くなるというのはうれしいものである。以前では茶菓子のサービスは出たのだが、それは経費削減のために提供されることはなかった。個人的にはいっそうのこと、短距離路線であれば、飲み物の提供も要らないと思う。国際線と違って、ペットボトルの持ち込みは荷物検査で検査を受けるだけで可能なのであり、乗客は自前で飲み物の調達をすればいいと思う。
スチュワーデスは国内線だからか、相変わらず若い人や男の人が搭乗することはなく、ベテランの人が担当をしていた。厚化粧で。でも、これは今に始まったことではなく、昔から変わらない。きびきびとした動きは、以前と全く変わらないので、よほど会社更生法適用でがっくり来ていると期待したのが全くないように思われた。
会社更生法適用から既に1ヶ月が経過したこともあるので、社員の意識としても、会社の行く末がわからないという迷走状態になっているわけじゃないことがわかっただけでも、働く意識はわからないのだろうと思う。むしろ、会社を良くしていこうという意識が強くなっているのではないだろうか。
個人的にはJALカードを持参していることもあるので、JALのマイルは貯めている。だから、JALを全く使わないという選択はないと思うが、サービスが悪くなったという印象は今回の実験でないことがわかったので、国際線も含めて機会があったらJALを選択するという機会を設けたいと思う。結構JALしか就航していない場所へ移動する際には、JALを使うこともあろうと思う。
そういえば、JALグループのRACやJACなどのような会社は、何時まで経っても別会社のままで、「JAL」という便名にならないのだろうか?マイル加算としてはRACだろうが、JACだろうがでも加算対象になるのだろうが、会社の意識として別会社のままにしておくと、何時まで経っても「JAL本体とは違う」という分裂状態の意識になってしまい、それでまたたくさんの組合が出来たままになってしまうことだろうと思う。これは良くない。ANAはいち早く会社を統合して、一丸となって進んでいくような体制が出来ている。これをJALにも適用してもらいたい。
乗ったJAL機なのだが、いつもの尾翼が赤の飛行機ではなく、緑の飛行機だった。JALもとうとう徐々にどこかに知らない間に買収されてきたのかなと思ったのだが、そういういみではまったくなく、単にエコブームに乗っかるために、エコのイメージカラーである緑を使った飛行機を飛ばしているらしい。だけど、内部はまったくいつものJALの様子だったので、どこがエコじゃいと1人ツッコミをしたのは言うまでもない。
羽田空港の第1ターミナルは、ほぼJAL専用として使われているところであるが、空港地上職員たちは特にやる気なしという雰囲気ではなく、いつもと変わらぬ応対をしていたのは清々しい思いがした。予想では、もっとやる気なしの雰囲気を醸し出しているものかとおもっていたからである。本当なら空港で荷物を預けるべきことをすればよかったのだが、そこまでの大荷物を今回は持参していなかったために、地上職員と話すときがほとんどなかったのが残念である。いまはほとんど自動発券機で株式優待券を含めた処理ができるようになっているため、かなり便利である。ただ、この株式優待券を使うことも、5月31日以降はなくなってしまうのは悲しい限りだ。そうなると、ほぼJALに乗るという選択はなくなってしまうことだろう。
朝9時半のフライトだったのだが、空港にはなぜか7時30分ごろには到着してしまって、かなり空港の中で時間をもてあます結果となってしまった。
こんなに早く空港に到着したのであれば、JALのファーストクラス選択して、どれだけJALのサービスが変わらず提供できているかというのを確認できるようなものにしておけばよかったとおもったのだが、そこまで金銭的に余裕があるわけでもないのであきらめた。
今回はファーストクラスというわけではないのだが、クラスJに登場してみることにした。たった1000円プラスしただけで、ちょっと席が広くなるというのはうれしいものである。以前では茶菓子のサービスは出たのだが、それは経費削減のために提供されることはなかった。個人的にはいっそうのこと、短距離路線であれば、飲み物の提供も要らないと思う。国際線と違って、ペットボトルの持ち込みは荷物検査で検査を受けるだけで可能なのであり、乗客は自前で飲み物の調達をすればいいと思う。
スチュワーデスは国内線だからか、相変わらず若い人や男の人が搭乗することはなく、ベテランの人が担当をしていた。厚化粧で。でも、これは今に始まったことではなく、昔から変わらない。きびきびとした動きは、以前と全く変わらないので、よほど会社更生法適用でがっくり来ていると期待したのが全くないように思われた。
会社更生法適用から既に1ヶ月が経過したこともあるので、社員の意識としても、会社の行く末がわからないという迷走状態になっているわけじゃないことがわかっただけでも、働く意識はわからないのだろうと思う。むしろ、会社を良くしていこうという意識が強くなっているのではないだろうか。
個人的にはJALカードを持参していることもあるので、JALのマイルは貯めている。だから、JALを全く使わないという選択はないと思うが、サービスが悪くなったという印象は今回の実験でないことがわかったので、国際線も含めて機会があったらJALを選択するという機会を設けたいと思う。結構JALしか就航していない場所へ移動する際には、JALを使うこともあろうと思う。
そういえば、JALグループのRACやJACなどのような会社は、何時まで経っても別会社のままで、「JAL」という便名にならないのだろうか?マイル加算としてはRACだろうが、JACだろうがでも加算対象になるのだろうが、会社の意識として別会社のままにしておくと、何時まで経っても「JAL本体とは違う」という分裂状態の意識になってしまい、それでまたたくさんの組合が出来たままになってしまうことだろうと思う。これは良くない。ANAはいち早く会社を統合して、一丸となって進んでいくような体制が出来ている。これをJALにも適用してもらいたい。
乗ったJAL機なのだが、いつもの尾翼が赤の飛行機ではなく、緑の飛行機だった。JALもとうとう徐々にどこかに知らない間に買収されてきたのかなと思ったのだが、そういういみではまったくなく、単にエコブームに乗っかるために、エコのイメージカラーである緑を使った飛行機を飛ばしているらしい。だけど、内部はまったくいつものJALの様子だったので、どこがエコじゃいと1人ツッコミをしたのは言うまでもない。
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