TVCMでおなじみのハトヤグループのホテルであり、海沿いにあるのが、このサンハトヤ。JR伊東線に乗っていると、東京から伊東に向かう途中、海側のところに大きなホテルが見えたら、そこがサンハトヤである。ハトヤグループだと、小さいころからテレビで観ている、聞いているホテルであるために、まぁそれなりに古めかしいホテルだろうと思っていたのだが、その期待通りに、一昔前のホテルをそのまま改装なしに営業をしているというようなホテルだった。平成の世になったのだから、少しは改装工事がされてもいいとおもうのだが、垢抜けない古めかしさは、昭和の雰囲気をそのまままだ残しているというようなものだった。サンハトヤはあらゆる面で昭和のまま残されたホテルという感じがした。
ホテルには海沿いを歩いて行ってもいいとおもうのだが、結構駅から歩いていくとこれが遠いと思うだろう。しかし、海が好きな人だったら海をぽかーんと観ながら歩いていけばいいだろうが、道路沿いを歩いていると個人的にはツマンナイと思う。しかし、そんな人でも大丈夫なように、伊東駅前からマイクロバスが無料送迎しているので大丈夫だ。ところが、ハトヤはハトヤ本店とサンハトヤがどちらも伊東にあり、本店のほうは山側にあるので、間違ったバスに乗ってしまうと悲しいことになるので、乗る前には確認したほうがいい。
マイクロバスに乗ってサンハトヤに到着すると、そのエントランスホールは広くていいのだが、やっぱり天井からのシャンデリアや赤絨毯、そして高い天井というスタイルは、昭和の豪華ホテルと言うのを反映した感じだろうが、なんとなく全体的にオレンジ色の感じが古臭いという印象は棄てきれない。いつになったらこのホテルにはLEDのランプが登場するんだろうか?と提案したくなるようなものだ。
ホテルの規模はとても大きい。家族や団体の観光客を全部受け入れるための体制はできているからだとおもうし、伊東へ日帰り旅行する人たちも含めて受け入れられるようになっているからだと思う。だから宿泊棟の部分は10数階まで存在するために、部屋数がかなりあると思っていい。ところが、その部屋数に関わらず、エレベータ施設が少なすぎるのではないかとおもった。さらにエレベータはいつの時代のエレベータなのかわからないのだが、いまどきボタンをしっかり押さないと選択できないようなエレベータであるため、乗っているだけで疲れる。
お風呂はこのホテルの名物にもなっている「海底温泉」という名前の擬似大衆浴場。決して、本当の海が大きな窓ガラスの外に広がっていて、実際の海の中を見れるというものではない。よく考えたら伊東の海はお世辞にもそんなに綺麗というわけじゃないので、実際に海のなかを窓越しで見たら場合には、にごっていて何にも見えないに違い無い。それに気づかないで、本当に海のなかの魚が見えるかもーと、小さい子のように期待していったのだが、やっぱり期待はずれで、ニセモノの海底風を演じた水槽が大きな窓越しで見えていて、そのなかには鯖、マグロ、亀が泳いでいるというものだった。もう少し海の中をリアルに近く、水族館のように演出してもいいんじゃないのか?と思うのだが、このホテルが創立されたときにはこれで満足だったのだろうし、それから経営努力を全くしていないで改良していないというのはよくわかった。お風呂のほうは広いのはいい。ただ、それだけ。効能はあるのかどうかかなり疑問だというものだった。
さて、ご飯なのだが、ここは全員がバイキング方式を採る。宿泊のチェックイン人時に
早めの時間かそれとも遅めの時間かを聞かれる。それは二部構成になっている夕御飯のどちらかを選べということになるのだが、その二部構成というのは、実はご飯をたべるところにステージが存在し、そのステージでのショーを観ながらご飯を食べるというものだ。昔ながらのスタイルというのはいかにも昭和というのをここでも感じることが出来るし、用意されているテーブルと椅子も、古めかしい鉄パイプのタイプなので、金掛けないで客を受け入れているというものだ。料理の種類はそれなりにたくさんあるのだが、いっきにたくさんの人が取に行くことになるため、料理の前には長蛇の列になる。
