その中で自分には一番合っていたのが Duran Duran である。Culture Club と二分するくらい日本では超大人気だったにも関わらず、あるときからパタッと音信不通になってしまったバンドである。確か、昨年の年始のNHKのライブ番組で、本当に久しぶりに動いている Duran Duran を観て、「さすがにおっさんになったんだなぁ・・・」と彼らの老けぶりに吃驚した。そして映像を見たときには、かつての興奮が全然よみがえってこなかったのがとても不思議だった。やっぱり音だけ聴いているほうが断然良いバンドだった。
さて、そのDuran Duranであるが、別にいままでアルバムを買った事があるということは全くないのであるが、全部の曲を知っている。友達にカセットにダビングして貰って、ウォークマンでよく聞いていたことを思い出す。以前、カラオケによく行っていたときにも、必ずといっていいほど、Duran Duranの曲のどれかを歌っていたし、歌詞と音階がとても分かりやすいので、カラオケでも歌いやすかったのだ。
そのベスト版があるのを発見して、聴いてみた。全部で19曲収録されているこのアルバム「Greatest」は、一気に全部を聴いてしまえるほど、往年のヒット曲ばかり入っているので、あの頃によく音楽を聴いていた人は絶対にお勧めである。
Duran Duranの曲はどれもが好きなのだが、個人的には、New Moon on Monday が好きだ。タイムリーに聴いていたときにはそれほど好きとは思わなかったのだが、鶴光のオールナイトニッポンを聞いていたときに、「空耳」のコーナーがあったのだが、そこでこの曲が出てきた時からファンである。もう随分前の話だ。あとは、007のテーマ曲にもなった、A View to a kill も良い。
それにしても、ボーカルの渋い声は Roxy Music と同じくらい耳に残りやすい。あのくらいの声質が好きなのだろうか?ちなみに、人気を二分していた Culture Club は当時余り好きじゃなかった。周りは結構 Culture Club ファンが多かった気がするが、好きじゃないということは友達にいえなかった自分が有る・・。
Duran Duran - [Greatest]
1. Is There Something I Should Know?
2. Reflex
3. View to a Kill
4. Ordinary World [Single Version]
5. Save a Prayer [US Single Version]
6. Rio [US Edit]
7. Hungry Like the Wolf
8. Girls on Film
9. Planet Earth [Single Version]
10. Union of the Snake
11. New Moon on Monday
12. Wild Boys
13. Notorious
14. I Don't Want Your Love [Shep Pettibone 7' Mix]
15. All She Wants Is [45 Mix]
16. Electric Barbarella [Edit]
17. Serious [Edit]
18. Skin Trade [Radio Cut]
19. Come Undone [Edit]