2012/08/19

京王線の地下化完了

東京西部を走っている鉄道路線は、都心に近づけば近づくほど、線路と交差する道路は踏み切りがあるとそれだけで渋滞の原因になる。都心部のほうは最後まで西武線との交差は酷いことになっていたが、もうそれも解消した。そうなると、今度はどんどん東京郊外のほうに同じように渋滞地域になる道路と交差する場所が問題になるのだ。京王線の調布を中心とする東西2km圏内くらいの道路についても同じように、朝晩および土日は渋滞が酷いことになっている。それは電車がひっきりなしに走っていて、ほとんど遮断機が下りている状態だからなのだ。これは一般乗用車が身動き取れなくなるのは全然問題ないとしても、緊急車輌の通行にも影響してくる。緊急搬送が必要な患者を乗せている救急車が遮断機のせいで全く動けず、搬送に時間がかかって問題なるということは多々あることだろう。

ようやく京王線も調布市と東京都と組んで、問題の縦系の道路と交差するところで、渋滞がひどい道路と絡んでいる地域を地下化することにした。結構長い間この工事は行われていたが、とうとう先日完全地下化することになり、それまで地上を走っていた線路から、地下に敷設した線路を通るように電車の運行が変わった。地下化するのは京王線の柴崎駅と国領駅の間から、調布駅と西調布間、および調布駅と京王多摩川間のところの区間である。最終的にどこまで地下化するのか?と本当に完成するまでよくわからなかったのだが、意外と短距離区間が地下化したことになる。これによって、この路線と交差する、狛江通りと鶴川街道が渋滞から緩和されて、スムーズに進むことができるようになったのは、ドライバーから観れば嬉しいことだろう。

しかし、この地下化によって、駅構造がそれぞれかなり変わった。一番大きいのはホームに新幹線や最近の地下鉄のホームのように、線路に飛び込まないようにするための扉が付いたことだろう。普段は落下防止のためにドアは全面的に閉まっているが、電車がきたときにだけ、乗降口のところだけが開くというスタイルである。トンネル区間になっているので、その間で落下されたのでは、もし人が轢かれたときその処理がかなり大変だからだ。これまでなら途中で轢かれたとしても、いろいろな場所から警察車輌が入り込んで現場検証や死体処理をすることができた。今度はそれができない。だったら、線路に下りないようにさせなければならないということなのだ。国領駅や調布駅は腰の高さくらいまでの壁ができているのだが、布田駅だけはなぜか天井まで全部越えられないようなタイプになっている。なんで布田駅だけなのだろうか?だったら、全部の地下駅になっているところを、このように天井までの壁にしちゃえば良いのにと思う。特に新宿駅なんかいつも混雑しているんだから、さっさと作れば良いのにと思うのだ。

それから柴崎駅から国領駅に入るときに、途中の野川を懸かる橋が残っているので、そこまでは地上を走っている。そこから急に地下に潜るような形で駅構内に入っていく。濃く両駅は1つの島の両側がホームになっているので、乗り降りする人は同じ島になっているところを利用する。

調布駅はここから橋本方面にいく路線が分岐する場所なので、どのように地下化したのだろうとおもった。今までの通り、八王子のほうにいく列車と橋本のほうに行く列車があるため、4つのホームが必要なのは変わらないだろうが、地上にあったとおりの構造をそのまま地下に持ち込んだのでは、平面的に大工事になるため、なかなか難しい工事になると思っていた。出来上がった駅構造を見ると、新宿方面に迎かう路線と、八王子・橋本方面にいく路線が段違いの状態になっているのだ。つまり立体的に工事を進めることにして、深い溝をまずは作り、その中をビルのような構造にしたつくりをしているのである。八王子のほうにいく電車と橋本に行く電車を、大宮の駅のように路線が違うから違う島にしちゃえだとすると、乗り換えをする客にとってはとても使いづらい構造になる。そこで京王線としては移動する方向を東西にわけて東に行く方向と西に行く方向を、それぞれで一緒に擂るという方針にしたわけだ。八王子・橋本方面に行くほうが上の階にある。新宿方面に行くほうがさらに下の階になるので、調布駅から新宿のほうに向かう人は、随分下までもぐらないといけなくなるのだ。

乗客目線で言うと以上のことだが、これが運行上の目線から見ると、京王多摩川のほうから調布に向かう場合、京王多摩川自体が高架になっており、高さとしてはビルの3階以上のところにホームがある。そこから調布駅は最地下のホームにいっきに途中から下がらないといけないため、見た目はジェットコースターの最初のスタートの部分に匹敵するくらいの落下を感じるのだ。なにしろ、改札口が地下1階、八王子・橋本方面が地下2階、そして新宿方面が地下3階だから、いっきに6階分を駆け下りることになるのだ。これは列車を運転している側からすると結構楽しいのではないだろうか?感覚としては、笹塚から新宿に行く方面に地下に潜るがあれのもっと落下角度が激しいものだとおもえばいい。