それはそうと、ショーを観ながらご飯を食べるというのは、ディナーショーなんかにも行ったことが無いので楽しそうだと行く前には思っていたのだが、実際に今回体験して、二度とディナーショーを含めて、食べながら何かを鑑賞をするっていうのは無理だとわかった。それでも、期待としては、以前ブルーノートに行ったときの楽しさを想像していたのだが、そんなものと比較すること自体がサンハトヤでは許されないというくらいレベルの違う低さだった。だいたい演者自体がそんなに有名な人が出ているわけじゃないし、客いじりも中途半端なので、客がステージに集中しない。この時にはマジックショーだったのだが、そのマジックも大規模なマジックではなく、テーブルマジックの延長みたいなものだったから、遠くから見ている人にとっては全く何をしているのか理解できないというものだったからだ。そしてステージを見ている客側はどうかというと、子連れの客が多く、子供は正直だからつまんないと喧しくなったり、あちこちに駆けずり回ってしまうようなことが起こる。こんな邪魔な客が周りでうろちょろされていたりすると、ステージなんかまともに見ることができない。更に言うと、客のほうは演者がいじりを始めたときに、一緒にノリ良く乗ればいいのだが、こういうときには奥ゆかしい気持ちが出てくるのか、縁者の演技に協力的ではないというのを見せられると、それだけで場がしらけてしまう。サクラを用意するということは、あぁいうところではまず存在しないので無理だろう。ショーの最後にハトヤのシンボル「鳩」が出てくるという演出は、おそらくハトヤホテルの演出なんだろう」という気がする。
客室はどうかというと、これも昭和の和室であり、LAN環境は存在しない。ただ唯一よかったのは、部屋のなかにある内風呂からは海が丸見えできるので、開放感があって気持ち良さそうだ。あとは部屋のお膳にウェルカムと同様に茶受けが用意あれてあったが、そのお菓子が「ハトヤサブレ」だったのは笑える。
ホテルサンハトヤ
URL : http://www.sunhatoya.co.jp/home/
住所:静岡県伊東市湯川572-12
TEL:0557-36-4126
FAX:0557-36-6248
2013/07/27
東海館(伊東)
伊東市内をぷらぷら歩いていると、川沿いに情緒溢れる建物が目に前に出てきたので、なんだろうとおもっていたら、ここは元々温泉宿として栄えていた「東海館」というところ。実際にはいまは温泉宿として経営を行っているわけじゃないのだが、史蹟として現在は一般開放しているようだ。木造3階建ての温泉宿は、伊東に来たのであれば、是非一度は訪問して欲しい名所だと思う。
いまでは大型の鉄筋コンクリートで出来た温泉宿・ホテルがたくさんできている伊東の街並みだが、昔から伊東は温泉宿場町として発達してきていたため、古い宿を探せばいくらでも出てくる。JRの路線がなんとかして客を乗せたいとして、無理やりでも伊東まで線路を引っ張ってきたのは有名な話だが、それだけ昔から伊東へ行きたいと思っていた東京およびその周辺住民は多かったところであり、いまでも結構伊東は東京から近い温泉宿場町であるために人気が高い。その客目当てに宿がたくさん出来ていたのは当然のことだろう。
東海館はその中でも豪華な場所であり、それなりに金がないと泊まることができないところだったようだ。その証拠に、ここの建物のつくりは、結構細かいところまで含めて実に丁寧に仕事をしていることがわかる。1つ1つの部屋自体に、職人の嗜好が施されているのが目に付いて分かるのだが、宿として機能をしていたときには、宿泊客はその優美で赴きがあり、格調高い室内に泊まっているときには、かなり緊張をしていたのではないだろうか。
