紅葉の時期に広島の宮島に行くと言う事は、実は春の時点から親と決めていた。ということで、今回は久々のブログ更新をかねて、安芸の宮島の旅行記を記載したいと思う。
ANAの株主優待券を持っているので、ANAの正規割引運賃の半額料金と、早期割引運賃である「旅割」を比べてみると、実は旅割のほうが300円だけ安かったので、7月頃に旅割の申し込みをしてしまった。旅程は事前に決めてしまえば、飛行機の時間を変更することなんて無いと思うので、安いほうを選択。やっぱりある程度遠いところに行かないと株主優待券の効力は無いのだなと感じた。
広島行きは8時15分発の673便に乗るために空港バスで移動。バスは7時半くらいに到着するが、事前にちょっとのんびり出来るかなとおもったが、そんな余裕の時間は無く、さっさと搭乗開始。
旅割の予約の際に、事前座席指定ができるようで、7月の予約時点で席を決める際には、当然前のほうを予約した。ところが吃驚したことに、9月頃だったかメールで「席の変更ができますよー」なんていう意味不明なメールが来たので、ANAのサイトでやってみると、これが全く取れないと思っていた一番前の座席をゲット。行きも帰りも取る事ができた。
搭乗日は、これでもかーというくらいの日本晴れ。しかしそれは東京の天気であって、現地広島での天気がどうなっているのか不明である。なぜなら出発数日前から滞在中は雨が降るだろうという天気予報を聞いていたのだが、どうやら自分は前から晴れ男だと思っていたので、そのとおりに心配ご無用の晴れで通すことができた。
天気がいいと飛行機から富士山を見ることができることは何度か南のほうに行ったときに知っていたが、今回は失敗した。というのも、予約した座席は飛行機の右窓を取っていたからである。これから、東京から南のほうに行く場合には、富士山を見るとき、左窓のほうを予約するようにしたい。だから、今回は富士山を眺めることができなかった。
ほぼ定刻どおりに広島へ9時40分頃到着。そこから広島市内へは空港バスで移動する。早く降りることが出来たが、一人で行動しているわけじゃないので、なかなかスムーズにいかない。空港バスは混んでいるし、席はバラバラに座ることになったが、なんとか広島駅行きのバスに乗って移動する。広島駅まではだいたい40分くらいで到着した。
荷物を持って観光地へ行くのは面倒くさいので、そのままタクシーで宿泊先の全日空ホテルへ移動する。途中、タクシーの運転手が、ホテル近くの通りが夜になるとイルミネーションで綺麗だという話を聞く。しかし、たぶんそのイルミネーションを見ることなく今回は東京に戻ることになるだろう。それだけ実はスケジュールを詰め込んでいたからである。
ホテルでチェックインした際に荷物を預けて、さっそく宮島へ移動。
移動方法はいくつかあるが、今回は広島電鉄の1日フリーパスを買って、それを利用する。これがあると、路面電車と宮島へわたる船が無料になるのだ。ホテルでも購入することができるので便利である。本来なら、それに宮島のロープウェイがついた券を買おうと思ったのだが、あいにくホテルには売られていなかった。ところが、幸いにもこれが好都合。結局宮島では時間が無くてロープウェイに乗る時間がなかったからである。
広島の路面電車でのんびり宮島口まで移動するのはいいのだが、時間がないときには使わないほうがいい。なぜなら1時間くらいかかるからだ。今回は全く知らなかったので、のんびり宮島口まで行ったが、次回からは使わないだろう。JRのほうが断然早い。しかし、宮島口に近づくにつれて、電車の中にたくさんの人達が乗り込んできた。
宮島に渡る船は、宮島口駅の目の前にある船着場から乗る。
この日は,本当に天気がよく、さらに前の週が豪雨だったために紅葉に出かけようとしていた人達がまとめてこの週末にやってきたようなごった返しだった。船の中もほとんどの人が立っていたくらい乗り込んでいたし、それでも宮島まではたったの10分で到着するので、本当に便利である。
宮島到着と同時に、トコロテンのように観光客が宮島にたどり着く。各々がそれぞれ生きたいところにちりちりバラバラになるのだが、結構団体客がいて、これが本当にウザイ。