それから地下になっても携帯電話の通話が問題なく使えることがわかった。駅に到着しているだけではなく、地下走行中でも電波が拾えているようで、これは新宿から笹塚間の地下でも同じように携帯電話が使えるようにしてほしいとおもっていたのを実現できるという実証実験でもあるだろう。ただし、無線LANは使えないのが残念だ。

さて、線路の路線としては完全地下化が終わったのだが、地上の駅舎については、最終的にどうなるのか完成予想図がよくわからない。調布も南北で平面的に移動することができるようになったのは嬉しいことで、それまでは南北でなんだか違う街のようになっていたのが一気に変わることになるだろう。国領・布田駅のところは、細い道で鬱陶しい感じがしたが、駅前がだいぶかわることになるので、今後の発展がどうなるのかは見ものだ。

調布駅付近連続立体交差事業(京王グループ)
URL : http://www.keio.co.jp/train/chofu/index.html

香港ヤクザが尖閣諸島へ上陸

 
日本は領土に対してあまり重く考えたことがなかった国家なのかもしれない。古くからは北方領土のことでロシアと対決しているが、最近のところだと竹島だろう。そして、南西では沖縄の尖閣諸島の問題と、どれもこれも国境に関して、海に囲まれているから、ちょっと領土が減ったといってもそれはたいしたことが無いというような考えが前からあるに違いない。陸続きのような国家の場合は、どこが自国領であるかということは非常に重要だと考えている。そこまで土地があるということは、それだけその土地を自分たちの好きにできるからである。農業として使っても良いし、工業地帯としても使っても良いわけだ。日本の場合の国境というのは海であり、国境は他国から攻められてきたときの防御線でしか考えておらず、それを自然にやってくれる海はありがたいし、金をかけなくても勝手に国防ができるものとおもっているところがあるのが甘かった。海の重要性は漁業だけには関係するとしてしか思わなかったので、住民が住める・住めないに関わらず沖合いにある島の存在意義について今まで深く考えたことがなかったのだろうと思う。

石原都知事の生涯の政治目的である尖閣諸島の問題排除は、東京都が尖閣諸島を購入するという宣言まで飛び出すことになった。国家がなにもしないなら尖閣諸島は東京都が買い取るという政治意図は素晴らしい。飛び地に東京都ができるのがだめなんじゃないのか?と意味不明なことを言うのだが、飛び地のことをいうんだったら、全国あちこちにある飛び地の問題のことを先に解決してから文句を言えと言いたいところだ。

さて、そんな状況に飛び出してきたのが香港人活動家による尖閣諸島への強制的上陸だろう。日本政府がいくら主張したとしても「行く」と聞かなかった活動家の行動は、どこまで本気なのかというよりも、これで香港政府は本当のところはどうなっているんだろう?ということだろう。日本政府は、彼らの上陸と同時に逮捕した。これは最初から警告をしていたとおりであるし、それを日本政府は実行しただけである。それはテレビ中継されていたし、日本および香港のテレビ局が双方ですべての事実を報道していた。

だが、報道の仕方と後処理が酷かった。まず、日本政府は上陸したメンバーを逮捕し、そのあと事情聴取をして、そのあとどうしたかと言うと、そのまま帰国させた。沖縄から帰国させたのは良いのだが、これは前回の尖閣諸島領域に侵入してきた漁船に対するビデオを「なかったことにした」処理で海上保安庁職員を懲戒免職にした問題があるために、今回は全部見せたことになるのだが、日本政府は「帰した」とだけ主張した。が、実際には香港政府によるチャーター便により、特別帰国をさせ、さらに彼らはビジネスクラスに搭乗して帰国したというのが本当のところだ。事実、彼らは帰国時に、大々的な大歓迎を受けて「よくやった」と国家をあげての大宣伝に使われたからだ。おまけに、同行取材をしていた香港のテレビ局が香港で流したテレビ放送の内容が早速Youtubeにも流れていたが、香港側の主張だけを一方的にレポートしていた。香港の漁船が日本の海上保安庁の船に暴力的なことをしたことは一切報道ではカット。しかし、それを今度は日本側がリークした。事実は香港側の船からレンガ等々の物が投げ込まれてきたという主張だ。香港は「無抵抗の自分たちに放水で妨害した」と言っているが、これが大間違いなのである。

そこまでしてまで中国になってしまった香港が尖閣を欲しいと思う理由は、全く分からない。実際に香港政府は「出航したら逮捕する」とまで主張していたのだが、あっさりとそれを掻い潜って海上に出してしまった。おまけに香港に戻ってきたときの大歓迎をさせたという事実を作ったこと自体を形式化させた罪は大きい。それだけもう香港政府は独自の政府ということではなく、中国政府の言いなりになってしまっていることの現われだ。中国に返還された後は、香港の独立性は失われるだろうという大方の見方はここでも正解だったということが改めて明白化されたことになる。香港政府がNOでも、中国がYESと言えば、それはYESが正当性のある主張であるということがこれで証明されてしまったことになる。