ここの建物が昭和3年。大正の名残を残して、その後、戦中に入る前の一番日本が近代的に発達していく過程で面白い時代だったときのことだ。この頃の日本は、山師や政治家、そして革命家や作家など、有象無象でそれぞれが活躍するのに躍起になっているときであり、その時代の書物や行動記録をみているだけで、現代人は楽しくなってくるはずだ。そういう書物に登場してくる人物なんかもこの東海館に泊まって、その戦術や怪しい話をするために泊まっていたりしたんだろうと想像すると、いまでは簡素な展示建屋になっていたところも、当時は仲居と宿泊客でめちゃくちゃ混雑していて、仲居さんがお膳と酒の銚子を山積みにして廊下をパタパタ歩いていたんだろうと想像できる。そんな姿がとても似合うような宿がここなのだ。
3階にいくと、大広間がある場所に出てくる。ここでは集団で食事をするということもあっただろうが、たぶん多くは部屋だしでご飯を食べていたことと考えられる。じゃ、こういう広い場所では何をしていたかというと、当然宴会だ。前にはステージもちゃんと用意されているし、間の襖を外してしまえば、全部で100畳以上はあるんじゃないのかと思われるくらい大きな部屋が出来るわけだ。温泉場の宴会といえば、芸者がいることは当然のこと。壁には当時活躍していた芸者衆の写真が飾ってあり、絵に描いたような芸者の活躍が当時をしのぶようにわかりやすく展示されている。
一緒に観て欲しいのは、建物を形成している梁の部分だろう。たぶんここまでじっくり見ている人は数少ないのだろうが、和風の家だったら、昔はどこの家でも、金をかけても装飾を梁等に施したものだが、ここもご多忙に漏れずにすごいデザインになっている。これだけみていても、かなり反映していたことだろうというのは想像ができる。
1階には和風カフェがオープンされており、和洋のお茶が堪能できる。ここでは抹茶とお茶受けを頼んでみた。さすがに仲居さんは現代風の格好をしているので、芸者ガールがやってくることは期待してはいけない。川沿いの風情を横で見ながら堪能する抹茶もいいものだ。
東海館
所在地 : 静岡県伊東市東松原12−10
電話: 0557−36−2004
営業時間: 館内見学は9時から21時
休館日:毎月第三火曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
料金: 大人(1人1回につき)200円(個人) 150円(団体)
いまでは大型の鉄筋コンクリートで出来た温泉宿・ホテルがたくさんできている伊東の街並みだが、昔から伊東は温泉宿場町として発達してきていたため、古い宿を探せばいくらでも出てくる。JRの路線がなんとかして客を乗せたいとして、無理やりでも伊東まで線路を引っ張ってきたのは有名な話だが、それだけ昔から伊東へ行きたいと思っていた東京およびその周辺住民は多かったところであり、いまでも結構伊東は東京から近い温泉宿場町であるために人気が高い。その客目当てに宿がたくさん出来ていたのは当然のことだろう。
東海館はその中でも豪華な場所であり、それなりに金がないと泊まることができないところだったようだ。その証拠に、ここの建物のつくりは、結構細かいところまで含めて実に丁寧に仕事をしていることがわかる。1つ1つの部屋自体に、職人の嗜好が施されているのが目に付いて分かるのだが、宿として機能をしていたときには、宿泊客はその優美で赴きがあり、格調高い室内に泊まっているときには、かなり緊張をしていたのではないだろうか。
ここの建物が昭和3年。大正の名残を残して、その後、戦中に入る前の一番日本が近代的に発達していく過程で面白い時代だったときのことだ。この頃の日本は、山師や政治家、そして革命家や作家など、有象無象でそれぞれが活躍するのに躍起になっているときであり、その時代の書物や行動記録をみているだけで、現代人は楽しくなってくるはずだ。そういう書物に登場してくる人物なんかもこの東海館に泊まって、その戦術や怪しい話をするために泊まっていたりしたんだろうと想像すると、いまでは簡素な展示建屋になっていたところも、当時は仲居と宿泊客でめちゃくちゃ混雑していて、仲居さんがお膳と酒の銚子を山積みにして廊下をパタパタ歩いていたんだろうと想像できる。そんな姿がとても似合うような宿がここなのだ。
3階にいくと、大広間がある場所に出てくる。ここでは集団で食事をするということもあっただろうが、たぶん多くは部屋だしでご飯を食べていたことと考えられる。じゃ、こういう広い場所では何をしていたかというと、当然宴会だ。前にはステージもちゃんと用意されているし、間の襖を外してしまえば、全部で100畳以上はあるんじゃないのかと思われるくらい大きな部屋が出来るわけだ。温泉場の宴会といえば、芸者がいることは当然のこと。壁には当時活躍していた芸者衆の写真が飾ってあり、絵に描いたような芸者の活躍が当時をしのぶようにわかりやすく展示されている。
一緒に観て欲しいのは、建物を形成している梁の部分だろう。たぶんここまでじっくり見ている人は数少ないのだろうが、和風の家だったら、昔はどこの家でも、金をかけても装飾を梁等に施したものだが、ここもご多忙に漏れずにすごいデザインになっている。これだけみていても、かなり反映していたことだろうというのは想像ができる。
1階には和風カフェがオープンされており、和洋のお茶が堪能できる。ここでは抹茶とお茶受けを頼んでみた。さすがに仲居さんは現代風の格好をしているので、芸者ガールがやってくることは期待してはいけない。川沿いの風情を横で見ながら堪能する抹茶もいいものだ。
東海館
所在地 : 静岡県伊東市東松原12−10
電話: 0557−36−2004
営業時間: 館内見学は9時から21時
休館日:毎月第三火曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
料金: 大人(1人1回につき)200円(個人) 150円(団体)
静岡のお土産
伊東ホテル聚楽に泊まったときにお土産屋で見つけたものは、結構衝撃的なものが多かった。
伊東なので、金目鯛に関するおみやげは各種たくさんあるので、これはお土産として買って帰りたいものである。かまぼこだろうが、干物だろうが、もうそれだけでいろいろなご飯のおかずになるというものだからだ。
驚いたのは静岡特産というか独特の飲み物が売られていたこと。んなもん、東京じゃみたことがないわーというツッコミを入れたくなるようなものばかりだった。写真に撮ったときにはあとで買えばいいやとおもっていたのだが、後では絶対買うのを忘れるようで、結果的に写真にとった飲み物は1つも飲まなかったので、味が全く分からない。また伊東にいったときにでも飲んでみようかと思う。
伊東なので、金目鯛に関するおみやげは各種たくさんあるので、これはお土産として買って帰りたいものである。かまぼこだろうが、干物だろうが、もうそれだけでいろいろなご飯のおかずになるというものだからだ。
驚いたのは静岡特産というか独特の飲み物が売られていたこと。んなもん、東京じゃみたことがないわーというツッコミを入れたくなるようなものばかりだった。写真に撮ったときにはあとで買えばいいやとおもっていたのだが、後では絶対買うのを忘れるようで、結果的に写真にとった飲み物は1つも飲まなかったので、味が全く分からない。また伊東にいったときにでも飲んでみようかと思う。
伊東ホテル聚楽
伊東にあるホテル聚楽に泊まってみた。伊東まではJRで行き、そこからは送迎バスがあると聞いていたのでそれを利用してみる。しかし、伊東駅に到着したときにどこからそれは乗れば良いのか判らないなと思っていたところ、改札口を出たところにホテル聚楽の看板を持っている人が立っていることを発見。出迎えなのかなとおもっていたら、他にもお客さんが居るらしく、バス乗り場を案内しているだけらしい。乗り場は頻繁に変わるようなのだが、このときには、駅ロータリの向こう側から乗車することになった。