香港政府としては尖閣があってもなくてもどっちでもいい。なぜなら尖閣があったことで儲けになることがないからだ。香港に住んでいるひとの大半が漁民で、尖閣諸島のあたりを漁場としていて生計に関わってくるというのであれば、それは香港は金儲けができなくなるので必死になって略奪に来るだろう。しかし、いまの香港はそんな第一次産業に従事している人の数を探すほうが皆無に近いということと、金儲けにならないことに命をかけることは全く意味が分からないという根本的な血があるから、尖閣の上陸に対して強い主張をする必要がないのだ。金儲けできるかできないかが、香港の人の判断基準であるのだ。これに該当しないのだから、尖閣に突っ込む必要が無い。しかし、香港は既に中国政府に牛耳られている独立地域なのである。中国がその主張を替えない限り、香港は中国の言いなりである。これが今の香港の経済的な地位の低下にもリンクしてくることになる。中華世界の経済界および芸能界は、香港がその中心地だったのだが、いまではすっかり荒廃化してしまった。芸能界は台湾を中心に移ってしまったし、経済界はシンガポールと上海だ。香港は単なる中国国内の金を世界に出すための洗浄地帯になっているだけである。まだまだ香港に対する世界の信用度は高いからで、中国の金をそのまま世界に出したのであれば、信用度が低いところを香港を通すことで価値あるものにするためにしか使われていないのだ。

そんな香港のところで、金儲けになるのであれば何でもするということと、金儲けのために金づるになってくれるひとに尻尾を振るというのは香港人の悪いくせだが、金がすべての香港人に、主張が一番大事とか宗教が一番大事と言っても「それで飯が食えるのか?」といわれたらそれでグウの根も出なくなる。そこで今回、一番笑える現象は、今回の上陸に参加したメンツを見ればそれはすぐに分かる。今回の上陸メンバおよびそのほか追随してきた人たちは以下の通り。

■上陸したひと

・楊匡(団長):香港の政治団体「人民力量」メンバ
・曾健成:前香港特別行政区立法会議員であり、社民連常委、民主救港力量召集人、保釣行動委員會召集人及で民間ラジオの社長
・伍錫堯:マカオ五邑郷親同盟会会長
・古思堯:香港の街頭示威活動家
・盧鬆昌:專科學校教師
・方暁松:河南人,深圳個體戶
・羅堪就:船主、民間電台及世界華人保釣聯盟成員

■そのほかの人たち

・王化民:香港公民党新界西支部執行委員
・張金満:香港長州地方の漁民
・郭容明:漁民
・張偉民:香港長州地方の漁民
・張偉強:香港長州地方の漁民
・梁培錦:香港フェニックステレビのカメラマン
・蒋暁峰:香港フェニックステレビの記者

この中で上陸した「古思堯」という髭面のオッサンが一番笑える。ここまで特徴のある顔を見れば、一度みたら忘れないと言う人が多く居てもおかしくないのだが、このオヤジ、香港では有名なデモ主宰者の1人であり、デモするためなら標的はなんでもいいというような主張の人。過去には天安門事件に対して中国の国旗は燃やすわ、批難ごうごうな主張はするわで、てっきり中国に対して敵対心むき出しのオッサンと思われていたのだが、今回、中国の言いなりになって率先して船に乗り、さらに上陸もしやがったというおっさん。つまり、デモをするにもバックからの資金が無いとこれは実現できないのだが、今回もバックに中国政府という金づるができたことによって、デモをもっと派手にして、中国のためならなんでもしてやるという宣伝家特有の活動をしたのだろう。金のためならなんでもするという中国人気質そのままである。このおっさんが上陸したことにとって、当の香港人も「なんかおかしい」という風潮があっという間にネット上を駆け巡ったのは当然だ。

尖閣諸島の領有権は、中国が絶対的に分が悪い。分が悪いが、いつものように声をデカくして言ったほうが勝ちだという戦略で来るだろう。NGのものをOKに無理やり使用とするのが昔ながらの中国の戦法。このあたりのやくざ的やり方には、日本をはじめとする東南アジアの国々もへきへきしている。台湾はそう考えると、よくもあの小さい体で巨体と立ち向かったと本当に感心する。中国が何を言ってきても、正統性をいろいろな角度で世界的に日本もアピールする必要があるのは必須なのだが、そこは外務省のチャイナロビーを中心として「事なかれ主義」を貫いているようで、波風が立たないように仕向けていることなのだろうが、いまさら日本が無口になったところで、世界中には情報が配信されているわけなのだが、黙っているほうが悪いという世界的風潮からすると、黙っていることが得策と考える日本はおかしなことをしていると思われる。

また個人的な意見だが、日本はもっと台湾を見方につければ良いと思う。台湾は台湾としてあの島が欲しいといっているわけじゃない。宜蘭から基隆の漁民が魚場としてあのあたりにもいけたほうが彼らの生活が向上するからという理由で主張をしている。尖閣が日本のものであることは百も承知であるのが台湾。敢えて主張しているのは魚場を開放して欲しいからだけのこと。だから、台湾籍の漁船だけがあのあたりで漁業をやることを許可するようにすればいい。しかし、日本は1972年に台湾とは国交断絶しており、さらに台湾は中国の一部という主張にしてしまったから、台湾と仲良くすること自体がなかなか表向きできないと言うことなのだろう。しかし、そうは言っても、台湾を見方にしておいたほうが良い。台湾はあの巨体の中国と対等に渡り合える唯一の国家だからだ。台湾を表に出してしまえば、日本は真っ向勝負しても勝てるはずである。向こうはヤクザでくるわけなのだから、中台の昔の闘争に仕向ければ、必然と日本は尖閣領土は自分たちのもののままになるし、争いに全面的に立つ必要がなくなるのだ。経済的にもまともに日本の企業が中国に工場やら現地事務所を作って、片っ端からだめになっていっているが、これもそれも台湾を仲介しなかったのが悪い。台湾人は中国人の扱い方をよく知っている。台湾人を見方にしたほうが絶対得策だ。

さて、尖閣諸島に対する中国の出方は、今後行われる中国共産党大会における総書記の入れ替わりの時期にもあるために、権力闘争に使われているのは目に見て分かる。それに日本が巻き込まれるほど馬鹿馬鹿しいものは無い。中国の内乱は中国で勝手に揉めればいいわけで、自滅してしまえば良いくらいだと思えば良いのだが、日本は尖閣に対しては、中国内部の鬱憤の発散材料として使われるのは重々分かっているはずである。国民のガス抜きに尖閣を切り札に使ってきたのは明白だ。それに付き合っている必要は無い。

今後は尖閣領有権を、総書記の権力闘争に国民の関心を向けさせないようにするための材料に使ってくるのは必死だと思う。デモは全面的に禁止だとしている中国において、2005年の反日運動の煽動を今回も絶対やってくると思われる。その煽動にたいして乗ってしまう中国人も馬鹿だと思うのだが、日頃の鬱憤を祭りが少ない中国で行われるかのようにデモを祭りのようにわーわーさせるように仕向けてくるだろう。

中国当局が「急進派利用」 香港実業家、資金面で支援か(産経)
URL : http://sankei.jp.msn.com/world/news/120816/chn12081607070002-n1.htm

尖閣諸島上陸の中国人活動家が中国国旗を燃やしていたことが判明 / 中国人「えっ?」
URL : http://rocketnews24.com/2012/08/20/241750/

韓国、今度こそ許さん!

韓国の李明博大統領が、「痛惜の念(今上天皇の過去の御言葉)などという単語ひとつを言いに来るのなら、訪韓の必要はない」。「韓国に来たければ、韓国の独立運動家が全てこの世を去る前に、心から謝罪せよ」というような天皇陛下蔑視に等しい発言をしたことは、相当の日本人はびっくりしたことだろう。日本生まれで日本で育っている大統領にしてはお粗末な発言だった。天皇陛下の国家としての位置づけは、主権者ではなく日本国家の象徴として存在しているだけに過ぎないが、彼にとっては政治に参加している主権者の1人という意識がどうしても抜けていなかったのだろうと思う。

過去の韓国の大統領も、日本による植民地政策について一方的に「あれは悪いことだ」と主張することは主張した。植民地政策に付いてよく知っているひとにとっては、一国の大統領のこのような発言は無知にも甚だしいとして鼻くそ飛ばすくらいで良いことなのはよくわかっている。朝鮮民族が大和民族に負けるなんて、末代の恥だというのが根本的にあるからであり、日本からはなにも恩恵をもらったことがないというのが自負しているからなのだろう。まぁ、その程度でぎゃーぎゃー騒ぐ程度であればよかったのだが、今回の李明博の発言はその度を越えてしまった。なぜなら、過去の大統領は天皇への責任については言及しなかったからだ。というのも、それは過去の大統領は、さすがに馬鹿じゃないので、戦前・戦中の行為については過去の日本軍人の行為であり、天皇陛下には責任があるわけでもなく、また、今上天皇には戦争責任なんてあるわけが無いというのを知っていたからであり、日本には責任があるとアホのひとつ覚えのように主張したところで、天皇陛下への責任を謳ってもそれは意味が無いことがわかっていたことだったからだ。だが、今回はあの大統領は「おまえも責任がある。」ということを根本的主張として、「謝りかたが悪い」とでも言いごとくの主張を述べた。