ホテル聚楽は、伊東のなかでも高台に属しているところなのであるため、バスがだんだん山道を上っていく状態になったときには一体どこまで行くんだろう?と多少不安が出て着たのだが、いちおう道々の途中で「こちらがホテル聚楽」という看板があったので、不安は段々なくなってくる。急激な坂道を上った最後のところにホテル聚楽はあるのだが、ハトヤの本館も実は似たような場所に建っているのでややこしい。
バスが到着し入館すると、ホテルの人の出迎えが行われ、そのままロビーのほうに促される。そして、チェックインお願いをすると、お待ちくださいという言葉と同時に、ロビー内にあるラウンジで待ってくれと指示された。ここに宿泊客を待たせて、その間に事務処理をするようなのだが、そのときに宿泊客を単純に待たせるだけでは芸がないので、ウェルカムドリンクを用意してくれて、その間に旅の疲れをちょっと取ってもらおうという趣向らしい。ラウンジは喫茶も兼ねており、普通にラウンジだけ使うことも可能である。
さて無事チェックインが終わって部屋に行ってみると、部屋の広さにびっくりしたのだが、和室と洋室をミックスしたような部屋だったので、最近はやりのタイプの部屋だということはわかった。ソファはあるのだが、テレビの周りは畳みになっており、そこにはお膳と座椅子がある。ベッドを採用しているので、床に寝たいという人にとってはちょっと苦手かもしれないが、多くの人はベッドでも全然構わないと思っていることだろう。
浴室とトイレは別々になっているのだが、温泉地にいるのに部屋のお風呂を使うというのは、女性で生理だとか小さな子供づれで子供から目を離せない人などというのが使うのだろうが、多くの人はたぶんこの部屋の中にある風呂は使わないだろう。多くの人は大浴場にいくことになるのだろうが、そのときには館内をタオルを持って歩くという昔ながらのスタイルでは昭和の香りがプンプンするものであるし、スタイリッシュな感じはしない。ここでは館内移動用に籐の籠を使うことになる。これにタオルを入れたり、化粧品を入れて持ち歩いているのであれば、特に違和感は無いだろうから、オシャレだ。アメニティについても化粧水も用意されていたりするので、特に何ももってこないでそのままホテルに泊まると言うのもありだろう。
ベランダのほうに出てみる。一見すると大したことがないと思われるだろう。景色にしても、高台にホテルがあるために目の前に海が見えるというようなものではない。眼下にはホテル敷地内の芝生とプールくらいしか見ることができない。ところが、なんと全部屋のベランダには足湯が用意されている。常にお湯が出ている状態なのである。ベランダの足湯に浸かりながらなにをするかというのは宿泊者がめいめい考えればいいことだ。
お風呂の場所は2箇所。1つは典型的な日本風呂風の大浴場ではある。もう1つは南欧風風呂と銘打っている結構広いお風呂場である。打たせ湯や寝湯、サウナや一般的な大きな風呂があったりするので、個人的にはこちらのほうが楽しい。是非どちらのお風呂のほうにもいってみて体験してみたらいいと思う。
夕御飯はとても立派だった。もともとこのホテルを予約するときには夕御飯はセットにしておいた。金目鯛セットを注文していたのでどういうものが出てくるのかというのはちょっと期待していたところではある。ウェブで事前に予約をしたときに「金目鯛づしくの創作料理」ということが載っていたので、どういうものなのかというのは期待ができる。なにしろ、金目鯛自体が脂が乗っていたら、これほど美味い魚はないからだ。ただ、金目鯛の旬は冬である。だからこのときに夏に金目鯛を注文したということは、それほど脂が乗っているような魚を食べることはまぁ難しいということだろう。しかし、それでも伊東は金目鯛の産地ではあるので期待したが、やっぱり調理の仕方によってそこは脂のたらなさをカバーしているという感じがした。ウェブに乗っていた調理を紹介すると以下の通りである。
①プリプリ“お造り”
②流行にのって“塩麹焼き”
③甘ぁ~く薫る“煮付”
④シャキッ水菜と一緒にさっぱり食べよ“蒸籠蒸し”
⑤風味染み込む“釜飯”