なぜ彼はこの時期にこんなことを言ったのだろうか?日本からの独立記念日である8月15日が近いからなのだろうか?実際にはそうじゃない。これは単なる人気取りの発言にしかない。もう既にそういう意味であるというレポートは、日本国内だけに限らず、韓国国内でも良識者によって判断されている。じゃ、なぜ人気取りのための発言をしなければならないのかというと、それは政治的な裏工作が韓国にはあるからである。

竹島問題で韓国は竹島を実効支配している。そして、日本との間はこの竹島の領有権の主張合戦を繰り広げており、韓国国内では国民一丸になって、幼児から徹底した洗脳教育によって竹島がもともとの韓国領土のものであるということを教え込んでいる。その教育によって育ってきた人たちが、今度は国民をコントロールするような立場になってきたので、ますます竹島は当然韓国領土であるという主張は崩れるわけが無いし、いままだ自分たちが教わってことが全く間違ったことであるということを認めることは、自分の思想が死んだのも同じなので、絶対認めるわけが無いのだ。日本が国際裁判所で争おうと思っても、もともとが間違った主張なので、韓国がその法廷に立つと当然負けるのは決まっている。負ける戦に参加するほど韓国も馬鹿ではない。だから、むちゃくちゃな主張で韓国の領土なんだから参加する意味が無いということを言っているのは昨今の動き。

竹島というエンドレスな争いだけで日本に対する不満を撒き散らすことを国民に求めればよかった。いま韓国企業は、一部の財閥企業は国際的に競争力を持つようなことになっているので、韓国企業は一様に調子が良いように見られているのだが、貧富の差がめちゃくちゃ出てきて、貧民層のフラストレーションはそりゃぁもう酷いものである。もともとの火病を国民病としている韓国のこと、企業に対してボイコットや叩き壊しのような暴動が起こることは絶対されては困ると思っている。なぜならこういう財閥企業と政府は密着しているからであり、企業がおかしくなると国家もおかしくなるからである。過去2度も韓国は経済的にデフォルトをしてしまっている。つまり、各国へ借金している金を「チャラにして」ということを勝手にしでかしている。企業がだめになると国家がダメになり、また3度目のデフォルトになると、今度こそ韓国が世界における信用度は全く無くなってしまう。ただでさえ、信用度が低い国民および国家なのに、これ以上信用度が低くなってしまっては困るのだ。オマケに韓国ウォンがいつまで経っても全然強くならないという弱みも握られている。なので、企業への鬱憤を国民が持つことは絶対回避しなくてはならず、それを外に向けるようなことを絶対にしなければならない。日本という弱腰外交で、徹底的に叩いても自国にはなんのデメリットも無いと勝手に思っている相手を常に作ることで、国家の意見を統一できるし、国民の鬱憤を回避することができるという2重においしい事情があるからだ。だから、竹島は絶対に解決してはならず、解決した場合には韓国が日本に負けたということを意味するわけで、それを絶対に国民に知らせるわけにはいかないから、いつまで経っても解決してはならないのだ。

この状態で、李明博は天皇への戦争責任を上乗せした。

過去の大統領は、国民が国家への不満を持っているのは知っており、日本にそれを向けさせたのは今に始まったことが無い。それに日本から戦争賠償金をがっぽりせしめていたのに、それを国家のインフラに全部使ってしまって国民に配布しなかったという事実をひた隠していたから、国民は日本に対して、アホのひとつ覚えのように「賠償金出せ」ということを、かつての韓国国民は一様に貧乏だったからなおさら主張していた。これによって韓国は国民の意見を統一させていたことのだが、天皇への責任という今回の愚策はさらに日本から金をふんだくってやろうという意図があるわけじゃない。それなら可愛いものだ。

恐喝まがいでもないのに、なぜ天皇陛下に責任追及するような立場を言ったか?それは彼自体が死んでしまうかもしれないからである。そういう言い方をするとさすがに起こられると思うが、大統領自体が退職したあと、死刑が待っている可能性があるからというのが正しい言い方だろう。李明博大統領の任期は2012年の12月まで。それまでに「良い大統領だった」ということをできるだけ韓国国民にアピールしたいところなのだ。再選はもちろん無理だとしても、いい印象にしおきたいという意図はある。なにもしていないと思われる大統領だが、彼の弟が不正に不動産取得をしたことがいま話題になっている。これを気に、現大統領の身辺調査が必死になって行われることは確かだ。韓国大統領の場合、現職にいる間は、大統領府によっていかなる検察・調査はできないことになっている。現職を退官したら、単なる一国民に成り下がってしまうので、そのときに追及の手は一気にやってくるのが必須だ。逃げられない。

過去の大統領はどうだったか?というと、実はほとんの大統領が死刑か逮捕されている。大統領になった男をよくもここまでめちゃくちゃにできる国民だということにはあきれるが、それにも負けずに汚さでいえば、大統領になるような人間ほど汚い色に染まっていることができる人格じゃないと成り立たないというような国家なのだろう。だから、大統領を辞職したあとの逮捕を彼は逃れたいと思っているのである。逃れる手段としては、自分へ追及されている手を緩めたいという手段をなんとしても考えたいと思うのは、人間の情け無い性なのだろう。それと今回の大統領による天皇陛下の戦争責任の関係性だが、李明博は、天皇へも責任はとうぜんあるよね、韓国国民のみなさん?と思って人気取りを得たいと思ったのだろう。だから、その前に竹島への大統領自らの上陸を行ったりして、大統領のやることなすことは国民から支持が得られるはずだとおもったに違いない。ところが韓国国民はそれほど馬鹿じゃなかった。天皇への責任追及発言をしたことによって、「この大統領、本当はバカなんじゃないの?」と思ったところに韓国国民が知性をとりもどすことができたのだろう。

竹島については、子供から大人まで自国領土と教育されたので、大統領のやることには納得をしたとしても、戦争への話は戦後70年も経過するというのにまだ言っているのか?と思うのは若い人たちを中心としたグループ。いまの日本国民および日本の天皇陛下に責任なんかあるわけがない、悪いのは過去の人たちだというのはよくわかっている。だから、いきなり70年前の話を持ってこられても彼らには理解できないのだ。何言っているの、このオヤジ?である。

いずれにしろ、彼は12月以降、なんらからの理由で絶対投獄される。そういう理由の付けかたはアノ国では得意なことだ。やっていることは、ほとんど日本の戦中時代に赤狩りと同じである。だから、彼は今のうちにどうしても人気を取りたかったのである。奥の手のつもりだったが、予想以上に反応が悪く、「え?もっと国民の支持があってもいいのに、なぜ?」と思ったに違いない。

大統領からしてこんなくだらないことに命をかけているのだ。つまり、自己保身のために国家を使って自己アピールしているのである。サッカーのときの竹島領土主張も同じ考えなんだろう。これは韓国サッカー協会がオリンピックに出場した選手を使って、政治的主張を禁止されているのに主張したとして罰せられているのは記憶に新しいが、彼らにとって使える手段は何でも使おうというルールなんて無視なのだ。つまり、彼らが作ったルールのみが正しいルールであって、世界が決めたルールも当然だろうが、他国や団体が決めたルールは自分たちの主張にあわないので、そういうのはルールを守る必要が無いと思っているのだ。そして、文句を言われないのであれば、ルール無視をしても良いと思っている節が絶対ある。オリンピックのサッカーの試合のあと、世界中からバッシングを受けて、慌てて韓国サッカー協会の会長が自己弁護にFIFAに行ったのは、協会ぐるみで行っていたことをバレないようにするためのこと。協会全体でルールを無視して横断幕を広げたということになったら、韓国は永久に国際試合に出場できないことになるからだ。世界中にとってはそれは痛くも痒くも無い。ただ、韓国にとっては日本と試合して、国民の鬱憤を発散させると言う手段ができなくなることだけは絶対避けたかったのである。じゃないと、鬱憤は絶対内向きに働くからだ。そうしたら、また韓国は内乱の時代になる。なればいいじゃんと個人的には思うのだが。