なお、この時に刺身に使われていた金目鯛の頭の部分は、翌朝の味噌汁に使われることになるので、本当に金目鯛づくしである。最後に抹茶と和菓子のセットが出てくるまでが夕御飯のセットであり、結構次から次へと料理が運ばれてくると、全体像があんまりわからないので段々おなかが一杯になってくる。
翌朝の食事は、小鉢がたくさん揃っている日本料理そのものだった。見た目からして豪華なように見えるのだが、それでも料理としての量はそんなに多いわけじゃないので、女性でも全く平気な量だろうと思われる。しかし、朝からデザートと紅茶なんていうのを出してくれるなんてなんとなく粋を感じるところだ。
そういえばこのホテルは全館ネットが利用できる。ロビーでも使えるし、部屋でも使える。しかし、部屋では有線LANしかないために、部屋でモバイル端末を使う場合には、有線から無線に変換するコネクタやアダプタを用意する必要があるだろう。海外にあるような不安定に遅いネットワークではどうやらなさそうだったのは付け加えておく。
個人的には今回は1泊じゃなく、2泊はここでしたかったところだ。やはり1泊で出て行くというのはもったいない。もっとのんびりしてホテル生活をしたいところではある。そして、唯一の欠点といえば、一度外にいくと戻ってくるのが送迎バスしか存在しないので面倒くさいということだろう。駅から近く、それも歩いていけるような場所であれば、いつホテルに戻ってもいいという思いはあるだろうが、ここではそうはできない。離れ小島のリゾートホテルに泊まったという感覚で泊まるべき場所なのだろうと思った。
伊東ホテル聚楽
URL: http://www.hotel-juraku.co.jp/ito/
Email: ito@hotel-juraku.co.jp
住所:静岡県伊東市岡281番地
電話 : 0557-37-3161
FAX : 0557-36-3455
ホテル聚楽は、伊東のなかでも高台に属しているところなのであるため、バスがだんだん山道を上っていく状態になったときには一体どこまで行くんだろう?と多少不安が出て着たのだが、いちおう道々の途中で「こちらがホテル聚楽」という看板があったので、不安は段々なくなってくる。急激な坂道を上った最後のところにホテル聚楽はあるのだが、ハトヤの本館も実は似たような場所に建っているのでややこしい。
バスが到着し入館すると、ホテルの人の出迎えが行われ、そのままロビーのほうに促される。そして、チェックインお願いをすると、お待ちくださいという言葉と同時に、ロビー内にあるラウンジで待ってくれと指示された。ここに宿泊客を待たせて、その間に事務処理をするようなのだが、そのときに宿泊客を単純に待たせるだけでは芸がないので、ウェルカムドリンクを用意してくれて、その間に旅の疲れをちょっと取ってもらおうという趣向らしい。ラウンジは喫茶も兼ねており、普通にラウンジだけ使うことも可能である。
さて無事チェックインが終わって部屋に行ってみると、部屋の広さにびっくりしたのだが、和室と洋室をミックスしたような部屋だったので、最近はやりのタイプの部屋だということはわかった。ソファはあるのだが、テレビの周りは畳みになっており、そこにはお膳と座椅子がある。ベッドを採用しているので、床に寝たいという人にとってはちょっと苦手かもしれないが、多くの人はベッドでも全然構わないと思っていることだろう。
浴室とトイレは別々になっているのだが、温泉地にいるのに部屋のお風呂を使うというのは、女性で生理だとか小さな子供づれで子供から目を離せない人などというのが使うのだろうが、多くの人はたぶんこの部屋の中にある風呂は使わないだろう。多くの人は大浴場にいくことになるのだろうが、そのときには館内をタオルを持って歩くという昔ながらのスタイルでは昭和の香りがプンプンするものであるし、スタイリッシュな感じはしない。ここでは館内移動用に籐の籠を使うことになる。これにタオルを入れたり、化粧品を入れて持ち歩いているのであれば、特に違和感は無いだろうから、オシャレだ。アメニティについても化粧水も用意されていたりするので、特に何ももってこないでそのままホテルに泊まると言うのもありだろう。