これまで、日本ではキムチ音楽、キムチドラマに熱狂的なファンがたくさんいたし、それは最初はババァたちを中心に盛り上がっていたが、電通を中心とする宣伝媒体が、日本国民を洗脳に近いくらいの勢いで「韓国の芸能界は素晴らしい」と植えつけたことによって、キムチ音楽は日本の若者にも安定したファンをつけることもできたし、ドラマについても最終的にはあんまり伸びなくなったが、映画やドラマはいつでも日本のテレビチャンネルには放映されることになった。面白いか、面白く無いかはまったく関係ない。キムチタレントの誰が出ているから、じゃぁ、このドラマや映画を見ようという、日本の芸能人に対する考え方と同じような現象をキムチタレントに対してもできるように日本の宣伝媒体が行ったことは罪に値するが、すごい勢力だったと思う。しかし、そんな勢いがあったキムチファンたちも、さすがに竹島問題+天皇陛下への発言という2つのことが出てきてから、「韓国ってやっぱり馬鹿なんじゃないの?」という風潮がすぐに広まった。あんなところの国のことにわーきゃー言っていた自分たちは一体なんだったのだろうか?と思った人はどの程度が居たのか知らない。しかし、韓国への渡航を自粛した人たちはかなり居た。おかげで旅行会社は一気に目当ての韓国渡航のツアーを全面的にキャンセルせざるを得なくなった。一度悪い方向へ歯車が廻っていくと、その歯車は止まるところを知らない。つまり、一度熱狂的になっていた思いが「なんか違う」と分かった途端に、それまでの熱狂さは一気になくなる現象になるのだ。これは日本側の問題だけではなく、受け入れ先の韓国側にも経済的に大打撃を与えることになった。良い気味だとおもう。日本人観光客から、金をふんだくって儲けていたやつらが、いっきに儲けの手段を失った形になったのだ。韓国経済は韓国人が支えているのではなく、実は中国と日本人だったということをようやく思い知ったのである。しかし、後の祭り。さすがに脳みそゼロのキムチファンたちも、声高々で「韓国に興味があります」というような主張が全くと言って良いほどなくなった。それでもまだ韓国に興味があるというような、奇特な人たちは、本当に本当に根っからのファンなんだろうし、たぶん周りの目なんかどうでもよくて自己主張が激しい人たちなんだろうと思う。しかし、「なにがそこまでいいのか?」と聞くとまともに答えられる人たちが居ない。誰々がカッコいいとか、かわいいとか主張するが、それもこれも全部整形で頑張って塑性しなおしているんだろう?というと、一概に無口になる。事実だから仕方が無い。まだ自然の美で勝負をしている華人タレントのほうがよっぽどセンスもあるし実力もあるのだが、電通は韓国系のひとが強い企業なので、華人タレントを大々的に宣伝に用いることは無いところが痛い企業の特徴だと思う。

脱線してしまったが、日本人ババァたちがキムチ風潮からの流れから逸したことは素晴らしい流れだと思う。それの代わりに、ゴレンジャーや仮面ライダーのようなところに出演している若手イケメンタレントに目を向けて日本の芸能界をもっと盛り上げるようなことをサポートしてくれたほうが断然良いだろう。

そうそう、日本と韓国の間には通貨スワップが締結されている。金融市場の安定のため日韓における金融協力の強化の観点から行うものとして締結されているものなのだが、実際には日本が韓国の経済面を支えているというのが現状だ。この締結は、「外貨不足や通貨危機などの際にあらかじめ定められたレートで相手国の通貨と自国の通貨もしくは国際通貨などを融通し合う」というものであり、2011年10月19日に限度額が総額130億ドルから総額700億ドルへと増額が決定されたのだが、実質は韓国が日本から通貨を融通して貰っているというのが現状。この金額を「もうやめた」と日本が言えば、いっきに韓国は経済的にまたデフォルトすることになるので、日本政府は脅しのように「そこまでぐだぐだ言うんだったら、てめぇの首を自分で絞めることになるが、ええんか?」というようなことを言えばいいのだ。そうすれば、一気に韓国は「わるぅございました」と謝ることだろう。これができるのかできないかは、現内閣がどこまで強気でいくことができるのかというところなのだろう。が、そこは韓国になぁなぁになっている民主党のことなので、そこまで強気に韓国に対して出ることは無いと思われる。それだけ在日韓国人からの政治的関与があることなのだろうとおもう。

もうあんな火病の巣窟なんか潰れてしまえ。

ロンドンオリンピック終了


ロンドンオリンピックが大絶賛のうちに2週間のイベントを終えた。ロンドンで開催するのは、もう何度目になるのかわからないオリンピック大会だが、それでも今回もいろいろなドラマが繰り広げられたことは確かだし、日本にいる人たちは、深夜や真夜中に放映されたライブ映像を見るために、早起きしてテレビに噛り付いていた人たちにとっては、夏の暑さと深夜のテレビ放映観賞のため、眠気としては地獄の2週間だったことだろうというのは想像できる。

今回のオリンピックは、金メダルの数はそんなに多くはないが、総獲得メダル数では過去最多の数が得られたということで大いに盛り上がった。それもメジャーな競技だけじゃなく、アーチェリーのような地味な競技にもメダルが入ったことは、今後同じような競技をしていきたいと志望するひとが増えるきっかけになったのは確かだろう。メジャーなスポーツでも、女子の卓球がこれまでメダルから程遠かったというのを聞かされたときに、卓球愛ちゃんすごいわーと、ちょっと考え深く思えた。また、女子重量挙げも、父娘でメダルをゲットしたということはとても普通の家庭では考えられないし、とても地味な競技だっただけにメダルが取れたときには、こちらも注目されたのは当然だろう。

金メダル確実といわれていたのは、体操の内村、レスリングの伊調、同じくレスリングの吉田だ。この3人は本当に恐れ入るが、前評判どおりに金メダルを取得した。おそらく半端ないストレスが彼らには掛かっていたに違いないが、個人戦での彼らの実力は、どんな条件でさえもクリアできるほどの実力を持っていたと思う。内村選手にいたっては、個人戦よりも団体戦のほうを重要視していたから、それを逃したのを悔しがるのは無理もない。しかし、先に団体戦をしたことによって、各器具の調子がどうなっているのかというのを競技を通して知ることができ、繰り出す技をどうするかという組み立てにも影響があったに違いない。

水泳や柔道のような試合は、メダル云々よりもその競技自体がおもしろいので、じっくりテレビの前でかじりついて観ていた。

オリンピック競技を通じて、いろいろ事件があったのにも、驚きと笑いがあったのを書き留めておく。一番オリンピックが終わってもまだ引きずっているのが、男子サッカー準決勝で韓国(以下・キムチ国)が勝ったときに、観客席から「独島はわれわれの島」と書かれたプラカードをピッチ上で掲げて、そのままピッチ内を1周してパフォーマンスをしたというのがニュースになっている。これ、FIFAもIOCも政治をスポーツの場に持ち込むのは、スポーツ精神に違反すると目くじらを立ててしかり始めた。韓国側はあわてて「プラカードを持った選手が個人的にやったこと」と釈明を各方面で言っているようだが、韓国人は基本的うそつきであり、公共の場でも平気で赤を緑にし、自分たちが正しいと主張する人たちであるから、本質を見誤るとIOCやFIFAの人間は首をくくらなくてはならない。
実際には、韓国サッカーリーグの会長が直接韓国側の応援団に混ざって、前々からプラカードを作って選手に渡そうと計画していたことが、ネット上にすっぱ抜かれていたし、韓国サッカーリーグ会長が、アポ無しにFIFAへ駆けつけていたが、門前払いになって無理やりの主張を聞いてもらえずに帰ってきたということも報道されていた。もう韓国はやりたい放題である。

韓国の選手がプラカードを持ってスタジアム内を走り回ったということの理由として、韓国側は「選手の行為は、政治的ではなく、単純に突発的に起きたこと」だとFIFAへ説明しようとしている。突発的なことだとー?突発的なことということは、偶発的なことだと思っているということか?わざわざ観客に扮した韓国サッカー協会の連中からプラカードをもらったのも突発的?100歩譲って、仮に偶発的というのであれば、両手を挙げて勝利を祝っているところに、偶然にもプラカードが手にすぽっと入って、たまたまスタジアム内を廻ったということになるのか?いずれにしろ、韓国の説明は矛盾だらけだし、明らかに組織犯罪なのだが、面倒くさいことになってきたので選手1人の責任として押し付けようとしている魂胆がある。


そして20日はメダリストの凱旋パレードが銀座の一番の目抜き通りで行われて、推定50万人以上のファンがパレードを見に集まったというのがニュースになった。凱旋パレードはお祭りとして大変すばらしいイベントだと思うが、それにしても50万人もの人が沿道を埋め尽くし、パレードを楽しんだというのは、現代日本の光景としてはとても滑稽に見えたし、戦後すぐの国土復興のころのような娯楽も何にもない時代のころの様子を再現してしまったのではないか?というような感じがした。皇太子殿下の御成婚のときでさえ、あんな数のひとたちが沿道を埋めたということはないのに。ただ、もう1つびっくりしたことは、あれだけ人が集まってメダリストの凱旋を祝福したのはいいのだが、あまり日の丸の手旗を持って歓声を上げている人がいなかったことだ。マラソン大会でさえ、沿道のひとたちは手旗を振って応援をしたりするのに、なぜ今回の凱旋ではそれがなかったのだろうか?単に、ワーキャーと騒いでいるだけのものだったとおもう。有名歌手やグループが沿道を通るときに、ファンが横断幕やらグッヅやらを片手にワーワーと騒ぐのはある。それと同じことが起こるかと思ったらなかったのが不思議だ。日の丸反対の馬鹿なやつらが阻止したのだろうか?

次回のオリンピックは、ブラジルのリオデジャネイロでの開催。日本の真反対の位置にある国での開催だから、日本から応援で行く人は格段に減ることと思う。ブラジルブームがオリンピック開催前にすごい盛り上がりが出てくることがあれば良いのだが、たぶん底までは無いだろう。サッカーとしてのブラジルは有名だとしても、それ以外のブラジルなんて、サンバとシュラスコくらいしか知られていないわけだから。ブラジルのことの宣伝がどこまで電通でできるかが、日本人がどれだけブラジルへ応援に行くかに懸かってくることだと思う。


参考リンク
韓国サッカー銅メダルはく奪あり得る 「政治的意図ない」の言い訳通用せず
【くたばれ韓国】韓国サッカー選手竹島プラカード問題、IOCとFIFAが処分検討!祝・朴鍾佑閉会式欠席!メダルも全員剥奪しろ!頭の悪い大統領候補発言、信じ難い反論「旭日旗のほうが問題だ」収まらぬ怒り!JFAにも猛抗議だ!"