ベランダのほうに出てみる。一見すると大したことがないと思われるだろう。景色にしても、高台にホテルがあるために目の前に海が見えるというようなものではない。眼下にはホテル敷地内の芝生とプールくらいしか見ることができない。ところが、なんと全部屋のベランダには足湯が用意されている。常にお湯が出ている状態なのである。ベランダの足湯に浸かりながらなにをするかというのは宿泊者がめいめい考えればいいことだ。
お風呂の場所は2箇所。1つは典型的な日本風呂風の大浴場ではある。もう1つは南欧風風呂と銘打っている結構広いお風呂場である。打たせ湯や寝湯、サウナや一般的な大きな風呂があったりするので、個人的にはこちらのほうが楽しい。是非どちらのお風呂のほうにもいってみて体験してみたらいいと思う。
夕御飯はとても立派だった。もともとこのホテルを予約するときには夕御飯はセットにしておいた。金目鯛セットを注文していたのでどういうものが出てくるのかというのはちょっと期待していたところではある。ウェブで事前に予約をしたときに「金目鯛づしくの創作料理」ということが載っていたので、どういうものなのかというのは期待ができる。なにしろ、金目鯛自体が脂が乗っていたら、これほど美味い魚はないからだ。ただ、金目鯛の旬は冬である。だからこのときに夏に金目鯛を注文したということは、それほど脂が乗っているような魚を食べることはまぁ難しいということだろう。しかし、それでも伊東は金目鯛の産地ではあるので期待したが、やっぱり調理の仕方によってそこは脂のたらなさをカバーしているという感じがした。ウェブに乗っていた調理を紹介すると以下の通りである。
①プリプリ“お造り”
②流行にのって“塩麹焼き”
③甘ぁ~く薫る“煮付”
④シャキッ水菜と一緒にさっぱり食べよ“蒸籠蒸し”
⑤風味染み込む“釜飯”
なお、この時に刺身に使われていた金目鯛の頭の部分は、翌朝の味噌汁に使われることになるので、本当に金目鯛づくしである。最後に抹茶と和菓子のセットが出てくるまでが夕御飯のセットであり、結構次から次へと料理が運ばれてくると、全体像があんまりわからないので段々おなかが一杯になってくる。
翌朝の食事は、小鉢がたくさん揃っている日本料理そのものだった。見た目からして豪華なように見えるのだが、それでも料理としての量はそんなに多いわけじゃないので、女性でも全く平気な量だろうと思われる。しかし、朝からデザートと紅茶なんていうのを出してくれるなんてなんとなく粋を感じるところだ。
そういえばこのホテルは全館ネットが利用できる。ロビーでも使えるし、部屋でも使える。しかし、部屋では有線LANしかないために、部屋でモバイル端末を使う場合には、有線から無線に変換するコネクタやアダプタを用意する必要があるだろう。海外にあるような不安定に遅いネットワークではどうやらなさそうだったのは付け加えておく。
個人的には今回は1泊じゃなく、2泊はここでしたかったところだ。やはり1泊で出て行くというのはもったいない。もっとのんびりしてホテル生活をしたいところではある。そして、唯一の欠点といえば、一度外にいくと戻ってくるのが送迎バスしか存在しないので面倒くさいということだろう。駅から近く、それも歩いていけるような場所であれば、いつホテルに戻ってもいいという思いはあるだろうが、ここではそうはできない。離れ小島のリゾートホテルに泊まったという感覚で泊まるべき場所なのだろうと思った。
伊東ホテル聚楽
URL: http://www.hotel-juraku.co.jp/ito/
Email: ito@hotel-juraku.co.jp
住所:静岡県伊東市岡281番地
電話 : 0557-37-3161
FAX : 0557-36-3455
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